RTC資料チームに参加して、真相を伝える能力を高める(1)
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文/カナダの大法弟子  

 【明慧日本2021年1月7日】ここでRTC資料チームでの体験を皆さんと交流したいと思います。数年前、幸いにもRTCテレビプラットフォームプロジェクトに参加することができました。電話をすることの他に、ちょうどプロジェクトの協調人が資料集めと新人研修を始めたため、私は資料チームの一員になりました。

 一、学法を強化し、全体で向上して多くの人を救う

 資料チームに参加してから、協調人は人を救う作用をもっと果たすために、集団学法の時間を固定することを提案しました。私たちは交流して共通の時間を決め、師父の各地の説法、新経文あるいは『洪吟』を読みました。あっという間に2、3年が経ち、途中一時休んだ時もありましたが、基本的に続けて来られました。学法した後、個人の交流あるいは具体的な仕事内容の相談もありました。この集団学法の形式は、修煉状態と人を救う力の安定性を保つことができました。さらに、一時期私の経済状況が良くなく、金欠だった時に、チームの同修は私に仕事を紹介してくれました。その給料でちょうど金欠問題を解決できました。今振り返ると、すべて師父の按排であり、集団学法ができ、多くの問題が知らず知らずのうちに解決できました。

 二、資料を作る過程で華人へ伝える内容が豊富になった

 私は資料を集める過程で、自分が以前多くの事実の詳細がはっきり分かっていなかったことに気づきました。資料を多く読めば、頭の中に様々な内容が蓄積し、不思議なことに、思想の中にだんだんはっきりとした物事の筋ができたようでした。いままで迫害の実態を伝えたとき、大抵が系統的になっておらず、いろんな話が少しずつ分かってきました。今では明確にわかり、主軸ができて、聞かれたとき自分の資料の内容で答えることができ、相手の考えには流されなくなりました。

 以前、私はインターネットあるいは携帯、ソーシャルメディアなどでほとんど迫害の真相を伝えたことがなく、あまりうまく伝えられないと思っていました。しかし、だんだんと、一部のコメントを見ると、返信したくなり、すぐに何を話したらいいかがわかるようになりました。以下、一部具体例を挙げます。

 1)毛沢東と抗日戦争に関する内容の映画のコメント欄に、私は「公式には毛沢東は少なくとも6回日本の上陸に感謝しています。上陸がなければ、中国共産党は政権を取ることができませんでした。彼は日本軍に感謝するために、巨額な戦争賠償金まで放棄しました」とコメントしました。すると、すぐに批判する人が現れました。私は具体的に6回それぞれどの公開文書、どの場面で話したかの詳細を伝えました。

 2)法輪功学習者の臓器狩りに関するビデオのコメントでは、多くの人が真実がわかっていなかったため、私は臓器狩りが実際に起きていることだと返信しました。すると、すぐにうそだと言う人が出てきました。私はその人に最近集めた臓器狩りに関するニュースと具体例、さらに最新の大紀元ニュースのリンクも一緒に貼り付けて返信しました。一般的に、相手は受け入れず、批判あるいは罵ってきますが、今回はだれも返信しなくなりました。

 3)ある江沢民に関するビデオでは、多く肯定的なコメントがありました。私は以下のようにコメントしました。

 江沢民は人間のくずです。共産党の一党独裁により、信仰の自由がなく、江沢民は法輪功学習者を迫害した首謀者です。さらに臓器狩りを犯し、国際法廷で訴えられています。その罪はナチスと同様で、拷問罪とジェノサイドを含む人道に反する罪です。主に法輪功あるいは民主主義者、中国で迫害を受けた人を抗議しています。しかし、中国人が江沢民が売国奴であると知れば、みな反対するでしょう。江沢民が売った国土はかつての指導者の中で最も多いのです。1999年12月9日と10日は中国人にとって恥ずべき日です。この二日間で、江沢民と訪問中のロシア大統領エリツィンは、「中華人民共和国政府とロシア連邦政府との間で中国とロシアの境界の東部と西部における物語議定書に関する議定書」に署名した。譲渡された総土地面積は125万平方キロメートル以上です。そして、それだけではありません。彼はタジキスタン、インド、ベトナムなどにも国土を売ったことがあります。

