文/中国の子供弟子口述 祖母整理
【明慧日本2021年1月15日】
私は今年8歳の子供弟子です。物心ついたときから、おばあちゃんと一緒に師父の説法を聞いていました。5歳の時、おばあちゃんと一緒に煉功しました。私は大法の子供弟子の歌を聞くのがとても好きでした。大法の本の法輪が、回転したり、反転したりして、いつも法輪が回っているのが見えて、私はとても嬉しかったです!
ある日、おばあちゃんに「『真・善・忍』はどういう意味なの?」と聞きました。おばあちゃんは「『真』は真実のことを話して、嘘をつかず、人を騙したりしないこと。『善』は人に優しく、弱い者を思いやり、人のために考えること。『忍』は人と争わないことで、殴られたり、罵られたりしても耐え忍び、苦を受け入れることだよ」と教えてくれました。
おばあちゃんはとても善良で、誰に対しても優しく、私にはもっと優しくしてくれます。私はおばあちゃんに育ててもらって、今でもおばあちゃんと一緒にいます。法輪大法の弟子は皆良い人だとおばあちゃんを見て分かり、心から「法輪大法は素晴らしい!」と思いました。
幼稚園のとき、私は「真・善・忍」に従って良い子になるように、友達と喧嘩をせず、友達が私を罵っても、私は何も言いませんでした。また、ある友達が私をたたいても、私はやり返さず、我慢しました。おばあちゃんが大法を修煉しているから、私も修煉したかったのです。
4歳のとき、私は2人の友達と同じベッドで私は真ん中で寝ていました。両隣の友達が私の髪の毛を一本一本抜きましたが、私は我慢して先生に言いませんでした。私の前髪はその子たちに抜かれてハゲてしまいました。お母さんはそれを見てとても怒って、私に「おとなしすぎる、なぜ先生に言わなかったの」と責めて、しかりました。私はお母さんに「私が間違っていたの?」と聞くと、お母さんは私が正しかったと言い、また「あなたは借りを返したのよ。そうでなければこんなことは起こらないはずだから」と言いました。
6歳のある日、おばあちゃんは私を連れて法輪功の資料を配りに出かけました。おばあちゃんは面と向かって人に法輪大法の素晴らしさと迫害のことを伝えて、話し終わってから資料を渡しました。「私も配りたい」と言うと、おばあちゃんは私に2枚の資料をくれました。前に2人いるのを見て、私はその2人に配ろうとしました。私は「あの2人をどう呼んだらいいの?」と聞くと、「おじいさんと呼べばいいよ」と教えてくれたので、私は走って行って、その2人に「おじいさん、おじいさん、私は良いものをあげます」と言いました。2人のおじいさんはほほえんで受け取ってくれ、2人とも私に「良い子だね。ありがとう!」と言ってくれました。
おばあちゃんがステッカーを貼っている時、「私も手伝うよ」と言い、私は1枚のステッカーをていねいに電柱に貼りました。貼り終わってから、ステッカーの「真・善・忍」の大きな文字を指さして「とてもきれい」と言いました。おばあちゃんは「このステッカーはずっとここで人を救ってくれるよ」と言いました。私は「師父に、ずっとここで人を救ってくれるように、守っていただけるようにお願いします」と言いました。このステッカーは今でもそこにあり、時間が経ったので色があせてきました。
今、私は小学3年生です。ある日、私は普段通りで、誰にも嫌なことをしていなかったのに、突然大勢の同級生が私を取り囲んで殴って来ました。私は殴られて、押されて、何度も倒れました。私のズボンはボロボロになって、手も怪我をして、膝も腫れて青紫色になりました。私は師父がおっしゃった「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」[1] を覚えていました。私はこの事を先生に言いませんでした。
2020年の秋、おばあちゃんは私を塾に送って行く途中、ある村で資料を配り、私も手伝って配りました。私は真剣に資料をある家の正面玄関に置きました。置く途中、人に会いましたが私は怖がらず、それぞれの家に置き、なくなるまで続けました。私は嬉しくて、「おばあちゃん、私も人を救ったよ! 私も人を救ったよ!」と言うと、おばあちゃんは「人を救ってくださるのは師父ですよ」と言いました。
学校で先生は毎日生徒に『小学生の心得』を覚えるように言います。「愛党」という言葉まで読むと、私は「法輪大法は素晴らしい」と念じます。学校では毎日、中国共産党の旗があげられます。ある日、私は旗に向かって、「法正乾坤、邪悪全滅。法正天地、現世現報」[2] と発正念をしました。私はまた「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と言うと、突然、天空で黄色い袈裟を着ておられる師父が蓮の華の上に座り、私にほほえんでおられるのが見えました。
おじいちゃんは修煉しておらず、よくおばあちゃんを怒っていました。ある日、おじいちゃんはしつこくおばあちゃんを怒っていたので、私はおばあちゃんをお父さんとお母さんの部屋まで連れて行って、「おばあちゃん、私と一緒に話しましょう。おばあちゃんは大法弟子だから、おじいちゃんに怒られても、怒らないでね。おじいちゃんはおばあちゃんの心性を高めてくれているんだよ! 私たちもおじいちゃんを手伝ってあげよう。おばあちゃんは忍が良くできているから、続けて忍をしてね」というと、おばあちゃんはうれしそうに笑いました。
2020年3月、私は『轉法輪』を読み始めました。勉強がとても忙しく、日曜日は塾があるので、やっと第六講まで読みました。冬休みのとき、私はもっと多くの時間をかけて『轉法輪』を学びます。
私は大法の子供弟子です。師父は私の智慧を開いてくださり、私の学校の成績は学年でいつもトップです。
師父、守ってくださり、教えてくださり、ありがとうございます!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」