「真善忍国際美術展」 広島で初開催(写真)
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 【明慧日本2012年6月20日】世界各地で巡回展示している「真善忍国際美術展」が先月19日~6月10日にかけて、広島市中心部の旧日本銀行広島支店、および東広島市民ギャラリーで開催された。平和を象徴する都市、広島で当美術展が開催されるのは初めて。広島市民は生命、平和及びそれらを世界中に広める価値に対して切実な思いと高い関心を持っている。日本銀行跡は原爆の遺産として残されている。そこで純善、純美、正統な芸術作品を鑑賞できることは、広島市民とっては歴史を追憶し、根源を探し出し、作品の真の境地を理解するうえで特別な意義があった。東広島市は広島市から35キロ離れた小さな町で、かなり前から美術展の開催を心待ちしており、地元ですでに40社近くの有志企業が美術展のスポンサーになっていた。

'边听讲解边看画的观众'

解説を聞きながら作品を観ている来場者

 今回の美術展は幅広い業種、趣味、年齢層の観衆が来場した。会場の中には、何度も作品を観てこの慈悲なる場から離れようとしない観衆がいれば、描かれた内容に感銘を受けている観衆もいた。また、思わず涙を流しながら応援したいと話す観衆がいれば、画家達の高い智慧と優れた芸術手法に驚く観衆もいた。

 来場者の多くは、全ての絵画の解説にじっと耳を傾けていた。寄付したい、感謝状を贈りたい、などとメッセージブックに書き留める人や、法輪功を支持したいと話す人、作品を見終わった後に、煉功に行って法輪功を習いたいと希望する人、帰り際に何度も感謝の言葉を述べる人もいた。

 来場者の中に、中国本土から来ている留学生がいた。「どこの国にいても意思表示する権利が与えられるべき。また、これらの作品を観ていると強い力を感じる」と本音を語ってくれた。

'法国摄影师:

様々な感銘を語るフランス人のプロカメラマン

 フランスから来日したプロのカメラマンが会場を訪れた。「昨日は原爆ドームを見学した。そして、今日はここで開催される美術展に来て本当に複雑な心境だ。自分の目で生命、痛みの表現を見た。(これは)世界の痛みでもあるということが大事だ。(これらの)芸術作品がそれぞれの描画表現を以って生活の真実を暴露した。様々な感銘があり過ぎて、この美術展に参加するのは非常に重要なことだと感じた」と、不器用な英語で心の声を聞かせてくれた。

'酒井伸雄先生:深受感动'
深い感動に包まれた坂井さん

 システムエンジニアの坂井さんは次のように述べた。「迫害されている法輪功修煉者を描いたこれらの絵画を観ると非常に胸が痛くなった。そして、これら非常に貴重で素晴らしい作品を制作する際に、計り知れない努力を払った画家達に脱帽する」翌日、坂井さんからの手紙には「これまでに、法輪功修煉者が迫害されている事を知っていたが、絵を観ると、受けている苦難の実体がよりリアルに心に刻まれて忘れられない。これからも法輪功修煉者を応援していくと固く決意した」と書かれていた。

 また、来場した瀬戸山隆さんからは、「中国、北朝鮮、そして韓国と日本は一つの大家族だ。身内でこのような残忍な迫害事実が起きているなん極めて悲しい。信仰は人の心の支えであって、それだけを理由に否定し、弾圧するなんて本当に理解に苦しい」という憤慨の声が聞かれた。

 美術展の開催と同時に「蓮の花の折り紙コーナー」も設置し、市民に大歓迎だった。折り紙コーナーに寄った学生だけで数百人にも昇った。美術展が終了して間もなく、自ら訪ねてきた東広島の会場責任者は「美術展が市民の中で大きな反響を起こし、こんなにたくさんの人が来場するとは予想外だった。次回の開催予定が決まったら必ず知らせてほしい」と興奮気味に話した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/14/258866.html)     更新日:2012年6月21日
 
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