文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年2月7日】中国共産党が法輪大法を狂ったように迫害している中で、私は家庭内の圧力にも抵抗して、大法をしっかりと実践しました。外部からの非常に危険な事態にもかかわらず、夫を徐々に説得して大法を認めてもらうようにしていましたが、そんな中、我が子の成長はいつも晴れやかなものでした。迫害の絶頂期に人通りの多い道を歩いていても、息子は会話の中でも「私の母は法輪功学習者です」と公然と言うことができました。
息子が小学生のとき、学校の先生は圧力下でやむを得ず、クラスの集会で「法輪功を批判する発言」をしました。先生は心の中では理解していましたが、話すことを迫られ、最後の10分まで躊躇しながら時間を伸ばしていましたが、「クラスの皆さん、法輪功は素晴らしいと思いますか?」と言いました。このオープンな質問に直面した子どもたちは、どう答えていいのか分からなかったのですが、息子は手を挙げて「警官が法輪功の人を逮捕するのは間違っています!」と答えました。先生は「あなたの言う通りですね」と言うと、ちょうど授業が終わる時間になりました。
息子が中学生になった時も、小学生の時と同じように、先生が余儀なくされ法輪功を批判していました。この先生は生徒に自分の意見を存分に言わせるために、オープンエンドの討論を使っていました。息子は再び発言しました。「法輪功は良くない宗教だとされていますが、この結論には前提があり、中国が共産党に支配されていることです。つまり、この前提が存在しなければ、結論も存在しないのです」。 この息子の発言は、全会一致で先生方と生徒の承認を得ました。
息子は中学生の時、共産党の少先隊から脱退しただけではなく、共青団に入ることを公然と拒否していましたが、市の優秀な生徒に選ばれたことに何の影響もありませんでした。しかも、高校生になってから共青団の団員ではないのに、生徒会長になりました。
ある年の大晦日、私は息子に「あなたに新年の贈り物があります。明日から、時間がある時に、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えてほしいのです。来年のこの日が来たら、この1年の間にどんな収穫があったか教えてね」と話しました。
あっという間に1年が経って、約束の日がやってきました。私は息子に聞きました。「どうでしたか? この1年の間に、何か収穫がありましたか?」と言うと、彼はすぐに微笑みながら言いました。「海外に行きたい。私はTOEFL(国際基準の英語能力測定試験)やSAT(大学進学適性試験)のスコアは完璧で、学校ではトップの成績を収めています。学外での様々な活動でも、素晴らしい成績を収めているので、自分のことを皆が知っています。とても素晴らしい一年でした」と話してくれました。
息子がアメリカのカレッジや大学に応募した後、彼の採用を提案したいくつかの学校が、面接の手配をしていました。あるケースでは、中国のアメリカの名門校の校友から、面接の依頼がありました。その日は約束通りに行ったそうですが、相手の方が急に体調を崩されたそうです。私は明慧ネットの同修の記事に啓発されて、息子に「見舞い用のカードを買って、『一日も早い回復を願っています』というメッセージを書いて、ホテルのフロントに預けて、ウェイターに頼んで転送してもらうといいよ」と話しました。 息子もそうしてくれて、相手はとても感動したそうです。その大学には行かなかったのですが、良い関係が築けました。
大学進学後、息子は修煉はしていないのですが、英語版の『轉法輪』の電子版をノートパソコンに保存していました。ヨーロッパ旅行の際、観光地で真実を語ってくれた修煉者に出会った時、息子は「母も大法を修煉しています」と嬉しそうに話しました。海外での修煉者からの挨拶を、厳粛な言葉で私に伝えてくれました。
息子の大法に対する態度は、彼に大きな福報をもたらしました。アメリカの一流のリベラル・アーツ・カレッジを卒業後、そのまま一流大学の修・博士課程に入学し、現在ではアメリカの影響力の大きい専門誌に論文が少しずつ掲載され、アメリカの主流メディアにも注目されています。