ロンドン:「4.25」7周年の前夜、パレードと集会で中共の迫害に抗議(写真)
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文/イギリス大法弟子

 【明慧ネット2006年4月24日】イギリスの法輪功学習者は2006年4月22日土曜日、ロンドンでパレードと記者会見を行い、中南海での1万人平和大陳情「4.・25」7周年を記念し、中共の法輪功に対する7年にわたる集団絶滅迫害に抗議し、また国際社会に中共の労働教養所で生きた法輪功学習者から臓器を摘出して売る、という犯罪行為について徹底的に調査するように呼びかけ、同時に1千万人の勇士が中共から脱退した壮挙を声援した。

チャイナ・タウンを通るパレード

 迫害により死亡した同修を哀悼

 パレードはロンドン駐在の中共大使館前より出発し、ロンドンの最もにぎやかなショッピング街・オックスフォード通りを通り、チャイナ・タウンに着いた。最後にトラファルガー(Trafalgar)広場の近くのセントマーティンズ広場で記者会見を行い、また真相説明と呼びかけ活動を行った。

記者会見現場

中共の臓器を盗み取る犯罪行為を暴露するデモンストレーション

中共の犯罪行為について調査することへの呼びかけに署名する人々

 パレードを見ていた人々は、多くの中国人を含むこのパレードに、白い服を着た女性と子供が、中共により迫害され死亡した法輪功学習者の写真を抱いているのをはっきりと見た。また「いま中国で、法輪功学習者は拷問により虐待されている」、「中共による法輪功に対する7年にわたる迫害を直ちに制止させよう」、「中共の労働教養所で生きた人間から臓器を盗み取る犯罪行為を制止させよう」などの、呼びかけの内容が書かれた横断幕を見た。また黄金色の「法輪大法はすばらしい」、「世界は真、善、忍を必要とする」、「法輪大法は億万人の心身を元気にさせた」などの横断幕もあって、善の力を放ち、平和かつ強靭で屈服しない精神を表した。

 学習者らはパレードの途中、ずっとスピーカで、中共の暴挙を暴露し、中共からの脱退を声援した。ショッピング街で込み合う人波の中、多くの人が足を止め、呼びかけに耳を傾け、横断幕の内容を読み、真相チラシを受け取り詳しく読む人もいた。また一人の男性は学習者らと一緒にスローガンを叫んだ。彼にそのわけを問うと、学習者らが叫ぶスローガンの内容がとても良いので一緒に叫んだという。彼は、自分も南アフリカで同じ迫害に遭ったことがあると語った。彼は、ここは自由の国であり、彼は法輪功学習者らがここで自分の声を出し、自由に煉功できることをとてもうれしく思っていると表した。

 記者会見で、ヨーロッパ法輪功の友の主席ジョン氏は中共による過去7年間の法輪功に対する犯罪を強く非難した。彼は、「(中共が)国内で法輪功学習者を非合法に監禁、労働教養し、海外にその暴力と法輪功を中傷するうそを輸出し、また最近証人が中国の数十カ所の収容所で、非合法に生きた法輪功学習者から臓器を摘出する犯罪行為を暴露したことで、中国人民はすでに完全に共産党を軽蔑している。1千万人が脱党したことは、共産党員の8分の1を占める」と語った。彼は世界各国の政府が連合して中共による法輪功学習者に対する迫害を強く非難し、経済上の利益のため、基本的人権の保障を軽視しないように希望した。

 イギリス大紀元編集主幹の劉偉博士は記者会見で、「先週、6週間前蘇家屯集中収容所の内幕を暴露した二人の証人、アニーさんとピーターさんが米国で公の場に姿を表し、中共の労働教養所で生きている法輪功学習者から臓器を摘出、販売することを証言した。彼らはあえて胡錦涛主席とブッシュ大統領が会談する日を選び、国際社会が中国に注目するとき、生命の危険を冒して、中共の労働教養所で大規模に行われている、生きている法輪功学習者から臓器を摘出し売るという犯罪を命にかえて証明する、と表明した」と語った。

 劉博士は「私たち一人一人はいま重大な歴史の選択に直面している。中共の問題にどう対処するかの選択であり、一つの基本的な常識問題である。これは人が良し悪しを選択する問題について、善悪を選択し真偽を問う問題である。私たちが今日行う集会は社会に、『九評』で言った通り、中共はただ一つの非民主的な政権であるだけでなく、完全に反人類、反文明、反道徳、反宇宙の邪悪な政権である。もし世界が中共の邪悪な本質について認識できなければ、人類の価値体系、尊厳と社会文明は破壊され、厳重な挑戦をうけるだろう」と語った。

 記者会見の後、法輪功学習者は広場で煉功し、署名を集めた。また数人の学習者は中共の労働教養所で法輪功学習者を拷問、虐待するデモンストレーションをして、生きている人から臓器を摘出し、販売するシーンを演じた。穏やかな煉功動作と残酷な迫害は、強烈な対比となり人々の心を動かし、中共の邪悪さと非人間性は人々を震撼させた。

 人々は次から次へと署名をし、中共の労働教養所に対して徹底的に調査し、直ちに暴挙をやめさせることを要求した。一人の中年女性は迫害の酷さを知り、やりきれなくて泣いた。二人のインドネシアの女性は学習者から紙を借りて、中共の労働教養所で臓器を盗み取る暴挙を記録した。彼女らはこの情報をインドネシアに持ち帰り、みなに伝えると言った。そこには中国へ臓器移植に行こうとする人々がいるからである。彼女らは率直に中共の行為は人間性がないと言った。

 夜になると、法輪功学習者らは中国大使館の正面で、中共による迫害で、すでにその死亡が確認された2871人の中国法輪功学習者のため、蝋燭に火をつけ、彼らに対する哀悼と中共に対する抗議を示した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/24/125913.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/4/25/72399.html)     更新日:2011年12月4日
 
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