【明慧日本2015年5月28日】マナズさんとムハンマドさん夫婦は、少し前にイランからカナダに移住し、現在はバンクーバーに定住している。彼らは自分が法輪大法の修煉者になれたことをこの上なく誇らしく思っている。法輪大法を愛好する彼らは、大法が伝え出された中国と中国人への深い思いに満ちた。遠く中東にいる2人の学者は、どのようにして大法の修煉を始めたのだろうか?
イランの学者マナズさんとご主人のムハンマドさん |
国際学術会議で法輪功を紹介するマナズさん |
冬の寒い日も屋外で煉功するムハンマドさん |
成功者の苦悩
マナズさんとご主人のムハンマドさんは成功を収めた学者であり、社会での知名度も高い。マナズさんはインドで心理学博士課程を修了した。イランに帰った後はセムナーン大学で教員を務め、何度も国際会議に出席し、会議で学術論文を発表した。
しかし、マナズさんは「学術での成功は楽しみをもたらすことができず、自分は心理学者ですが、自分の心の問題を解決することはできません。不安な気持ちがいつもめぐっていて、体の軽い病気は絶えずあり、胃と腎臓にも病気があり、またよく頭も痛くなり、風邪を引いていました。特に20年前の交通事故で、背中に痛みを抱え、とても気落ちしました」と言った。
体と精神の二重の苦難を受けて、彼女は楽しく生活できない日々を過ごした。マナズさんは「その時、心の中で何かが助けてくれることを期待していた」と言った。
ムハンマドさんはエンジニアリング管理学者で、工学の分析、コンサルティング、財務管理などの仕事に従事し、多くの本を読み博学である。彼は「人々は皆『私がとても成功している』と思っているが、実は、私の生活は楽しくなかった」と言った。彼も胃病、肩の痛みがあって、喫煙、飲酒によって気を晴らさなければならなかった。彼はこのような生活から逃げたくて、その環境を離れるため、トルコに行った。そこからヨーロッパへ行くことを望んでいたが、成功できなかった。
法輪功は非常に不思議
2002~2003年の間、スウェーデンの法輪功学習者は何度もイランへ法輪功を伝えに来たことがあった。2003年のある日、マナズさんの友人がもう一人の友人からスウェーデンの法輪功学習者が来たことを知り、マナズさんに伝えた。ある日の夜、彼女は友人と一緒に法輪功を紹介するビデオを見に行った。
マナズさんは、その日に見たビデオが英語のビデオで、その時彼女はまだ英語が分からなかったが、その場のエネルギーがとても強くて、とても心地良いと感じて、見ているうちに背中が押えられていた感覚がなくなり、体が楽になった。彼女は「法輪功は非常に不思議です」と言った。彼女はすぐにペルシア語の『轉法輪』を見つけて、法輪功を学び始め、ほどなくして体の軽い病気はすべてなくなった。
ムハンマドさんは更に言った。「トルコから帰った後、気持ちがとても消沈して、絶望を感じた時、同僚から1冊のペルシア語の『法輪功』をもらって、その日にこの本を読み終わって、とても嬉しくなりました」。特に『真・善・忍』の3つの文字は、深く彼を引きつけた。彼はいかなるものも、すべて『真・善・忍』の中に含まれていると感じ、これまで分からなかった問題は、すべて本の中で解答が見つかったように感じた。
そこでムハンマドさんはすぐに法輪功を学び始めて、1週間でタバコと酒をやめた。そして、知らないうちに病気がなくなった。ある日、彼は突然意識した。「体はとても心地良くて、軽い病気がなくなり、心地良くなった」。
その時、2人はまだ出会っておらず、遠く離れ離れだったが、法輪功を修煉して彼らは一緒になった。マナズさんは、「私達は付き合って間もなく、ムハンムドは私に『私は生涯、結婚するつもりはない』と言いました。私も、『誰があなたと結婚したいの? 私もしたくない』と言いました。でも、それから2年後、私達は愛し合って結婚しましたた」と笑って言った。
カナダへ移住
マナズさんとご主人は、「法輪大法に対してだんだん深く理解する中で、だんだんと自分が法輪大法の修煉者であることを誇らしく感じて、法輪大法に対する愛によって、大法の発祥地――中国と中国人に対する特別な思いが生じ、中国人を見るととても親しみを感じました。そのため、自由に修煉できて、中国人の比較的多い国家へ行きたい気持ちが芽生えて、最後にカナダを選びました」と言った。
2015年1月、彼らは希望通りバンクーバーに来て、バンクーバーの多くの中国人を見て、彼らはとても嬉しかったという。ムハンマドさんは「特に中国人の友達に対して、『中国共産党の虚言を信じないように、自分の考えで法輪功を理解してほしい』と言いたかったのです。中国共産党が法輪功に罪を着せるのは、政治の利益のためで、それらの罠にはまらないように、必ず自分で法輪功学習者を理解し、自分で判断しなければなりません」と言った。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/4/6/149625.html)