バスの乗客 運転手 修煉者を警官から守る
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月19日】私は今朝、遠く離れた田舎町の市場に法輪功真相を伝えるために行きました。

 帰路、長距離バスに乗っていた時のことです。

 バスには20人以上の人が乗っていました。私は乗客に法輪功の実相を伝え、そして、新型コロナウイルスに加えて、さらに多くの、さらに大きな災害がやってくるだろうと伝えました。私は、「明の時代、劉伯温は1万人のうち1000人しか生き残れないと予言した」と話しました。この話は乗客の注目を集め、多くの人が法輪功に関する資料とお守りを受け取りました。切符を売っていた車掌もお守りを受け取っていました。

 運転手は中国共産党(以下、中共)の嘘に毒され、今まで大法を認めませんでした。私が話をしている間、運転手は何も言いませんでした。私はこれまで何度も彼のバスに乗ったことがあり、大法の実態を話してきましたが、彼は受け入れられなかったようです。

 私は最前列に座っていたおばあさんにお守りを渡しながら「いつも身に付けて持ち歩けば、身の安全を守ることができますよ」と言うと、運転手が突然「バスの運転には安全が絶対に必要です。お守りを一つください」と言いました。彼がそれを受け取った後、三退の重要性を話すと、彼は躊躇することなく、中共の関連組織である少先隊からの脱退に同意しました。

 その後、7、8人が資料やお守りを求め、彼ら全員が「三退」しました。

 バスは小さな町でさらに多くの乗客を待つために停車していました。突然、1台のパトカーがバスの前に停車し、5,6人の警官がバスに乗り込んで来ました。その時、ドア近くに坐っていた中年の女性が、私が渡したばかりの「藏字石」(※)のパンフレットを読んでいました。警官は彼女の手からそれを奪い取り、「これはどこで手に入れたのか?」と尋ねました。彼女は「見知らぬ人からもらいました」と答えると、警官は「それは男か、女か?」と聞き、女性は答えを変えて、「地面に落ちているのを拾いました」と答えました。

 警官は続けて運転手に尋問し始めました。運転手は「休憩のためにここに来ましたが、居眠りをしていて、何も知りません」と答えました。他の乗客も黙ったままでした。警官は「言わなければ派出所に連れて行くぞ」と脅しました。数分間、膠着状態が続いた後、運転手が「予定が遅れているので、そろそろ出発します。バスから降りてください」と言いました。警官はしぶしぶ降りて行きました。

 バスが目的地に到着すると、2人の警官が待っていました。彼らはすぐにバスに乗り込み、乗客に尋問し始めました。その間に私はバスから降りました。

 今日このバスに乗っている人たち、運転手、中年の女性は私を告発することなく、大法弟子を警官から守ってくださいました。これは人々が目覚め、決定的な瞬間に自分自身を正しい位置に置いていることを示しています。現在、直面しているこの未曾有の新型コロナウイルス感染症、つまりこの大淘汰の中で、彼らは必ず大法に救い済度されると思います。

 私は彼らのために嬉しくてほっとしています。

 師父の慈悲深い救い済度に感謝いたします!

 (※)「蔵字石」:中国貴州省平塘県にある2億7千万年前の石が二つに割れ、「中国共産党亡」という文字が現れた。2002年6月に発見された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/8/417456.html)
 
関連文章