村の派出所の所長は「善」を選んだ
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月9日】私は地元の派出所の所長に何度も手紙を書いて、法輪大法の事実を伝えました。これは何年も前のことです。それ以来、所長は私たちの地域の法輪功学習者を守るために最善を尽くしてくれました。

 2001年、派出所と町村政府は、法輪大法の学習者に嫌がらせを始めました。私は最初、憤りを感じましたが、大法の事実を人々に伝えるべきだと考えました。そこで私は、友人や地元の役人に真実を明らかにするための手紙を書き始めました。

 何も知らない親戚が私を警官に通報したため、私は迫害を避けるために家を離れなければなりませんでした。それでも、私は手紙を書き続けました。特に、村の派出所の所長によく手紙を書きました。私は、法輪大法は高徳な修煉法であり、修煉者は「真・善・忍」の修煉を行っていることを伝え、所長には、善良な人々を迫害しないよう求めました。私は数え切れないほど多くの手紙を書きました。

 2003年、ある修煉者が私のところに来て「所長からの伝言ですが、あなたを連行しようと公安局が力を入れているので、できるだけ早く出て行ってほしい」と言っていました。また、その同修からは、所長が私に情報を確実に伝えるために、常人と私の2つのルートで「早くここから出ていって」という伝言を送ってきていることも聞いていました。

 案の定、住民委員会が次々と戸籍を調べ始めましたが、師父に守られて、私は無事に脱出しました。

 2005年、私は国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に連行されました。所長が来て、釈放してくれるように頼んだのですが、うまくいきませんでした。結局、私は1年間、強制労働収容所に入れられました。

 後で知ったのですが、所長は法輪大法の案件を処理する煩わしさを嫌って異動を希望したそうです。彼は申請が却下された後、半年間の休暇を取りました。復帰後、彼は法輪功学習者への迫害をやめました。他の村の治安主任が何度も修煉者を通報したとき、所長はいつも修煉者のために解決してくれました。その後、所長の在任期間中、私たちの町の修煉者が連行されたり、強制労働収容所に入れられたり、刑務所に入れられたりすることはありませんでした。

 コロナウイルスが拡大する中、中国のすべての警官がこの所長のように、大法弟子たちを大切に扱い、より良い未来を選択することを願っています。               

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/17/421418.html)
 
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