【明慧日本2012年6月17日】ギリシャの第二の都市テッサロニキ(Thessaloniki)市の法輪功修煉者は6月2日午後5時ごろ、市の中心部にあるアリストテレス広場で、『真善忍』に基づき修煉する法輪功について民衆に紹介した。また13年間にわたる中共による法輪功への残酷な迫害の実体を伝えた。
市の中心部で法輪功を紹介する修煉者 |
功法の動作を示すギリシャの法輪功修煉者 |
修煉者たちは真相を伝えるパネルを広げ、穏かで緩やかな煉功音楽に随って煉功をはじめた。地元市民や観光客がこの優美な音楽に誘われて、次々と煉功を見に訪れた。修煉者たちは資料を渡し、中共がいかに残酷な拷問で『真善忍』を信仰する修煉者らを迫害しているのか、虚言をもって中国国民を欺いて法輪功を誹謗中傷しているのかを説明した。経済発展途中の国で、常識では考えられない人権問題が存在し、さらに経済繁栄を盾にして人権犯罪を行う中共の恐ろしさに、人々は驚き「信じ難い」という様子だった。
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午後5時ごろ、ギリシャ三大政党の一つで新民主党党首のG・コンスタンティン(Constantine Gioulekas) 氏が通りかかった。修煉者は一行に資料を手渡し、中国で起きている法輪功の残酷な迫害について説明した。G・コンスタンティン 氏は、このことについて初見だったようで、迫害について驚いていた。一行の中の女性が「どうすれば手助けできるのでしょうか?」と尋ねた。法輪功修煉者は、インターネットで迫害を制止する署名運動に参加してほしいと伝えると、コンスタンティン氏らは快諾した。
G・コンスタンティン は国会議員で新民主党党首。新民主党は右派政策を取っており、民主主義と自由を提唱し、独裁を反対している。
ギリシャの日中の気温は35~40度なので、歩いている人はまばらだ。そのため修煉者たちは夕方の涼しい時間帯を利用して、散歩している民衆に真相を伝え、優美な音楽をかけて煉功した。その光景は大勢の人々の目にとまり、足を止め観賞したり、煉功を真似ている人々がいた。
テッサロニキ 市の砂浜で法輪功を紹介 |
テッサロニキ 市の砂浜で法輪功を紹介 |
テッサロニキ 市の砂浜で法輪功を紹介 |
中共による法輪功修煉者から臓器狩りについて説明を聞き、資料を詳しく読んだ人々はみな驚いた。多くの人々は署名し、法輪功修煉者の活動の支持を表明した。
孫を引き連れて迫害の反対署名 |
迫害の反対署名 |
年配の女性は「何歳ですか?」 と法輪功修煉者に聞いた。修煉者が年齢を言うと、「はるかに若く見えますね」と述べた。その女性と一緒にいた人は「煉功しているおかげでしょう」と話した。
ある男性は「人は幸運ですね。世間に彼らのような人たちがいるとは。皆見てください。彼らの煉功している功法は普通のものではありません」と話した。
別の男性は「共産党政権は人類(の道理)に反しています。あなたたちはもっと多くの人々に真相を伝えるべきです。多くの人は中国で起きている法輪功に対する迫害について知りません」と話した。
この4年来、週末になると法輪功修煉者たちは海辺や観光スポットで真相を伝え続けている。毎回、修煉者たちが持参する資料は一つ残らず観光客が持ち帰るという。