武漢市の劉社紅さんと趙秀娟さん 懲役7年以上の実刑
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 【明慧日本2020年12月14日】(湖北省=明慧記者)武漢市の法輪功学習者(以下、学習者)・劉社紅さん(53)と妻の趙秀娟さんは、2019年9月4日に荊州市で連行され、荊州市荊州区の西門留置場に拘禁された。2020年12月3日、劉さんは懲役7年6カ月、妻の趙さんは懲役7年の実刑判決を宣告されたことが分かった。

 麻薬患者が好青年になった

 劉さんは湖北省咸寧市咸安区大橋村の出身。1983年、劉さんは学校を中退して、武漢木材会社の武昌材木場で仕事し始めた。1993年、社会の悪影響を受けて、麻薬に手を染め、麻薬資金を集めるためにあらゆる手段を尽くした。劉さんは薬物依存症と社会の中の乱闘で何度も刑務所に入れられたことがあるため、家の金を使い果たしただけでなく、まだ若いのに両足がむくんで皮膚は黒くなり、もう少しで死ぬところだった。

 2006年、劉さんは刑務所で学習者と知り合い、法輪功を学び、わずか4カ月で薬物をやめられるようになり、健康になって顔に赤みがさしてきた。

劉社紅さん

 夫婦ともに不当判決を受ける

 劉さんと妻の趙さんは武漢市武昌区在住だったが、地元警官の嫌がらせで放浪生活をしていた。

 2019年9月4日、劉さんと妻の趙さんは荊州市で連行され、荊州市荊州区の西門留置場に拘禁された。劉さんの自家用車は押収された。

 劉さんの兄は劉さんの状況を知った後、2019年9月19日、劉さんと妻の趙さんの着替えの服を用意して、咸寧市から荊州市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)へ行き、実状を尋ねたところ、「弁護士を雇うな」と脅された。

 劉さんの兄は押収された車と他の私有品の返還を要求したが、国保の警官は「後日に話をする」と言い逃れた。

 弟夫婦を救援するために、劉さんの兄は経済的に非常に厳しい状況で弁護士を雇った。

 2019年9月26日、2人の弁護士は荊州区の西門留置場に行ったが、「上の規定があるため、面会できない」と言われた。当日の午後、弁護士は地元の検察庁を訪ねたが、「10月1日以降に話をする」と言われた。10月1日以降、弁護士は再び荊州区の西門留置場へ行って面会を求めたが、面会できなかった。

 2020年12月3日、劉さんは懲役7年6カ月、妻の趙さんは懲役7年の実刑判決を宣告されたことが分かった。

 かつて2回拘禁されたことがある

 2008年5月4日午後、劉さんは武漢市江夏区で、法輪功迫害の停止を呼びかける文言をスプレーで書いたため、江夏区公安局の警官らにより連行され、何湾労働収容所に収容され、何度も殴られた。

 2010年12月21日夜、劉さんは、再び同内容をスプレーで書いたため連行され、2011年6月中旬に洪山区裁判所により懲役4年の実刑判決を宣告され、湖北省沙洋範家台刑務所に拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/7/416120.html)
 
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