シカゴ連邦広場で開かれた4.25を記念する集会 |
(明慧日本)(記者・徐菁)米中の法輪大法協会の責任者・楊森博士は、シカゴ連邦広場で、4月25日、次のように発言した。
「七年前の今日、歴史はその焦点を中国北京にあてた。数万人の中国各地からやってきた国民は北京国務院の陳情局(北京にある中央政府の総合官庁である『中南海』の隣)の前に集まった。中国5千年の歴史上初めて、このような平和的、理性的な大規模な陳情、権利を保護する運動であった。この日、数万人の法輪功学習者は自分の合法的な権益と信仰を守るため、自発的に国務院陳情局に来て、大規模な請願活動を行った。つまり『4.25』平和陳情活動で、その後中共に決め付けられた『中南海を包囲する事件』でもあり、中共が全面的に法輪功団体を弾圧する口実にもなった」。
シカゴ地区の法輪功学習者は集会を行い、七年前の4.25平和陳情活動を記念した。同時に、中共が長年続けてきた残忍な迫害、特に最近明かされた中共労働教養所で法輪功学習者の生体から臓器を摘出し売買する蛮行に抗議し、国際社会が関心を寄せ、中共のすべての労働教養所を調査するよう強く求めた。
同時に、学習者の代表は4月19日に可決され、米国のイリノイ州の24人の州下院議員が共同で連署した、下院第1113号決議案を読み上げた。該決議案は中共が法輪功学習者の生体から臓器を摘出する蛮行を厳しく非難し、また、重点的に米国政府がすべての合理的な措置をとって中国の臓器移植の情況を調査し、この蛮行をやめさせるよう促した。さらに米国政府は、生体から臓器移植を行ったすべての医師に対し、米国への入国禁止を求め、国連、国際赤十字会、アムネスティ・インターナショナル及び他の人権組織はこれらの蛮行を調査するよう呼びかけた。
集会で、学習者はまた中国国家主席・故錦濤とブッシュ大統領との会談の際に、中共に口封じのため殺される危険を冒し、蘇家屯事件を明かした男性と女性の証人の証言をそれぞれ読み上げ、中共の労働教養所で起きている大規模な臓器売買と法輪功学習者の生体から臓器を摘出する蛮行を非難した。証人らは、中共は現在すでに蘇家屯強制労働教養所を移転したが、全国にあるすべての労働教養所を移転することはできない。蛮行はそこで大規模に発生したことがあり、今日依然として続いていると表明した。女性の証人・アニー氏は、中共がすべての証拠を覆い隠すことはできないため、中国の他の刑務所、病院などの関連施設も調査するよう呼びかけた。男性の証人・ピット氏は自分の行為を通しそれらの迫害されている法輪功学習者を救援するよう期待し、もっと多くの内情を知っている人々が勇敢に立ち上がって暴露するよう励ました。
七年が経った。世界中の法輪功学習者は七年間の反迫害の道を歩んできた。名前が判明しただけで、すでに3000人近くの法輪功学習者が迫害により亡くなった。世界中の法輪功学習者達は依然として、善良な心をもって、非暴力的な手段でこの迫害を制止している。
楊森博士は「一つの強大な国家機関が至るところに注いだ国家テロリズムに直面し、法輪功学習者とすべての法輪功を支持する人々は、平和的、理性的、善良な心をもつ一筋の高尚な道を選んだ。歴史を見渡すと、暴力が善と忍の精神力を持続的に野蛮に迫害する結果は、言うまでもなく失敗に終わるに決まっている。中国の古い言葉『善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある!』は検証されるでしょう」と発言を終えた。
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/4/27/72514.html) 更新日:2011年12月4日