大砲の音で難聴になり、煉功して1日で聴力を取り戻す
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文/中国の大法弟子 香蓮

 【明慧日本2020年10月10日】1989年の春、私達の師団に新しい司令官である楊さんが着任しました。彼は兵站部隊(後方支援する部隊)出身で実弾に興味があり、師団に最近、無反動砲が装備されたことを知っていて、無反動砲を撃つときにどのように使われているのかを見てみたいと言いました。しかし、撃てる人が見つからなかったのです。私は無反動砲を撃つ手本を示す隊長兼教官でもあるため、そこで、司令官は私を呼び出しました。

 司令官が私に「無反動砲を撃てるのか?」と聞き、私は「 撃てます!」と答え、「命中できるか?」と聞かれたので、私は「 百発百中です」と答えました。

 無反動砲を構えた後、司令官から「命中できるかどうか一発撃ってみろ」と言われ、私は「一発目は中央から少しずらして撃ちます 」と言い、発砲したら、本当に中心から少し下の方に当たっていました。司令官は嬉しそうに二発目はどこに当てるのかと聞いてきました。私は「中心を狙います」と言い、実際に発砲したら、確かに中心に当たっていました。三発目も中心より少し高かったが、ほぼ中心に当たっていました。

 司令官は喜んで、2つの大砲を同時に発射したら、どうなるかを見てみたいと言いました。私は、私のほかに2人の兵士が必要だと言いました。2人の兵士を連れてきた司令官は、私に2つの無反動砲の間で指揮をとれと言いました。しかし、当時は耳栓をつけていなかったため、2つの無反動砲が一斉に発射されたとたん、私の耳は聞こえなくなりました。そのため、片方の耳は実際に難聴、もう片方の耳は半難聴になってしまいました。

 片耳が聞こえないのに、まだ実情を誰にも話していません。話したら、私の将来の階級に影響が出るかもしれないからです。当時、多くの人は私が気取っているように思えたでしょうが、実は何も聞こえていなかったのです。

 1998年、私は幸運にも法輪大法の修煉を始めました。大法から得ることがたくさんありました。私は自分が大法のためにこの世に来たのだと思いました。『轉法輪』を3回学んだあと、家を出て煉功に行きました。そこで熱心な女性が動作を教えてくれました。 気功の第二式の功法を煉功しているときに、「ゴーン、ゴーン、ゴーン」と3回大きな音が聞こえてきて、聴力を取り戻しました。

 大法は私の聴覚を回復させ、心身を向上させ、新しい命と希望を与えてくださいました。50代後半になった私は、20代前半と同じように元気で活気に溢れています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/12/307370.html)
 
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