いくつもの不思議な体験
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本2012年6月21日】私は広島県に在住の65歳主婦です。私が、こんなに素晴らしくて奥深い佛家修煉法に出会えたのは、3年半前の11月末頃でした。美味しくてよく通っていた中華料理店の奥さんが気軽に「気功やってみない? 二階でいつでもやってるから自由に上がっていいよ」と声をかけて下さったのと、奥さんの人柄にも惹きつけられて始めました。通い始めてすぐに、とても恵まれた環境の中で修煉させて頂いています。

 最初の一年間は頑張ってみようと思って、雨が降っても雪が降っても一日も休まずに毎日自転車で通い続けました。修煉を始めてさっそく不思議な体験をしたのは、2カ月後の1月末の早朝、出勤途中に前日から降り積もった雪で凍結していた所に、足元も薄暗くてよく見えない状態の中、自転車のタイヤが乗り上げて、足を着く間もなく斜めに倒れかかりました。「あぁもうだめだ」と思った瞬間、身体がフワっと急に軽くなり、何だか目に見えないクモの糸にでも引っ張られたような感覚と、綿よりもっと弾力のある雲の上にでも乗せられたような、とても心地良い感触を今でもはっきりと覚えています。気が付いたら自転車は真っ直ぐに立っていました。誰が起こして下さったのかと思い、周りを見ても後ろを振り返って見ても誰一人いません。これはもしかしたら、私が修煉できなくなったらいけないので師父が守ってくださったのだと思い、思わず胸が熱くなりました。

 私は以前糖尿病で、修煉を始める3年前、1カ月間入院療養していました。その頃は血糖値が450もあり、今までよく倒れなかったのが不思議だと医者に言われたほどです。退院一年後に目の検査に行き、その後の結果もあまり良くなっていないので、レーザー治療を3000回も受けることになりました。しかし、その結果もあまり思わしくなく、今度は目の膜をはがす手術を受けることになり、怖いと思いました。しかし、その時は修煉を始めていたので、必ず治ると信じて、目の治療には行きませんでした。友人が「失明でもしたらどうするの」とあまりにも忠告するので、仕方なく病院へ行くと、検査の結果、なんと裸眼で1.0まで回復していました。先生が「今の状態でしたら手術はしなくていいでしょう」と言われほっとしました。

 私は気功を始めた時点で糖尿の薬を服用するのを自分でやめました。後に内科の先生に「薬を飲むのを止めさせてください。しばらく様子をみさせてください」とお願いしたら「反対もしないが賛成もできない。絶対に悪くなりますよ」と言われましたが、意に反して完治しました。最初は目の病気のため本も読めなくて、同修が読んでいる横で毎日聞いているだけだったのですが、久しぶりに読んだらとても良く見えてすらすら読めるのでとても嬉しくなり、毎日読むのが楽しみとなり、毎日読み続けました。

 ある日、実家からの突然の電話で母が危篤だと連絡を受け、すぐに帰省しました。もう意識はないが、耳だけはかすかに聞こえるとの事でした。身体全体に器具が取り付けてあったので、私は母の顔に自分の顔をくっつけるように話しかけました。5〜6分ぐらい経った頃、母の顔が思わず急に湯上りのようなきれいなピンク色に変わってきたので、どうしたんだろうと思ってふとベッドの横に目をやると、尿袋に半分以上もたっぷりと尿が溜まっているではないですか。尿は一滴も出ないと聞いていたのですが、看護婦さんを呼ぶとすぐに来られ、「不思議な事があるものよね」と言いながら、取り付けてあった器具を全部取り外し、尿が出ればもう大丈夫だと危篤は脱しました。

 またある日のこと、姑の妹(おば)の見舞いに行った時の事です。ベッドの横に座り、おばの手を握ったまま話しかけていると、おばの青白かった顔の左半分が赤くなり、右半分は青白いままで、まるで定規で線を引いたように紅白になっていました。私は思わず笑い出しそうになるのを抑えて見ていると、半紙に絵の具を流した時のように、左側から右側へとだんだんと滲んでいくように広がったかと思ったら、湯上りのような綺麗なピンク色に変わり、おばは「ああ、いい湯だった」と言わんばかりにニコっと笑って、とてもいい笑顔をしたのです。その翌日、おばに付き添っている弟の嫁から電話で「おばの遺産をあなた一人の名義に書き換えてほしい。あなた一人に全部引き継いでほしい」と言われましたが、試されているのだと分かり、すぐに断りました。

