英国法輪功修煉者が絶食絶水抗議行動を72時間持続
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(明慧日本)八月二十日夜八時より、英国の中国大使館の前にて5名の法輪功修煉者が72時間の絶食絶水の抗議行動を行った。この行動は、中国遼寧省馬三家労働強制所に拘留されている二十日間以上も断食し続けて130名の法輪功修煉者を釈放するよう、強制所当局に対して要求し、かつこれらの修煉者達が拘留期間を満了したのに、期間を超過して違法に拘留され続けていることに対しても抗議している。 

   この絶食絶水の抗議行動はロンドン警視庁の許可を得た上で行った。この抗議に参加しているメンバーは取材を受けたマスコミに以下のように述べた。馬三家労働強制所は、期間を超過して法輪功修煉者を拘留し続け、また人の命をなんとも思いません。こういったことに抗議するため、及び生命の危機に曝されている130名の中国法輪功修煉者の緊急救援活動に対して、英国政府が協力するよう呼びかけるために、英国修煉者の代表は八月十五日に正式に英国首相官邸に緊急救援の手紙を渡した。それと同時に、中国大使館の前に継続して座り込みによる抗議行動も行ったが、いまだ大使館からの返事は一つもない。馬三家労働強制所にいる生命の危機にある130名の修煉者達の状況は何ら改善されず、更なる危機的な状況に落ち込みつつある。 

    このやむを得ない状況の下、英国の法輪功修煉者達は絶食絶水72時間のSOS緊急救援行動を行うことを決意した。この行動によって、馬三家労働強制所に拘留されている法輪功修煉者の釈放を要求し、またEUと英国政府が、130人の命を無視しないよう緊急に呼びかけている。 

    同時に、絶食に参加しているメンバー達は、もう一度英国首相官邸にSOS緊急救援の手紙を渡した。絶食者達は、ブレア政権に対して、世界規模で行われている法輪功人権活動の支援に参加すること、中国江沢民政権による法輪功鎮圧を譴責すること、そして馬三家労働強制所にいる二十日間以上断食し続けている法輪功修煉者の即時釈放を中国政府に要求することを呼びかけている。なおかつ、先進国としての道義上の責任を果たし、ブレア政権が直接に中国江沢民政権を譴責し、中国での法輪功鎮圧を止めさせる努力をすることも期待している。EU及び全世界の正義ある方々はブレア政権に対して、巨大な苦痛に耐えながら2年間を待っていた法輪功修煉者に正義の手を差し伸べて彼らを救援することと、これによって英国が道徳理念を守った自分の過去の栄光を忘れることなく、引き続き全世界の人権問題を重視することを示すことも期待している。 

    英国のこれに対する態度は全世界に大きな影響があると我々英国法輪功メンバー達は信じている。 

   2年間は、もう長すぎます。我々は、EU、英国政府及び各界の人々が、ただちにこの恐ろしい虐待を受けている中国法輪功修煉者への緊急救援活動に参加すること希望する。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2001/8/21/15136.html)     更新日:2011年11月24日
 
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