 三、武漢肺炎の真相を外国人に伝える

 武漢肺炎が流行してから、私は関連のニュースを集めました。多くの欧米主流メディアのYouTubeチャンネルには、様々な報道とコメントが見られます。私はある英語報道の下に英語で「中国共産党影響及び反対により、台湾は世界保健機関(WHO)のメンバーから外されました。しかし、これはとてもおかしいです。現在、台湾はウイルス対策が最も効果的な国です。たった300人あまりしか確認されておらず、学校や学生もほとんど影響されていません。なぜなら、台湾は中国共産党とWHOを信用していないからです。台湾では2019年12月31日から入境する旅客を検査し、翌年1月2日に緊急対応センターを設立しました」とコメントしました。その後、WHOと中国共産党の隠蔽が詳しく知りたい人に、詳細を教えました。

 また、あるカナダメディアのチャンネルで、感染者をインタビューしたビデオのコメント欄に、「早く回復できるようにお祈り申し上げます。中国人として、共産党の行為に恥を感じています。彼らが感染状況を隠蔽し、ウイルスのパンデミックをもたらしました」とコメントしました。あるネットユーザーは「中国は1月にロックダウンしており、北米は当時すでに知っていました。これは中国の責任ではありません。しかも武漢の責任者も処罰を受けました。感染対策では米国は中国よりできていると考えていません」と返信しました。

 私はこのコメントを見たとき、どのように伝えたらいいか悩みました。ちょうどチームの同修と一緒に学法したとき、師父の『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』の「実は中国人はみな、中共悪党がどのように存在しているのか、邪悪に利用されている党の首魁がどのように思考しているのかも分かっています。このことは西側社会にいる正常な考えを持つ人にはわかりません。ひいては邪党の文化がどういうものなのかも分かりません。ですから、ある日邪党が突然中国から消え、崩壊したら、ほかの国の政府は邪党がどのように崩壊したのかが分からないのです。中共邪党がどういうものなのかを知りたければ、まず中共邪党がどのように物事を考え、思考しているのか、どのように嘘をついているのかを知っておかなければなりません。これらの最低限のことも分からなければ、あなたが入手した情報は全部偽りのものなのです」を読みました。読み終わってから同修と交流し、返し方を思いつきました。

 私は以下のように返信しました。中国人として、中国ではなく、中国共産党に反対しています。あなたは絶対に共産党がいかに中国人を扱っているかが思いつかないでしょう。北米はWHOを信用していますが、WHOの情報は中国共産党による偽のデータです。1月20日まで、中国共産党はヒトからヒトへの感染がないと言っていました。しかし、多くの内部文書は彼らがすでに去年の12月に内情がわかっていたと証明しました。死亡者数が3800人あまりだというのも、遺骨箱の領収書では実際の人数は42000人以上である可能性があります。台湾はSARSから教訓を学び、中国共産党とWHOを信用しなかったために、(筆者が執筆した時点で)440人確認され、7人の死亡にとどまっています

 ロックダウンの期間中に、病院で診てもらえない多くの人が家族に感染させないために、自殺しました。さらに多くの人が高価な野菜を買わされました。警官が夜中に人を捕まえ、多くの公民記者が真実の報道をしたために、消されました。北米でこのようなことが起きるでしょうか。

 武漢市の長周先旺氏は感染状況の知らせが遅れたことを認めましたが、解雇されていません。彼は「中国人に理解してほしい、地方政府の指導者として、情報を得ても、許可が下りて初めて公開できるのです」と述べています。

 このコメントをしてから、返信がなくなりました。これをみた外国人はみな中国共産党の隠蔽による被害を知ってほしいのです。今回の武漢肺炎の後、これをきっかけに外国人に話しかけ真相を伝えることが容易になりました。しかし、一部の人はなぜ法輪功を迫害するのかを理解できないので、私が武漢で起きた人殺しなどを話すと、彼らは中国共産党の邪悪がわかり、なぜ法輪功を迫害するのかがわかるようになりました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/12/411576.html)
 
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