江沢民を告訴した中国・海南省の退職教師 不当に連行
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 【明慧日本2016217日】中国・海南省海口(かいこう)市の法輪功学習者・樊啓帆さん(女性)は、海南師範大学外国学部を退職した教師である。昨年1027日午前、樊さんは買い物の帰り、家の前で警官に不当に連行された。その後、樊さんから押収した鍵で警官は、樊さんの家に行き、家宅捜索をした。

 警官は樊さんの家に不法侵入し、整頓されていた隅々のものを散らかし、法輪功関連書籍、法輪功の資料、法輪功創始者の写真、パソコン、プリンター、アイパッド、カッターなどの私物を押収した。

 その2日後、警官は二度目に樊さんの家の家宅捜索をした。そのとき、樊さんの息子は警官に母親を連行した理由を聞くと、女性警官は「お前の母親は、江沢民を告訴するため告訴状を書いたからだ」と言った。

 樊さんは連行され、ずっと海口市第二留置場に拘禁されていた。息子は母親のために弁護士を依頼し、弁護士と一緒に、母親に会いに行ったが、警官に「弁護士を雇うな」と脅迫された。

 息子は今年25歳で、母親と2人暮らしをしてきた。息子が「覚えているのは、小学校2年生のときから、母が何度も連行されて、洗脳班に入れられたことだ。母は1年間家に帰れなかったこともあり、その間自分でご飯を作って食べるしかなかったが、幼いので、あまりご飯を作れなかった。それで、母の同修が自分を同修の家に連れて帰って、世話をしてくれた」と話した。

 樊さんは法輪功を学んでいることで、いつも嫌がらせを受け、騒がされたため、息子と2人で、平穏な日々を過すことがなかった。なので、母親が受けた迫害を訴えようとして、息子は弁護士を雇ったという。

 瓊海市の法輪功学習者・符咏春さん、梁愛さんも樊さんと同じ留置場に拘禁されている。2人は昨年917日、洗脳班から留置場に移されたが、家族との面会は許されなかった。奪われた面会の権利を訴えるため、符さんの家族は北京の弁護士を雇った。

 昨年127日、弁護士は海口市竜華区検察院に行き、案件の閲覧を求めたが、「案件は、すでに海口市公安局に差し戻した」と言われた。

 同日の午後、弁護士は海口市公安局に行ったが、「案件は、瓊海市検察院に移した」と言われ、結局、案件の閲覧ができなかった。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/30/321315.html)
 
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