文/中国・湖南省の大法弟子 美尚
【明慧日本2016年2月15日】
尊敬する師父、こんにちは!
同修の皆さん、こんにちは!
私は大法の修煉を始めて19年で、心の中で感じた感激、師父へのご恩、悟りなどはとても書き表すことができません。そこでここでは、威厳を持って大法を護り、慈悲をもって衆生を救い済度した少しばかりの体験を師父にご報告し、同修と交流したいと思いますので、至らないところがあれば、同修の皆さんの慈悲深いご指摘をお願いします。
一、威厳を持って法を護り迫害を解体する
1999年「7.20」以後、中国共産党は狂ったように大法を迫害し、誹謗中傷し、無実である大法の師父を陥れました。大法弟子はみな立ち上がって大法を護り、大法を公正に帰すために北京へ行き、師父の無罪を要求しました。
2000年、北京から帰って来てから中国共産党によって不当に拘置場に拘留されました。警官は、法輪功を修煉しないという内容の「保証書」を書かせようとしました。私は筆を振るって「一生修煉し、最後まで修煉を続ける」と書きました。警官たちはすぐに私を拘置場から收容所に送り、それは私が他の人に影響を与えるのを恐れたためで、労働教養に送る、と言いました。
収容所に入れられた時、ロビーに入ると、私は手を伸ばして所長の手をつかみました。所長は体の大きな警官で、この突然の行為に驚き、急いで私を振り払おうと、力を入れてもがきました。たくさんの警官が私を囲み引き離そうとしましたが、私の手はやっとこ(訳注:鉄製の工具の一種で、てこの原理を利用して握力を増大させてものをつかむ道具)のように死に物狂いで所長の手をつかんで離さず、誰も私と所長を引き離すことができませんでした。警官たちは「何をする気だ?」と怒鳴りましたが、私は「一緒に投獄されます。ここにいるのは人ではなく、最低限度の道徳や尊厳すら持っていません。私は大法弟子で、『真・善・忍』に基づいた良い人間を、無理やり拘禁しようとしています。この年配弟子(訳注:所長のこと)は悪くなく、見たところ人間らしく、人間のものまねをしているので、私と一緒に投獄させることにします」と言いました。私が一体何の罪を犯したというんだ、と署長が聞くので、「殺人と放火です」と言うと、所長は「俺は無実だ」と大声で叫びました。私は「体を鍛え、心を修め、道徳を向上させ、いつでもどこでも他人のためを思い、良い人の中の良い人になるために師父は法輪功を修煉するよう教えてくださっているのに、私たち大法弟子が一体何の罪を犯したというのですか。ならば、私は誰に対して無実を訴えればいいのですか?」と問い詰めました。この時、多くの公安の警察官まで来ましたが、警官たちは私の手を引き離すことはできませんでした。
この時、私の家族がちょうど到着し、この状況を見て「610弁公室」に、私が一体何の罪を犯したのか、と息せき切って質問しました。数十人の警官たちはしばし呆然となり、誰もひと言も言えませんでした。「610弁公室」の幹部がやってきましたが、それでもどうしようもなく、最後には家に帰すよう言い渡しました。それですぐに手をふり放し、家族の車に乗って家に帰りました。
二、政府及び警察、検察、裁判所の衆生を慈悲をもって救い済度する
一時期、「610弁公室」は毎日2人の警官を派遣して私を監視しました。警官たちに法輪功への迫害の真相をわかってもらおうと、真相資料を見せる方法を考えました。毎日、同修が真相資料を玄関まで届けてくれるので、外に出てすぐに真相資料を受け取りました。警官たちは真相資料を見たがり、しばらくすると夢中になって見るようになりました。資料を受け取ると、まず見せるようにと言うので、資料を警官たちや政府部門に渡すと、彼らは理解し、学習するようになりました。これは、真相を伝え、真相資料を公に送るために開かれた1本の大道なのです。
ある時、真相資料の中に政府と警察、検察、裁判所宛ての公開書簡を入れました。これはとてもいいアイデアで、的確性があったので、すぐにそれぞれの機関に送り、1日も早く真相を理解し、江沢民につき従って大それた罪を犯さないように願い、さらに師父の慈悲深い救いと済度を得られるように願いました。私は彼らを敵とはみなしておらず、彼らもまた真相を知らない衆生であり、真相を理解させ、救いと済度を得させたかったのです。
私は思い切って大きな袋を担ぎ、異なる内容の真相資料をセットにして梱包し、各々の機関にセットした梱包を自分の手で一つ一つ送って行きました。まず、県政府の県長の事務所、県公安局、県検察院、県裁判所、県拘置場、県留置場などの県級の機関に送り、さらに各鎮の機関と部門、警察署、学校などの機関にも送りました。各機関の人々がこれらの資料を真剣に読み、法輪功の真相を十分理解した上で、1人1人が皆、正しく自分の未来を選択するようにと要求しました。
各機関の主だった人たちはみな、私が直接手渡した真相資料を喜んで受け取り、「必ずちゃんと読みます」と答え、法輪功の真相をまじめに理解しました。しかし、私を困らせた守衛たちもいました。守衛たちに「あなたたちの署長が、法輪功の真相資料を要求し、すすんで読んでいるので、私を阻止するべきではなく、あなたたちも真相がわかれば福報を得られます」と強い口調で説得しました。そしてさらに「私はこそこそと手紙をポストに入れたりせず、正々堂々と、面と向かって署長に手渡しているのですから、何も恐れる必要はありませんよ」と言いますと、守衛たちはそれ以来、困らせなくなりました。
