2001年6月11日、北京の航空省沈長官が空軍5704工場（吉林市二台子）の破産宣告をするため、当日の夜、民用航空機で工場に来られることを知った工場の全従業員は怒りを巻き起こした。午後5時、工場の5000人余りの従業員は自発的に集まり、二台子空港の滑走路で座りこみをし、抗議した。民用航空機は着陸できず、航路を変えて長春空港に着陸した。

   工場の幹部は飛行機の正常な離着陸に影響を及ぼすという事態の深刻さに気づき、緊迫した時間の中でこの状況をできるだけ早く解決するために、事態を静めるよう吉林市の公安局に援助を求めることを決定した。そこで「法輪功が騒動を起こして、5000人余りが空港を包囲した。」と嘘の電話をかけた。公安局は吉林市、四平市、九台県、長春市の2000人余りの武装警察と暴力対策警察および200余りのパトカーを集め、その夜二台子空港へすぐ駆けつけた。各地から来た武装警察幹部らは空港で座りこみをしている人達に「あなたたちは法輪功学習者か?」と聞いた。従業員達は「私達は法輪功学習者ではなく、物乞いに来たのだ！」と答えた。警官達は続けて数人に聞いても、みんな同じような答えが返ってきた。警官は遠路はるばる来てむだ足を踏んだ。法輪功学習者に用意した数千の手錠はひとつも使わなかった。法輪功学習者は一人もいなかった。このことは現地で強烈な騒ぎを引き起こした。

   この工場の法輪功学習者はすでに捕えられており、空港を包囲した人々は法輪功と何ら関係はなかった。この工場の幹部は白昼堂々と嘘をつき、このように公然と法輪功を陥れようとした。善良な人々がこのことの是非を判別することを望む。

   法輪大法は宇宙の大法であり、人々の心を善に向かわせ、道徳を向上させることができ、真に法輪大法を修煉する人は、社会において最も良い人であり、法輪大法は社会に対して百利があっても一害はない。法輪功を陥れようとする人は必ず悪の報いに遭うであろう！