文／中国の大法弟子
【明慧日本2024年2月28日】私は倉庫の引っ越しのため2017年4月、トラックを借りて荷物を運ぶことにしました。トラックの運転手はとても親切で、費用も良心的でした。他の運転手は運転だけを担当していて、荷物の積み降ろしを手伝いませんが、彼はいつもてきぱきと働き、荷物の積み降ろしを手伝います。1キロ離れた新しい倉庫に運びますので、彼は2人を連れてきて、1回の運ぶ料金は50元にしました。私は彼らに安全に注意するようにと言いました。彼は「大丈夫です。安心して任せてください」と言いました。当時、私はとても忙しかったので、頼んだ後は別の事をしに行きました。私がその場を離れようとした時、突然、後ろから「ドン」 という大きな音と、「ギシギシ」という音が聞こえました。後ろを振り返ると運転手が見えず、下を見ると、運転手はトラックの後ろのコンクリートの地面に倒れていました。
トラックの荷台は1.4メートルほどの高さで、柵は50センチほどしかないことに気づきました。先ほどの「ドン」という音は、運転手がコンクリートの地面に頭をぶつけたもので、「ギシギシ」という音は背骨がずれたものでした。急いで行って、起こそうとしたのですが、彼の頭はなかなか上がらず、首が少し硬くなって、呼吸がほとんどなく、死んだようでした。私は急いで人を呼びに行くと、ちょうど母と妻がやって来て、この光景を見て、私たち3人はすぐに運転手に向かって「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と、心からの九文字を唱えました。私たちは十数分ほど唱えると、運転手はだんだん目を覚ましました。彼は独り言を言っているように「どうしてここに横になっているのか？」とつぶやいた後、彼はトラックの柵を振り返って、「さっき私は段ボール箱を持ち上げて積み重ねていましたが、荷物を固定するロープが突然切れてしまいました。ちょうど私はトラックの柵に背を向けていました。足が柵にぶつかって、頭を下にしてコンクリートの地面に落ちてしまいました」と思い出しました。
運転手が起き上がろうとして、私は彼を支えて車の中で少し休むように言いました。彼と一緒に来た二人は 「早く病院に行って検査しましょう。頭が地面にぶつかって、ケガをしたかもしれません」と促しました。私は「師父の加護があるから、何の問題もない」と信じていました。私は車で運転手を病院に連れて行く途中で、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えるように言いました。彼は覚えられないと言ったので、メモに書いて彼に読ませました。
最寄りの病院に行って、脳のCTを撮りました。医師は「大した問題はありません。頭蓋骨は骨折していません。これは一番軽い症状です。ただし、頭蓋内に少し血が出ているので、排出すれば大丈夫です」と言いました。しかし、その病院には脳外科の医師がいないため、別の最寄りのセンター病院に行くようにと言われました。その時、運転手の妻と息子も駆けつけてきました。私は二人にさきのメモを見せ、「一緒に心からの九文字を唱えましょう」と言いました。彼の妻も息子もイエスを信じており、彼の妻は「早く読みましょう。神様に助けをお願いしましょう」と言いました。彼らはメモを見ながら、声をそろえて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えました。
次の病院に着いたら、担当の医師から「事故の責任者はここに来ていますか？」と聞かれました。通常、責任者がいる場合、多額の医療費を請求されることが多いのです。私が口を開こうとしていたところ、運転手は私を引っ張って、「責任者はいません。私がうっかりしてトラックから落ちてしまいました」と言いました。彼の妻もそう言っていました。本当に良い人ですね！ 現在は、何もなくても、人のせいにして金をゆすろうとする人がたくさんいます。私は彼のやさしさに感動しました。私は入院の保証金を2000元払ったあと、引っ越しのことで行かなければなりませんでした。運転手は20日以上入院し、回復して退院しました。それから7年が経ちましたが、今も運転手は元気に大型トラックを運転して、長距離を走っています。
師父の助けに感謝します。もし運転手が本当に命を落としたら、彼の家庭が壊されるだけではなく、私も100万元以上の賠償金を支払うことになるかもしれません。数十年かかっても返済できないかもしれません。師父は一つの家庭を守ってくださり、また、弟子の経済的危機を救ってくださいました。
師父に感謝します！ 法輪大法に感謝します！
（責任者編集者：文謙）
