発正念の不思議な物語
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年2月8日】夢から覚めたら、痛くて持ち上げられなかった右腕が不思議に治っていました! 夢の中で、私はとても高い大階段を上っていましたが、階段にはステップがあるようには見えず、ただ布に覆われた大きな斜面があるだけでした。 裸足で靴も履かずに、辛抱強くコツコツと最上階まで登っていきました。

 夢の中で、私は小学生の友達と部屋の中で話していました。 その時、右腕に葉物の野菜についている肉質のミミズが数匹くっついていることに気づきました。 一匹ずつ取ってテーブルの上に置いてみると、まだ生きていました。 その時、ふと気がついたのですが、2匹の虫が同級生の腕にもついていることに気がつき、慌てて虫を取りました。同級生の腕には傷あとが残りました。私は早く虫を処分しないと、また、他の人に被害が及んではいけないと思いました。

 夢が覚めたのはその時でした。 目が覚めて最初に思ったのは、何日も痛くて持ち上げるのが大変だった右腕が、痛みがなくなっていることでした。 右腕を動かしてみると、確かに治っていました、本当に不思議ですね。 寝る直前に右腕が痛くて、ゆっくり横にならないと動かないし、自由に持ち上げることもできないほどでした。 しかし、これが完全に治りました。

 私は起きて、すぐにこの文章を打ち込み始めました。 なぜなら、遅らせてはいけないし、遅らせると時間が過ぎて書けなくなることがわかっていたからです。 今回これを書いて、法輪大法の素晴らしさを証明します。 私はこれよりも、もっと奇跡的な似たような体験がすでにあって、それについても書こうと思っていましたが、できていなかったからです。 また、正念を発して悪を取り除き魔難を乗り越えた経験が何回もあり、現在の全体で正念を発して悪を取り除く天象に合わせてまとめていきたいのです。

 まず言っておきますが、これも偶然ではありません。 実は、以前から学法煉功発正念などの物事の進め方が整理されておらず、自身の修煉状態が良くないため、このような腕の痛みとしての状態になっていたのです。 最近、全体の発正念に参加して、発正念を強化しています。 一昨日の夜、全体の発正念の時間に、私は集中して、全方位から全面的に全ての邪悪の要素を解体することに正念を発しました。 今回の発正念の時間が割合に長かったのです。

 今回の夢で腕の痛みが取れた根本的な原因は、この2日間で正念を発して悪を取り除くことを強めたことにも関係していると思います。 寝る直前にも、心の中で発正念を強めていました。そこで私は、師父が、夢の中で私を迫害していたこの別の空間の根本的な原因を取り除いてくださったと悟りました。私はこの虚像の病業のために正念を発したのではありませんが、ただ内に向けて探し、あらゆる面が向上していくべきと考えたのです。

   師父は「ご存知のように、現在私たちは人手が非常に限られているため、法を実証する中で一方に気を取られてしまい、他方をおろそかにしてしまうということがないようにすることです。つまり、あることに力を集中してはならず、できるだけ全体を念頭に置き、現在行っていることを全てうまく行うようにすべきです」[1]、「もしいかなる観念も持たずに問題を判断するのであれば、あなたは非常に素晴らしい偉大な神になります。しかし、これは人類にはできないことです」[2]とおっしゃいました。

 問題にぶつかったら、まず心を落ち着かせ、長所と短所を秤にかけてみることだと考えました。師父の教えられた「何かをするときには、まず他の人のことを配慮して無私無我で、なおかつ他人を先に、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げなければならないのです」[3]を達成することでもあると思います。 そもそも全体で法を正すことに協力し合うという大局を最優先に置いて考え、常に無条件で内に向けて探すことが大切なのです。この時、自分はどのような修煉状態にあっても、自我を放下し、無条件に師の求めるものを円融して、このようにすれば、必ず法に同化した最も良い状態になり、発した正念は破竹の勢いで悪を払拭できます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇二年ボストン法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『米国東部法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/2/417837.html)
 
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