四川省の法輪功学習者ら 薬物と毒針で迫害された実例
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 【明慧日本2021年1月30日】(四川省=明慧記者))中国共産党(以下、中共)の薬物乱用による法輪功学習者(以下、学習者)への迫害は、計画的で、上から下まで組織的に実施した迫害であり、留置場や刑務所が病院、医師と結託し、学習者を迫害するために薬物を一般的に使用している。以下は、四川省の学習者が薬物や毒針により迫害された実例である。

 1、成都の房慧さん(女性)は、四川大学外国語学院の講師で、自転車で青蔵国道に沿ってラサまで行ったことがあり、青年勇士トップテンに選ばれ、四川大学登山チームのアスリートでもある。2002年11月5日の夜、房さんは成都武侯公安局の警官に連行され、3、4台のパトカーに乗ってきた警官らが1時間近く家宅捜索をした。その後、房さん夫婦はそれぞれ懲役3年6カ月と懲役3年の実刑判決を受け、公職を解雇された。

 2004年に房さんは再び連行され、成都第一留置場に拘禁された。留置場で、残忍な拷問を受け衰弱した房さんは、同市青羊区人民病院に送られ、薬物注射を受けて体が不自由な状態になってしまった。解放され帰宅した時、房さんは全身が腫れ、皮膚は硬くなり、目は少ししか開けられず、ろれつが回らなくなり、頭を抱えて叫ぶほどの激痛に襲われることもあり、普通に歩くことができず、足を上げられず少しずつ移動しても転ぶことがしばしばあった。家族は房さんを連れて大病院の専門家に診てもらい、「中枢神経系が破壊している」と診断された。家族はすぐ「どうやって破壊されたのですか」と聞くと、医者は何も言わなかった。

酷刑演示:打毒针(绘画)

拷問のイメージ図:毒針を注射される

 迫害されて言葉の機能を失いかけた房さんは、長年ベッドで寝たきり状態になり、2019年3月に無念の思いを晴らせないまま亡くなった。

 2、成都市青羊区に在住の李忠芳さんは、2017年8月1日、野菜市場で野菜を購入中に連行されて以来、留置場でずっと断食で迫害に抗議し続けていた。不当な裁判にかけられる前から、留置場の医師は、李さんが危篤に陥り、命の危険に晒されていると家族に何度も伝えた。

 2018年4月10日、李さんに対する裁判が午前9時30分に予定されていたが、午前11時過ぎに、関係者らはようやく李さんを留置場から法廷まで連れてきた。その時、李さんは非常に衰弱し、身体が震え続け、混乱した言葉をしゃべっていた。 李さんの様子を見た家族と友人は、毒針を打たれたのではないかと疑った。

 裁判が終わって間もなく、李さんの精神状態が異常になったという情報が留置場から広まった。その時、李さんは拘禁中にベッドで排尿や排便をしたにもかかわらず、裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、2018年7月2日に成都女子刑務所に送られた。

 3、2016年に解放されたAさんの話によると、Aさんは帰宅した後、刑務所で知り合った成都在住の夫婦の自宅を訪ねたことがある。その夫婦は2人とも学習者で、妻が出所した日に肉を買いに行き、途中である人が指差しながら「この人は数日後に死ぬ」と小さい声で言った。その夜、その妻は亡くなったという。「夫は、外の雑草地で排尿したとき、尿がかかった草が黄色になって枯れたのを見て、自分も毒針を注射されたと分かった」と言った。

 4、四川省のある男性学習者は2013年に連行され、懲役3年の実刑判決を宣告され、四川省楽山嘉州刑務所に収容された。そこで、あらゆる拷問や迫害を受けてきた彼は、自分の信念を貫いた。2016年、出所する数日前に、刑務所は彼に不明の薬物を注射した。数日後、男性学習者は声が出なくなり、半身不随になった。現在に至るまでこの状態からは回復していない。

 成都市青羊区新華社区保健サービスセンター(元青羊区人民病院)は、留置場の指定病院であり、多くの学習者がこの病院で薬物により迫害されたことがある。方顕志さん、張川生さん、沈立之さん、黄麗莎さん、胡紅躍さん、顧伝英さん、陳桂君さん、段世瓊さん、鄧建萍さん、趙忠玲さん、黄敏さん、周慧敏さんなど十数人の学習者が、この病院で迫害されて死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/25/419037.html)
 
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