【明慧日本2020年12月5日】第3回「信教自由の推進に関する閣僚級会合」が11月16日、ポーランドの首都ワルシャワで開幕した。米国のポンペオ国務長官はオンラインでスピーチを行い、中国共産党(以下、中共)による宗教的迫害を非難した。
マイク・ポンぺオ国務長官 |
ポンぺオ氏は「過去2年間、米国国務院が『信教自由の推進に関する閣僚級会合』を開催しました。これは国務院が主催したことのある史上最大の人権のイベントで、このような会議を開催する場所はポーランド以外、他に良い場所はありません。ポーランドは『国際宗教自由同盟』の加盟国です」と述べた。
「2020年2月、私達は『国際宗教自由同盟』を設立しました。ポーランドのズビグニェフ・ラウ外相に招待され、ここで発言をする機会を与えられたことに感謝します。このイベントは各国を一つにし、そして異なる伝統を一緒に分かち合うのです」
「私達はすべての人々の基本的な尊厳を守り、その本人に信仰があるかどうかにかかわらず、米国の取り組みにおいて、すべての人々の固有の尊厳を尊重することを含みます」と、ポンペオ氏は述べた。
「信仰の自由への侵害は人々の基本的な尊厳に対する破壊行為です。悲しいことに、現在、世界各地で信仰の自由が侵害されています」と言った。
ポンぺオ氏は発言の中で中共の法輪功に対する迫害を非難し、「中共は信仰に対して宣戦し、キリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒と法輪功学習者を迫害しています。中共はいかなる人も見逃しません」と語った。
「良いこともいくつかあります」と述べて、「私達は国家レベルの信教の自由に関する会議を開催しました。今日のイベントも私たちに希望をもたらし、私達の崇高な大義のために力を集めました」
「私達は引き続き努力しましょう。私達自身は本国の国家の安全を確保し、そして世界各地で起きている宗教や信仰の自由に対する迫害の被害者のために、声を挙げましょう」と話した。
ポンぺオ氏は「私達はこの信念を持って前進しましょう。信仰は永遠に存在し、専制政治に必ず打ち勝つのです」と述べた。