明慧法会|携帯電話で真相を伝える体験談(一)
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 【明慧日本2012年2月29日】私が最近、携帯電話を使って真相を伝える体験談を、師父と同修の皆さんに報告したいと思います。法に符合しないところがあればご指摘をお願いします。

 今の携帯電話の急速な発展と普及は、衆生の救い済度に便宜を提供しているのだと私は悟りました。携帯電話は短時間に、広範囲にわたって情報を送信できる上、空間の距離、社会階層、事業の部門、年齢などの制限を突破し、直接会うことのできない人に真相を伝える効果があります。大法弟子が発信するショートメッセージですら、邪悪を取り除き、衆生を救い済度する巨大な威力があると私は思います。

 純粋な心がけで実行する

 携帯電話で真相を伝えてから早くも3年が経ちます。最初は真心をもってやっておらず、個人情報がばれることを恐れていつもショートメッセージの中に符号を混ぜていました。さらに、情報封鎖などの問題もあり、効果が良くありませんでした。しかし、最近の数カ月では、自分の心性においても、やり方においても大幅な突破と飛躍がありましたので、同修の皆さんと交流したいと思います。

 師父は「真相を伝え衆生を救い済度することに旧勢力はあえて反対できません。肝心なのは、何かをする時の心構えにそれらに付け入る隙を与えないようにすることです。(『二〇〇二年ボストン法会での説法』)」とおっしゃいました。ならば私たちは何をやるにしても、自分が本当に正しい心がけでやっているのかを見るべきです。もし私心が混ざっているのであれば、直ちにそれを取り除くべきです。でないと衆生の救い済度の効果が悪くなり、ひいてはトラブルを引き起こされる場合もあります。

 携帯電話で真相を伝えることをやるには、セキュリティの問題が大きな妨害となりました。常人の技術上の要求からすると、携帯電話が特定されるとか、傍聴されるとか、自宅でできないとかの問題があり、気持ちがいつも落ち着かず、衆生の救い済度の効果も良くありません。その後、大法弟子はいつまでも自分が迫害されている立場に限定すべきではなく、衆生を救うことを迫害されることと関連付けるべきではありません。この観念も私たちが突破すべき大きな障碍です。私たちは師父が法を正すことを手伝いに来たのであり、将来は天地をもつかさどる神佛になります。私たちの正念が強く正しく行えば大法が守ってくれます。もちろんセキュリティにも注意を払うべきですが、常人の思惟に陥ることを意味しません。

 師父は、「邪悪が付け入らない隙はないのであって、皆さんのあらゆる念と行いを虎視眈々と狙っています。(『二〇〇四年シカゴ法会での説法』)」とおっしゃいました。実は資料を作ること、資料を配布すること、面と向かって真相を伝えることも迫害を来たす場合もあります。背後で作用を果たしているのが邪悪だからです。これは人から人への迫害ではなく、個人の願望で決められるものでもないからです。ですから、根本的に邪悪による迫害を否定するには、心を静めて法をしっかり学び、自分を修め、執着を取り除かねばなりません。私たちはまだ修煉の中にいるので、自分ですら気づかない執着があり、残された業力を滅しなければなりません。加えて、私たち自身ですら分からない旧勢力との誓約などの要素があるかもしれません。しかし、師父と大法をしっかり信じて正しく行えば、乗り越えられない難は決してないのです。

 携帯電話で真相を伝えるときの私のやり方はこうです。たとえばショートメッセージを送るとき、時々電話をかけられることがあります。出るとセキュリティの問題がありますが、出ないと衆生の救い済度のチャンスを見逃すかもしれません。その後私が思ったのは、電話をかけてくるのはいずれも自分と縁のある人ばかりであり、自分の私心のため相手が救われるチャンスを失うことがあってはならないので、電話には出ると決めました。

 電話に出始めた当初は、気持ちが落ち着かないので脱党を薦める効果も良くありません。以前は室外で電話に出ると傍受されることを心配して声を低くしていましたが、同じく効果が良くありませんでした。その後、法理における認識が高まるにつれ、正念も強くなり、かけてきた電話は全部出ることにしました。直接真相を伝え、脱党を薦めます。この局面を切り開くと、直ちに効果が良くなりました。10通の電話に対して、6,7人くらいが脱党に応じてくれるし、感謝もしてくれます。また、送られるショートメッセージには、「あなたを支持します!」「あなたのやっていることは大変有意義ですので、助けが必要になったら連絡ください」「あなたのショートメッセージを他の人に転送してもいいですか?」など大変感動的な内容もありました。慈悲と善の念で行うと、脱党する割合も高まります。

 私は二つの携帯電話を用意しました。一つは不特定多数の人に発信用として、もう一つは相手からのフィードバックに返事するためです。毎日1500から2000件のショートメッセージが送れます。ショートメッセージの内容を編集することがありますが(大法の真相の内容がフィルターにかかる場合があります)、「法輪大法はすばらしい」「真善忍はすばらしい」のような語句をいじらないし、不要な符号を意図的に足してもよくありません。そのため、このような内容はいつもカラーメッセージを送ります。そうなると脱党を薦める内容も自由に設定できます。相手が読んで理解できれば、邪悪の封鎖を突破することさえできれば問題ありません。実際に試してみると効果が良かったのです。今の中国人はきわめて賢いのです。時々電話がかかってきて、出てみると、上海にいる青年の男性からでした。ショートメッセージが分かったかと聞くと、分かったと答えてくれました。前後して2分ほどの会話だけですが、脱党に応じてこの人は救われたのです。良くない返事もあります。たとえば「お前は誰だ」とか、罵る内容とか、脅迫してくる内容の返事に対しては、事前に準備したさらに詳細な真相を伝えるためのショートメッセージを送ります。さらに、相手の返事の内容を見てショートメッセージも作ります。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/14/248941.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/23/129657.html)     更新日:2012年3月1日
 
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