 その4カ月後、おばの容体が悪い、声をかけても口を開かないし、目も開けない、東京の兄弟にも電話をして飛行機の手配もしたと連絡が来ました。すぐに私も駆けつけて、私の顔をおばの顔にこすりつけながら頑張ってねと話しかけていたら、おばは目をうっすらと開けて口も開いたのです。そして「腰が痛い・・・」と言いました。また奇跡です。兄弟みんなに電話をしたり、飛行機をキャンセルしたりで、慌ただしい一日になりました。

 修煉を始めた頃、煉功が終わった後でストレッチにも通っていました。かばんに、いつも持っていくストレッチ用の靴を入れ、仕切りの反対側に『転法輪』を入れて毎日両方通っていました。ある日、気づいたら右足首あたりが赤紫色に腫れ上がり、熱ももっているようで触ったら熱いし少し痛いのです。まるで毒虫にでも刺されたようでした。中学生の孫が心配して「おばあちゃん、早く病院へ行ったほうがいいよ」と言ってくれたのですが、わたしは「大丈夫よ、すぐに治るから」と言ったものの、どうしたのかしらと思い、ふと思い出しました。私は何てことをしたんだと気がつきました。カバンの中に仕切りが入っているとはいえ、師父の本とストレッチ用の上靴を一緒に入れていたのに気づき、すぐに靴と本を取り出しました。しばらくして、ふと足を見ると紫色に腫れ上がっていた瘤がきれいに消えてなくなっていたのです。

 昨年の年末、友人の家に差し入れを持って行き、チャイムを鳴らしたら返事があったのですが、玄関で待っていてもなかなか出てこないので玄関ドアを開けたら、いきなり真っ黒な大型犬ラブラドールレトリバーが飛び出してきました。いきなり私の足(むこうずね)をガブリと噛み付き、離すかと思いきや、同じところを二度もガブリと噛み付きました。私は思わず「痛い、ごめんなさい」と言っていました。「何てしつけの悪い犬だ、狂犬病にでもかからなければいいが」と一瞬思いましたが、「いや犬は悪くない、あくまでも自分のテリトリーが荒らされたと思って守ろうとしただけなんだ」と思い直し、自分の内に向けて不足を探しました。すると、ズボンを上げてズキズキと痛む足を見てみると、ジーパンの上から噛まれたのにストッキングに丸く穴があいて、ふっくらと丸い瘤ができて歯型もくっきりと残っていました。しかし10分くらい経った頃、足の痛みが気にならなくなったのでズボンの裾を上げてみたら、腫れ上がっていた瘤がきれいに消えてなくなっていて、犬の歯形だけがうっすらと残っていました。今でも不思議です。

 お盆の墓掃除の時にハチが巣を作っていて、掃除ができないくらい何匹もブンブン飛び交っているので、師父に「どうか、掃除をする間だけでも、ハチを除けてください」とお願いしたら、草取りに二時間くらいかかったのですが、いっさいハチがもどってこなかったのです。ゆっくりと掃除を終えることができました。

 ある日、私は中二の孫娘と一緒に大型スーパーへ自転車で向かっていました。4月も終わりだというのに空は薄暗く、昼間だというのに夕方のようで空はグレー一色、今にも雪が降ってきそうな空模様で、しばらく走っていると雪が本格的にシンシンと降ってきました。私は傘があるからいいけど、中二の孫は傘がないので「風邪をひかないといいけどね」と話しかけながら、長い川土手を走っていましたら、私達二人の正面地面すれすれに大きくてオレンジ色の綺麗な太陽が川土手一面をまさにスポットライトのように照らしているではありませんか。一瞬にして私達二人の足元が明るくなり、中二の孫は「わぁすごい、なんで・・どうして・・」の興奮状態です。吹雪いていた雪もハサミで切った様にスパっと止んだのです。すると孫が「おばあちゃんて素晴らしい」と言うのです。「別におばあちゃんは何もしてないよ。師父が見守ってくださっているんだよ」と言うと、すぐに納得したようでした。私が以前、何度か雪が不思議な止み方をするんだよと孫に話したことがあったのです。私が心の中で思った時だけ雪が止むのです。何度、感動して涙したことでしょう。

 以上は、私が修煉して実体験したことで、法輪功はなんて奥深いものだと身をもって感じました。いつでもどこでも見守って下さってくださる師父、本当に心よりありがとうございます。これからも精進してまいります。

 
    更新日:2012年6月22日
 
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