【明慧日本2012年2月22日】
四、難関を突破して正念をもって警察に対面し、危険を無事に乗り越える
2009年は魔難多き年でした。法理上の理解が不完全なせいで、前妻は突然やってきた病業に直面しました。私達が学法と発正念を強化しても顕著な効果が現れず、手の施しようがありませんでした。旧勢力は前妻の長期わたる怠惰の執着心を掴み、本体の変化があまりなく、その上この数年精神的な迫害を加えられ、彼女は急にこの世を去ってしまいました。
北京へ請願に行く時、邪悪な610弁公室や地元警察が度々嫌がらせに来ました。夜中にドアを叩き、押し入ってくることもよくありましたが、毎回妻は悪党の言うことを聞かず、正念をもって警察と対面することができましたが、精神的に大きなダメージを受けました。さらに未成年の2人の子供を守らなければならない責任感から、自分の負っている傷を決して見せませんでした。妻は真・善・忍の基準に行い、2人の子供を大法の子供弟子らしく厳しく教育しました。当時10歳の娘は、毎日下校途中で捨てられているペットボトルや廃材を拾って換金して、学用品を買いました。借家なので水道がなく、学校から帰って来た後は人力車を引いて水を汲んだりして、できる範囲内で母の家事の手伝いをしました。母親が言葉で伝え、身をもって手本を示す中で、子供達は真っ直ぐ成長し、毎日寄り道せずに帰宅して、きちんと挨拶するような子でした。息子の在学時は遊びに夢中になって高校への進学が難しいと先生に言われていましたが、最終的には優秀な成績で高校受験に合格しました。しかも2人とも優秀な成績で大学へ進学もできました。それらの全てが、真・善・忍の基準に沿って行なってきたお蔭だと思っています。
妻の死は、経済状況が厳しく子供達が社会に出たばかりの家庭にとって、まるで晴天の霹靂(へきれき)でした。この打撃を受け、私は親戚と友人の不理解と非難にどう答えたらよいか、精神的なプレッシャーが大きく、訴えるところのない苦痛の時で、師尊の法を読み自分を励ましました。
「圓満となって佛果を得る 苦を嘗めるをもって楽とす 身を労するを苦と算せず 心を修するは最も過ぎ難し 関という関は全て闖えるべし いたる所すべて是魔 百の苦一斉に降る 其の如何に活くかを看る 世上の苦に堪え得れば 世を出ずれば是仏陀」(『洪吟』「苦其心志」) 私は師父の法に救われ、迷いなく難関を乗り越えることができました。
家の事がやっと落ち着いた頃、ある日、地元警察と610弁公室の警官十数人が、私の職場に嫌がらせに来ました。それから自宅に押し入り、さんざん物色した後、疑わしい物が見からなった為、再び職場に戻ってきて私に「今度の件(妻の死)についてどう思うか?」と質問してきました。私は「私達遺族はひどく悲しみ傷んでいます。80歳の祖母も泣き崩れており、私達がどういう気持ちなのか、見て分からないのですか」と答えると、悪党達は気まずい雰囲気を察知し、慌てて逃げるように出て行きました。
数日後、鎮の副書記(政治と法律を専門に管理する役人)達が、また私の職場に嫌がらせに来ました。「私達法輪功修煉者が良い人か、それとも無断で民家に侵入するあなた達が良い人か、近所の人を呼んで判定してもらいましょうか! あなた達の現れを皆が不名誉に思っていますよ」と言うと、私の詰問に焦った司法機関の人は、「実は、私達も恥ずかしいことだと承知した上で、上からのプレッシャーに堪えられずに、やむなく来ています。形式上の確認を済ませて、戻ってから適当に報告します。もう二度とここまで邪魔しに来ません」と言って帰りました。私達の強い正念による質問を受けて以来、職場に嫌がらせに来なくなりました。
この十数年の修煉について書きたいことが多くありました。この度、中国の大法弟子の法会をお借りして自分の些細な体験を書いてみましたが、不適切なところがあれば同修の慈悲なるご叱正をお願いいたします。
合十!
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/27/130359.html) 更新日:2012年2月28日