フィットネスに執着し、大きな教訓を得た
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文/河北省の大法子ども弟子

 【明慧日本2015年11月24日】私は法輪大法の子ども弟子です。きょう、自分の身に起きた出来事を書き出します。皆さんの戒めとなり、時間を惜しんで修煉に励むことにつなげることが出来たら幸いです。

 1年前、私はジョギングとフィットネスにはまり、毎日1~2時間それに費やしていました。その後ますますはまってしまい、毎日10キロのジョギングをしたり、夏は一日中フィットネスクラブで、重い運動器具を動かす無酸素運動をしていました。ある日、運動を終えたときに激しいめまいと吐き気を感じました。最初は気にしていませんでした。器具を動かすとき、酸素が足りなくなって呼吸困難になることはたびたびありました。私は「今日の器具は特に重かったから、そう感じたんだろう」と思いました。しかし、普段と違い、その日の吐き気は強烈でした。

 廊下の壁で身体を支えながらフィットネスクラブを出てオートバイのキーを取り出したとき、再び吐き気をもよおしました。少し良くなってからオートバイに乗って走りだしたとき、再び気分が悪くなりました。その時、私は師父に助けを求め、口訣を暗誦し旧勢力の一切の按配を否定しました。この苦しい感覚は波が打ってくるように感じました。家の近くに着いたとき、瀕死状態に近い状況になっていました。目が見えにくくなって、最後は完全に何も見えなくなりました。

 オートバイの上で1分ほど伏せていると徐々に目が見えるようになってきました。私は携帯電話を取り出して母に「家の近くです。早く来て下さい。もう倒れそうです」と電話して、地面に座り込んでしまいました。その後、母が私を家に連れて帰りました。鏡の中の顔は真っ白で、唇が真っ青でした。

 小さい頃から大法を学んできた私は多くのことを経験しましたが、そのような重い病状は初めてでした。恐らく旧勢力によって隙に乗じられたのでしょう。以前から、フィットネスクラブに行かないよう母に言われてきましたが、執着心の強い私は聞く耳を持たず、そのような目にあって初めて放下しました。

 修煉環境の改善につれてますます怠けるようになってきた私は、ずっと以前から大法弟子のあるべき姿ではなくなりました。説法は1講の半分だけ読んだり、時には全く読まず、煉功も30分だけ行なったり、あるいは全く煉功しませんでした。しかし、人体に対する執着がますます強くなって、フィットネスを毎日の日課とし、ますます常人になっていきました。最もつらく感じたとき「もう駄目だ」という常人の考えさえ浮かびました。

 修煉に対して厳粛な態度を取っていませんでした。特にフィットネスにおいて、完全に自分の人体を本来の自分の本体だと思い、必死に鍛えていかにきれいに見せるかということだけを考えていました。それがすでに大きな執着になっているにも拘らず、私はさらにそれを増強しました。最後には生じた隙に乗じられ命が危険に晒されるところでした。

 師父に救われ、再び人間社会での修煉のチャンスを得た感覚はまるで生れ変わったようでした。この文章を書いて、自分が大法弟子であること、また使命を負っていることを常に自分に気付かせ、常人を羨ましがらず方向を見失わないようにします。もし自分が常人だったら、あのような状態になったら、恐らく心筋梗塞になって入院し、世を去ってしまったかもしれません。フィットネスやダイエットに夢中になっている同修の皆さんに気付いてほしいのは、この世での人体に絶対に執着してはいけません。少しでもそのような執着があれば、旧勢力に迫害の口実を与えてしまうことになりかねません。煉功こそが最も真の健康を得られる道です。

 皆さんが上記の私の経験から、道を誤らないように心から願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/17/319208.html)
 
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