ポーランド:「真善忍」美術展 芸術家ら高く評価(写真)
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明慧日本2012314日】ポーランド・ワルシャワ市の「言論自由協会」ホールで2012217日から36日にかけて、「真善忍美術展開催された。開催日前日216日夜に開幕式が行われ、ポーランドの「言論自由協会」主席・Wojciech Borowik氏、ポーランド・グダニスク大学東アジア研究センター委員会会長Marcel Burdelski教授などが開幕式に出席し、挨拶をした。ポーランド国家テレビ(TVP)とポーランドラジオ(POLSKIE RADIO)の記者取材に訪れた

美術展の初日、ホールに観覧に訪れた市民で満員となった

作品を鑑賞する市民

「真善忍」美術展はポーランド・ワルシャワ 市歴史博物館で行われる予定だったが、30個近くの作品を壁にかけたところ、博物館の館長中国駐ポーランド大使館から電話を受けた。館長は圧力を感じ展覧を取り消すことにした。ポーランド法輪大法学会はこの事件に対して特別な新聞公告を掲載した。マスコミ報道により、この事件はポーランド各界から注目や感心寄せられた。その後、多くの私立展覧ホールや協会から法輪大法学会に美術展を自分のところでするようにという誘いがあり、法輪大法学会は「言論自由協会」の厚意を受け、当該協会と共に主催することを決定した。各界の専門家や芸術家、学者、民衆とマスコミは、美術展を歓迎した。言論自由協会会長Borowik氏は開幕式で「ポーランドは主権国家でありながら、美術展の開催が外国からの一本の電話によって左右されました。信じられないことです!」と語った。また、Borowik氏は「いくら言葉を尽くしても、これらの作品の内包を言い表すことはできません。全ての作品は、中国共産党の統治下で人権がないことを表しています」と語った。

 開幕式はもともとVIPだけ招待されていたが、中共の理不尽な妨害により、逆に多くの市民がホールを訪れた。特に開催初日には、観客が多すぎてホール側はやむなく、17時の閉館を20時に延長した。そして、月曜日と木曜日の閉館時間を17時から20時に、32日の閉幕を36日に延長した。

 ポーランド芸術家からの称賛

 芸術家で教育の専門家であるKarol Pudowski氏は「これほど素晴らしい美術展を開催することは本当に必要で、もっと多くの人に伝えるべきです」と語った。

 ヨーロッパ議会ホールで個人の美術展を開催したことがある画家・Ewa Vniuz氏は、「真善忍」美術展に対して、「今日見た作品は本当に綺麗で、知恵に富んでおり、想像や視野を広めさせます。残念なこと、原作が鑑賞できないことです。しかし、それでも満足しました」と述べた。

メッセージを残して、法輪功への支持を表明する市民

メモ帳に残された市民からのメッセージ

 彫刻家・J. Awiatjan氏はメモ帳に「美術展の啓発力非常に強く、高いレベルの芸術です。スタッフの解説から私は貴重な情報を得たことで、今まで理解できなかった多くのこと理解できました。非常に高いレベルの精神的な表れであり、忘れられません。誠に感謝いたします!」とメッセージを残した。

教授・Edward Szymanski氏は「美術展は非常に素晴らしい。世間の残酷な一面を表現できました!!! この世にこのような芸術家がいて、本当にありがたいです。世間の残酷を暴くもっと多くの作品ができるように、神様にこれらの芸術家を守って頂きたいです」と書いた。

 真相を知った中国人「神様が本当に降りました」

 『雨の中』という作品を長く見つめていたある中国人は「中国にいた時に法輪功の真相をずっと知りたくて、多くの人に尋ねましたが、この話題を避けられました。、私はやっと分かりました。法輪功の人たちは真理を堅持するために多くのことをしました。この作品は私の心を動かしました。私も法輪功を習いたいです」と述べた。

 美術展を鑑賞してから、『パレードから帰宅』という作品の複製画を買った中国人は「この作品はすごいで。人を静かにさせることができます。私は家に飾って、家族のみんなが毎日見られるようにします。共産党、私は恐れません。私は『転法輪』を読みたいですね」

 『運乾坤』という作品の前で長い時間に立っていたある中国人女性は「神様! 本当に神様が降りました。この作品の複製画はありますか。一枚買いたいです」と言いながら尋ねた。在庫がない聞いて、彼女は非常に残念に感じ、最後「法輪大法好」書かれた吊り物を買い、大切そうにポケットに入れた。

 「美術展は私たちの良知を喚起し、できるだけ罪無い被害者を助け、迫害反対を支持するよう私たちに教えてくれました」というメッセージもあった。多くのポーランド人は自分の感想を書き、芸術家への尊敬と称賛、善良正義を支持する心の声をメモ帳に残した。

 美術展が閉幕する前、ポーランドテレビ局(TVP)は再び現場を訪れて取材し、35日の「文化15分」という番組で報道した

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/9/254034.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/3/13/132066.html)     更新日:2012年3月15日
 
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