文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年1月13日】2018年10月、河北省宝保定市の某県に住む法輪功学習者のAさんが、市場で法輪功迫害の真実を語っている最中に派出所の所長と3人の警官に尾行され、連行される事件が発生しました。連行されたAさんは「警官が善良な人を連行したよ!」と叫んでいました。これには多くの野次馬が集まってきました。多くの人の反発の中で、警官は驚きながらも、世論を無視して、Aさんを連行しました。その後、Aさんは留置場に入れられました。
留置場の取調室で、看守はAさんを鉄製の椅子に座らせ、取調べを行っていました。Aさんは彼らに協力せず、ただ真実を伝え続けていました。法輪大法の素晴らしさ、法輪大法が世界に広まった事実、善悪は報われるという天理など、大法から心身とも恩恵を受けてきたことを語りました。また、法輪功に関する資料の所持と真実を語ることは法律で保護されていると指摘し、インターネットで「中華人民共和国新聞出版総署令第50号」と「公通字2000(第39号)」を検索するように伝え、法輪功は公安部・中央弁公庁が規定した14種類の邪教の中には含まれておらず、現政権の『公務員法』と『警察法』の規定のより、公安局、検察庁と裁判所の執行者は終身で事件を処理する責任があることなどを伝えました。彼らにまた、周永康、薄熙来など中国共産党の高官が悪に報われることの例を引用し、大法弟子をよく扱うことで福に報われることを願っていると言いました。
午後に、Aさんを病院に連れて行って健康診断を受けさせようとし、拘束しようとしました。この時、Aさんの夫と家族は刑務所まで追いかけたところで、Aさんがパトカーで連行されるのを見た夫は、パトカーに乗り込み、「警官であるあなたたちは法律を執行することで法を犯している、嫁はいい人で何も悪いことはしていないです」と叱りながら嫁を引きずり出しようとしました。そして、「なぜ彼女を捕まえるんだ! たぶん私も一緒に捕まえるんだろう!」と叫んでいました。
Aさんの夫は、警官に車から突き落とされた時、両手を広げてパトカーを塞ぎ、「嫁を連れて行きたいなら、先に私を轢いてから行きなさい!」と叫んでいました。一瞬膠着した後、派出所の所長はパトカーから降りて、車の中のAさんに「車から降りなさい、法輪功学習者はみんないい人です、私も知っています、人間として、良心があるべきです、旦那と一緒に帰ってください!」と言いました。そして、隣にいた警官に「鍵を彼女に返してください」と言ったそうです。鍵はAさんから奪ったAさんの家の鍵でした。
午後、Aさんの夫は妻を連れて再び派出所に行き、妻から奪った真実のシール、数十元、カバン、時計などの私物を取り返しました。
この派出所の所長と同行した警官は、自分と家族のために良い未来を選択しました。