大法の歌を歌いながら堂々と派出所から出た
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年3月6日】昨日、警官に連行された同修が、堂々と派出所から出た話を聞いて、私は衝撃を受けました。この記事を書き出して大法の威徳について証言したいと思います。

 同修・Aさんは70代の高齢者で、東北のある街に住んでいます。2020年12月初旬のある日、Aさんが街頭で法輪功の資料を配っていたところ、真相を知らない人に通報されました。資料を配っていると、ふと周囲を取り囲んでいる4、5人の警官に気付きました。警官が「配り終わったか?」と聞いたので、Aさんは「何を配っているんですか?」と聞き返しました。警官は「あなたは法輪功(修煉者)ですか?」と聞きました。Aさんは「はい」と答えました。その後、弁解を許さない警官らに押されてパトカーに引きずり込まれると、手錠をかけられ、派出所まで連行されました。

 派出所に到着すると、警官はAさんを鉄柵で仕切られた小部屋に入れました。Aさんは「私は囚人ではないから、ここに入れてはいけません。大法は慈悲深く、私は人々を救うためにここにいます。天は中国共産党を滅ぼすから、三退することが身の安全を守るための唯一の方法です」と言いました。

 警官がAさんに名前を聞いても、Aさんは真相を語り、共産党から脱党することを勧めました。警官が何を言っても、Aさんは無視して、身の安全を守るために共産党からの脱退を勧めるだけでした。

 この時、1人の警官が師父と大法を罵り始め「私は法輪功を迫害し、私は共産党を支持する。なぜか? 共産党が私の給料を払うからだ!」と叫んでいました。この時点で、他の数人の警官も罵り始め、Aさんを最も汚くて下劣な言葉を発しながら取り囲み、Aさんが語る真相に、誰も全く聞く耳を持たなかったのです。

 それで、Aさんは正念を発しました。警官らは、彼女の周りで罵声を浴びせ続け、留置場や刑務所に連れて行くと脅しました。Aさんに恐れはなかったのですが、Aさんは心配そうに考えていました。どのようにすればこれらの警官らを救うことができるのだろうか? この時、Aさんは人々を救った大法の歌(『洪吟三』、『洪吟四』で師父が書いた歌詞)を思い浮かべ、この大法の歌を使って警官らの善の思いを呼び覚ましたいと考えました。

 そこで、Aさんは、まず「なぜ拒否するか」という曲を歌い、その後、「私たちは知っている」、「あなたを救うのは真に難しい」、「神佛が指し示す道」、「天に通ずる路」などの曲を歌い、合計6曲を歌いました。

 Aさんが人を救う歌を歌っていると、叱り罵っていた警官らは、次第に態度を変えて徐々に落ち着き、Aさんが歌うのを静かに聞いていました。次々と、他の警官もやってきて歌を聞いていました。

 この時、警官がAさんの真相資料を拾って読んだので、Aさんは 「この資料をよく読んでください、命を救うためのものです」と言いました。

 最後に、派出所の所長が来て鉄柵の扉を開けると、Aさんの手錠を外してAさんにささやきました 。「おばさん、あなたは年を取っているから、ここで苦しんでほしくありません。家に帰ってください」

 そう言って所長はAさんを外に導きながら「おばさんは、さっきここに入ってきた時は帽子をかぶっていたから、取ってください。この部屋のあちこちに監視カメラがあるから。あと、私はあのテーブルでものを書いている間は、 あなたの方を見ないようにしますから、 あなたは私の横を通ってここから出ていってください」と言いました。Aさんは 「どうやってここから出ていきますか?」と聞くと、所長はAさんにどうやって出ていくかを詳しく教えてくれました。

 このようにして、師父の保護の下、Aさんはサインをせず、警官からの質問に答えることもなく、正々堂々派出所から出ました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/24/417080.html)
 
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