【明慧日本2020年10月9日】(台湾=明慧記者・夏昀)台湾台中市にある国立中興大学の法輪功サークル主催の「法輪功九日間セミナー」は、9月21日から大学の講堂で開催され、9月29日、成功裏に幕を閉じた。参加者は法輪功を学び始めて間もない人もいれば、小学生もいて、20年以上修煉している人もいた。彼らは、「真・善・忍は真理であり、人類にとっても、世界にとっても最も素晴らしいものです」、「人生の中で法輪功と縁を結ぶようになっていたのですね」と、セミナーに参加した感想を語った。
国立中興大学で開催された「法輪功九日間セミナー」 |
9月29日に終了した「法輪功九日間セミナー」は、9月に開催された2回目のセミナーである。9月1日から9日まで、台中市太平区で開催されたセミナーには40人以上が参加した。九日間の間、李洪志先生の説法ビデオを見て勉強し、同時に、李先生が教える煉功ビデを見て煉功を学び、古い学習者が煉功動作を正しく行なうように指導にあたった。
9月1日台中市太平区で開催された「法輪功九日間セミナー」 |
セミナーに2人の子供と一緒に参加した佳鴻さんは、「真・善・忍は真理であり、人類にとっても、世界にとっても最も素晴らしいものです」と話す。佳鴻さんは、法輪功を子供に学ばせることは道徳性を高めるための最高の贈り物であり、彼は子どもにも法輪功を学んでほしいという。「子供はどんなに勉強ができても、技術を手にしても、道徳より重要なことはない、どんなに技術が良くて金儲けができても、悪い人間になってしまえば、すべてが終わりだ」と妻にも話していると言う。現在学校は、すでに道徳性を重視した教育をしなくなっているので、子どもに法輪功を学ばせ、良好な道徳の基礎を築かせたい、と佳鴻さんは話した。
佳鴻さんは坐禅することが好きで、2年ぐらい前ネットで法輪功を見つけた。彼は「『轉法輪』は修煉界の問題に触れました。私は以前、修煉にふれたことはありましたが、今になって修煉とは何か初めて分かりました」と語り、彼は、今では時折、法理を突然悟ることができ、これは次元の向上の現われで、このことから自分は真に修煉していると感受したという。
ドイツに40年近く住んでいた謝さんは最近、法輪功の修煉を始めた。彼はドイツに在住していた時、新唐人テレビをよく見ていたので、法輪功をよく知っていたという。彼は『轉法輪』を読んだとき喜びに満ち、他の法門で20年以上、修練していた謝さんは、李洪志先生が説かれた法理は、この世では説く人がいないと理解した。学法を通して「私が探し続けていたものがここにあり、待ち続けた素晴らしいものにやっと巡り遭えた」と感じた。
謝さんは新しい学習者に煉功のほかに、必ず学法をするようにと励ました。彼は『轉法輪』は師父が説かれた法で、「初めて読んでも簡単で分かりやすく、しかし徐々に修煉していくうちに、繰り返し読み進めていくと意味が異なっていることに気付きます」と話した。
インテリアデザインの仕事に従事している炫堡さん夫妻も「法輪功九日間セミナー」に参加した。彼は7年前、国立中興大学の煉功場で法輪功を学んだことがある。その当時は朝早くから煉功して仕事に行き、健康状態がとても良かったという。しかし、学業とアルバイトが忙しく煉功ができなくなり、この期間、健康状態が悪化したため、この度のセミナーに参加し、今度こそ修煉を頑張りたいと決心した。
数カ月前から法輪功を学び始めた炫堡さんの妻・麗燕さんは、初めてセミナーに参加し、とても幸せで楽しかったという。最大の収穫は李洪志先生の法理から、仕事上で、夫と意見が合わない時、よく罵っていたのは、自分の徳を夫に与え、福を与えていたことだと理解した。人を罵ると徳を失ってしまうことになるのである。今までの彼女は怒った後に「忍」をしていたが、現在では「忍」を先に守り、怒らないことを、目標にしている。法輪功を学んで良好な家庭、親子関係を保てるようになったと言う。
「私は人生の中で法輪功と縁を結ぶようになっていたのです」と、新竹市から台中市に引っ越して間もない新しい学習者・馮さんは語った。新唐人テレビを見て法輪功を知るようになり、本が欲しくなった。彼の妻は学習者に本の購入先を尋ねた。彼は本を読み始めて、心性を修めることを啓発されたが、心身を重視する修養はよりオールマイティで実用的で運命まで変えられ、他の気功では考えられないと言う。
先月、新竹市の友人は馮さんの健康状態を心配して法輪功を紹介した。のちに馮さんは近所の法輪功学習者と出会い、一緒に煉功を始めた。この一連の出来事に、彼女は今生、法輪功を修煉する縁があったと感じたという。
2001年に法輪功の修煉を始めた佳儒さんは、この度のセミナーに参加して再び師父の説法ビデオを見て勉強した。彼は「苦を嘗める、放下する」について特別な体得を感じ、自分の修煉が初心に返ったように感じた。「修煉を始めた頃は根基によるかもしれないが、修煉はとても容易に感じ、とても嬉しくなり喜びを感じました。しかし修煉が進むにつれ、自分のいる次元に達し向上しなければならない時、修煉の難しさが分かり、容量を拡充しなけらばならず、苦を嘗めなければならない、修煉は容易いことではないと感じるようになりました」と佳儒さんは修煉を思い返した。
佳儒さんは、「この度、師父の説法を聴いて、師父は、修煉は苦を嘗めること、名・利・情を放下することだと言われ、聴けば聴くほどこの部分が気に入りました」と語った。この九日間のセミナーで彼は放下をすることで、苦を嘗めることができるようになると同時に、修煉を初心に戻って考えることができたと言う。