武漢市の70代の周秀華さん 2カ月余り拘置所に拘禁される
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 【明慧日本2021年2月9日】武漢市の法輪功学習者・周秀華さん(70代女性)は、武漢市東西湖区に住んでいる。2020年12月28日の朝、周さんは警官からの電話で「呉家山派出所で話がある」と言われた。周さんは夫と一緒に派出所へ行った。4回連続で受けた健康診断が不合格だったが、それでも、東西湖区二支溝拘置所に拘留された。

 2020年7月15日午前6時、周さんは誰かがドアをノックする音を聞き、年配の夫がドアを開けたとたん、20〜30人が家に侵入してきた。

 警官らは周さんの自宅に法輪功に関する資料があるのを見て、私服の男たちが家宅捜索を始めた。その過程で周さんは、彼らが違法行為をしていることを指摘したが、その後、周さんは警官らに呉家山派出所に連行された。それから間もなく、修煉していない夫も派出所に連行された。

 それから私服警官は、周さんの家に誰もいないため法輪功の本、創始者の写真、真相の文言を書いた紙幣、プリンター、その他の所持品を押収した。

 2020年7月16日、周さん夫婦は帰宅した。また、警官らは周さんの家の鍵を押収した。警官も「おまえたちが家でいつ食事をするのか、いつ寝るのか、俺達にはすべて分かっている」と言った。

 周さんは一晩中拘束されて怯えただけでなく、人を善くすることを教えた法輪功の本をすべて取り上げられて、家に帰ってから数日間、悲しくて泣いていた。

 一度、夫に連れられて散歩に出かけ、帰宅すると自宅のテーブルに置いていたUSBメモリが2本なくなっているのを発見し、夫と外出している間に何者かが家の中に入ったのではないかと疑ったことがある。また、警官は周さんに、いわゆる「報告書」を書かせるために毎週派出所に行くように指示していた。その後、周さんは1年間、仮保釈となった。

 2020年12月17日、徐という検察院の職員は、同月15日に周さんが検察院で起訴されたとする検察院からの通知書を家族に渡した。

 2020年12月28日、周さんが呉家山派出所に呼び出された後、警官は周さんに1日1回ずつ、4回の健康診断を受けさせた後、強制的に刑務所に送った。周さんはすべての身体検査に不合格となった。担当者の警官・阮浩、彭金科は、どのような手段を使ったか分からないが、周さんを留置場に拘禁していた。

 「仮保釈」の期間中、周さん夫婦は、東西湖区の各級の公安関係者に、家宅捜索と事件の違法性を繰り返し伝えたが、彼らは耳を貸さず、返事もしなかった。周さん夫婦が中に入ることさえ拒否した。

 周さんの家族は東西湖区検察院の応接室に行き、周さんの件について、どのような法律を犯したのか? どの検察官が担当しているのか? と尋ねたが、検察院の応接室の職員は全く応対しなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/6/419592.html)
 
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