「私を退学処分にすれば、将来きっと後悔しますよ」
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文/中国の大法弟子 心浄

 【明慧日本2016年2月15日】私と娘はかつて病弱で、よく入院して点滴をしていました。私たち親子は1997年、法輪大法の修煉を始めました。それから19年間、2人は薬を飲んだことも、注射をしたこともなく、とても健康になりました。

 1999年7.20、中国共産党は法輪功への迫害を開始しました。その時、娘は高校に入学したばかりで、学級委員をしていました。学校から大法を誹謗中傷する署名を強要され、しかも、署名しない者は退学処分にすると脅かされました。最後には、娘以外のクラス全員が署名しました。同級生は娘が退学させられるのを心配して、娘に内緒で代わりに署名しました。娘はこのことを知ってから、すぐ担任の先生に自分の手で名前を削除したいと頼みました。しかし先生から、署名しなければ退学させられるので、よく考えたほうが良いと言われました。

 その後、担任の先生は、娘が品行・学業ともに優秀で、退学処分にしないように学校の書記にお願いしましたが、在学中、煉功しない、法輪功を広めないという保証書を書くようにと言われました。娘はそれを拒否したため、翌日、学校側は授業を受けさせませんでした。1週間以内に保証書を提出しなければ、必ず退学させると言われました。(訳註・中国共産党政権下では、学校の管理は中国共産党組織が行い監視しているため、校長の他に共産党組織の書記が常駐)

 1週間後、書記は午後ずっと娘を説得し続けていましたが、娘は何も聞こえないかのように、ずっと黙っていました。最後に書記は大声で「退学させられても後悔しないのか?」 「本当に後悔しないのか?」と何回も繰り返し娘に聞きました。娘は冷静で穏やかに「私を退学処分にすれば、あなたは将来きっと後悔しますよ」と答えました。

 結局、師父のご加護の下、娘は翌日通常通り学校で授業を受けることができました。自分の信奉をしっかり守り、強権の圧力にも屈しない娘に、同級生たちは皆感心しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/9/323827.html)
 
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