北京市の法輪功修煉者9人に不正裁判 裁判長が弁護士に圧力
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 【明慧日本2014年3月3日】北京市の昌平区裁判所は先月18日午前9時頃、9カ月間、不当に拘禁していた9人の法輪功修煉者に対して、不正裁判を開廷した。

 9人の修煉者は法廷で事実が曲げられていることを非難し、法輪功の信奉及び宣伝は法律に違反していないとして無罪を訴えた。張さんは、中共(中国共産党)当局に追随して悪事を働くことを止めるよう周りの共産党員に勧告した。

 裁判長は、9人の修煉者に3回法廷への出入りを命じた。また、修煉者の家族は法廷から追い払われたうえ、弁護士も裁判長と弁護士組合に圧力をかけられたという。

 昨年5月17日、上記の法輪功修煉者・李艶玲さん(女性)、封孝玲さん(女性)、郝福寧さん(男性)、張明霞さん(女性)、閻峰さん(男性)、藺福華さん(男性)、朱勁松さん(男性)、晋源涛さん(男性)の9人は昌平十三陵地区で法輪功を誹謗中傷する展示ボードを撤去した。そのことを理由に警官に逮捕された。それから2カ月後、家族に逮捕状が届いた。

 9人の修煉者は、昌平区留置場と北京市第一留置場を往復させられた。拘禁中、610弁公室により「法律の執行を破壊した」という捏造した罪名で開廷された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/25/288074.html)
 
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