ある高齢者の学法の感慨
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文/中国の大法弟子

 【明慧2020年10月19日】携帯電話をいつも目の前に置いていると、つい、手に取って何か見てしまい、知らず知らずのうちに1時間、2時間と時間が過ぎていきます。すべての内容があなたの好奇心を搔き立てるので、なかなか手離せなくなってしまい、学法より時間のたつのが速いのです。こんな時間が1時間、2時間と何回あるでしょうか? それは我々の学法と精進を邪魔しているのでありませんか? 言い換えれば、魔が方法を変えて我々の次元を低下させています。それが法輪功学習者(以下、学習者)の修煉の妨げとなり最も深刻な干渉で、学習者の精進の障碍になります。これからは携帯電話を遠いところに置いて、電話が鳴ったら出るようにしましょう。

 多くの学習者は直接的な干渉や迫害の前で、正念を持って正しく行ない一切の邪魔を排除できます。しかし、あなたが好きなものに誘惑された時、往々にしてその魔を見分けられなくなり、それに夢中になって喜んで干渉されることになります。それはちょうど邪悪の目的に当てはまり、あなたの修煉を遠のけ、だんだんとその状態から抜け出せなくなります。

 「西遊記」に白骨夫人が何回も変化して三蔵法師を惑わせる物語を覚えていると思いますが、孫悟空は邪悪を見抜く眼力を持って一切の妖怪変化を識別できました。我々大法弟子は師父から頂いた知恵の目をもって悪魔のいろいろな変化を見抜かなければなりません。私自身も師父に悟らされ目を覚ましました。教訓は惨痛であり、目を覚まさなければ結果は考えるだけでも恐ろしいものです。今回の教訓は同修と交流して、私と同じように携帯のニュースやドラマ、恋愛物語等に夢中になっているとしたら、ぜひ警戒してください。知らず知らずのうちに邪悪の隙に乗じられてしまうことなります。「賊の船には乗り込みやすいが、賊の船からは降りにくい」という諺があります。

 最後に師父の説法で締めくくりの言葉とします。「最も困難な道すら歩んできたのに、最後の段階で、どぶで船がひっくり返るかのごとく、ささいな事で大きな失敗を招いてしまわないようにしてください」[1]

 注:
 [1] 李洪志先生の経文:「再び棒喝」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/12/413636.html)
 
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