四川省の女性2人に不当判決
【明慧日本2025年4月17日】四川省遂寧市の在住の2人の女性法輪功学習者・蒲澤秀さん(86歳)、陳維新さん(80歳)は、法輪功を実践したとして最近、それぞれ懲役6カ月の不当判決を宣告された。刑務所外での服役は認められたものの、月に一度地元の派出所に出頭するよう命じられた。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
元教師である蒲さんと陳さんは、2024年4月1日の朝、法輪功迫害の事実について人々と話しているところを私服警官に発見され、連行された。2人は凱旋路派出所に連行され、家宅捜索と尋問を受けた後、正午に保釈された。
6月5日、警官は2人の女性の息子に電話をかけ、母親を派出所に連れてくるように命じた。翌日、蒲さんと陳さんは3人の息子たちと共に警察に出頭した。しかし、警官は息子たちと話をするどころか、書類に署名させた。その後、5人は船山区検察庁に連行され、そこでも職員は息子たちと話をし、書類に署名させただけだった。その後、2人の女性は、保釈となり起訴を待っていることを息子たちから知らされた。
2025年2月下旬、蒲さんと陳さんは城南派出所から、事件解決のため船山区裁判所に出頭するよう通知を受けた。2人は出頭し、事件終結のためそれぞれ2,000元を支払うよう命じられた。しかし、3月中旬、裁判所から再び出頭するよう呼び出された。指示通りに出頭したところ、2人とも懲役6カ月の不当判決を受けた。