【明慧日本2015年7月5日】天梯(てんてい)書店のアジア第一号店が、韓国の首都ソウルで今月1日、市内のヨンサン区内にオープンした。
アメリカの天梯書店は法輪功の書籍や音声資料の専門販売店として、2007年にオンラインで開業した。2013年には、マンハッタンのミッドタウンに書店を構えた。店内では、法輪功の書籍と音声資料を販売するほか、法輪功の九日間のセミナーも開催されている。また、書店内にはカフェスペースも設置。このほどオープンした韓国店も、書籍等の販売コーナーとカフェスペースを備えている。
天梯書店オープンイベントでテープカットを行う参加者 |
オープンイベントで「神聖な歌」の楽曲を演奏する天国楽団 |
天梯書店1階と2階に設置された、読書や休憩ができるカフェスペース |
3階は韓国式の床暖房付き。新しく学ぶ人達のための九日間セミナーが開催される |
3階建ての韓国天梯書店。店内から見える開放的な景色が特徴 |
「天国につながる梯子(はしご)」という言葉から取った店名「天梯書店」は非営利団体が運営する。法輪功の創始者である李洪志氏の書籍『轉法輪』、気功動作のビデオ、煉功の音楽などを販売し、無料セミナーの開催、法輪功についての問い合わせなどに対応している。ソウル店周辺にはアメリカ軍の施設もあり、外国人向けの英語によるセミナーも実施している。
今年2月3日、書店の工事着工日に優曇華(うどんげ)の花が発見された。佛教の経典の中に、「優曇華は、三千年に一度に咲く花で、転輪聖王が世に下る時に咲くと言われ、幸運な人だけが見ることができる」と記されている。この花が書店に咲いたことで、縁起が良いと注目を集めている。オープンした店内では、透明の箱に優曇華の花を飾り、1階カウンターのそばで展示している。
書店工事中に発見された優曇華の花(左)、店内に展示された花(右) |
ソウルの天梯書店の店長・張淑さんは「1999年に中国国内で法輪功への弾圧が開始され、それ以降、韓国では法輪功を学ぶ人が徐々に増え、政界、法曹界、教育界の多くの人々が法輪功の修煉を始めました」と、国内の状況を説明した。
また、張さんは「韓国では、ますます多くの各界の人々が法輪功に注目しており、なかなか法輪功の書籍が入手できないという声が寄せられました。そのため、この書店をオープンすることで、より多くの人が法輪功を学び、心身共にその高い効果を実感してほしいです」と述べた。
天梯書店のウェブサイト http://TiantiBooks.org
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/7/4/151393.html)