師父は「実は慈悲は巨大なエネルギーであり、正神のエネルギーなのです。慈悲であればあるほどエネルギーが強く、どんな良くないものも解体されます」[1]と説かれました。私たちが慈悲と善念に基づいて衆生を救い済度すれば、衆生のわかっている一面は感じ取ることができ、衆生の人としての一面は悪いことができなくなり、なぜなら宇宙の理がすべてを制約するようになるからです。
三、法を護る中で神の奇跡が現れ師父のご慈悲を悟る
2000年、法を護るために北京へ行った時、警官が私を殴りに来たので、師父は私を法輪の上に乗せてくださり、警官が足を上げて激しく蹴ろうとした瞬間に、自然と体の向きを変えてよけていました。
その後、姓名を名乗らなかったために、遼寧省に不当に連行され、警官は名前と住所を私に言わせようとして、激しく殴りました。師父は金鐘罩(訳注:きんしょうとうとは、中国功夫の中で最も有名な体を守る内修気功で、禅宗始祖・達磨が伝えた少林寺の四大神功の一つ。この功能を習得すれば、殴られても蹴られても怪我をしないし、普通の刀や剣などの武器でも傷付けられない体になります。まるで全身が見えない丈夫なシールドで包まれている )で私を保護してくださいました。警官は午後3時から夜の12時までずっと殴り続けました。表面上、私は大きな障害を負っているように見えましたが、まったく痛くありませんでした。それに反して、警官の方が痛くなってのた打ち回り、「法輪功で命が救われるのなら助けてくれ!」とずっと叫び続けていました。そこで、真相を伝えると、すぐに拷問を止め、今後、大法と大法弟子を大切にすると保証し、二度と法輪功を迫害しないと誓いました。
さらに、羅乾蹲点の洗脳班に不当に拘禁されました。洗脳班の幹部に向かって正念を発すると、幹部は大声で叫び、「私の両目から金色の光がさしている」と言い、その光が幹部の体に当たると、驚いて頭を抱えてこそこそ逃げだし、二度と私の前に姿を現しませんでした。
1999年「7.20」から現在まで歩んで来て、北京へ陳情に行く事から始まり、拘置場や留置場に不当に拘禁され、そして労働教養所と洗脳班に不当に拘禁されましたが、「もしどんな時でも師父が弟子を保護してくださっているのでなければ、どの迫害においても生きて帰れる希望はまったく見いだせなかったでしょう! しかしあのような厳しい迫害の中でも、弟子が大法を堅く信じ、師父の御心を堅く信じさえすれば、師父は平安に生死の関を乗り越えさせてくださるのです。師父の弟子に対するご慈悲にいつも涙を流し、精進し着実に修煉し、三つのことをしっかり行えるよう、師父はいつも激励してくださっているのです」
四、どこでも人を思いやり人を恨まない
不当に拘禁されていた期間、迫害された後は毎回、警官はいつも私を「英雄」とたたえ、尊重と敬服の念を抱きました。警官たちに「私たちの師父は革命に走らせているのではなく、修煉させ、返本帰真させ、生命の次元を高めさせようとなさっているのです。ですから、私はあなたたちの言う『英雄』などではなく、大法の一粒子に過ぎません。大法は非常に堅固で誰にも破壊できません! 師父は慈悲深く偉大で、できないことは何一つありません!」と教え、さらに「大法を迫害してはいけません。なぜなら大法は宇宙大法であり、大法弟子を迫害してはいけません。大法弟子は修煉者で、迫害を行うことはあなたたちにとってもよくないことだからです」と諭しました。警官たちはそれを理解し、私の善良さを感じ取ることができ、それ以後、私と同修に対して迫害をしなくなりました。
午前中はいつも、私は同修と一緒に人を救うために面と向かって真相を伝えに行きます。真相を伝えている時に危険に遭遇すると、同修はすぐに駆け出し、あっという間にいなくなってしまいます。私は「一つの心が動かなければ、全ての変動を制することができる」[2]という師父のお教えを覚えていました。私は強大な正念を保持し、師父に加持をお願いし、相手に真相を伝え、真の念を動かして相手を救おうとすれば、毎回、何事もない結果に終わりました。どんな事が起きても、同修の心を少しも恨まず、再び合流し、続けて真相を伝え、同修が私の心性を向上させる機会を与えてくれたことに心の中で感謝しました。
真相を伝えにある場所へ行くたびに、師父が私を派遣なさったのだと理解していたので、中国共産党は何もできませんでした。私は「人々に真相を伝えている時、私のそばには師父の法身がいらっしゃり、さらに天龍八部の護法神がおられ、さらにまた一層一層の宇宙に御法正神がおられ、私を加持してくださり、私はただ俗世間で行っているにすぎないのだ」ということを知っていました。私はただ師父のお話だけを聞き、多く人を救い、早く人を救い、他のことは何も考えません。
修煉して19年、書くべきことは本当に多く、青空を紙にし、海水を墨にしても、弟子に対する師父の大恩は書き尽くせず、弟子はただ、精進し着実に修煉し、三つのことをしっかり行い、円満成就して師父に従って家に戻ることこそが、師父が要求なさっていることなのです。
ありがとうございます、師父! ありがとうございます、同修の皆さん! 合掌
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」
[2] 李洪志師父の著作:『各地での説法五』「二〇〇五年カナダ法会での説法」
(明慧ネット第12回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
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