【明慧日本2021年3月4日】
一、母親は息子の「予備党員」の申込書を破棄した
2015年の前半、黒龍江省のある男の子が主要高校の3年生になっていました。男の子の母親は、息子のために学校の近くに家を借りました。その子の学業成績は常にトップクラスで、年間を通して10位以内に入っていました。ある日、学級担任の先生が男の子の母親と面談して言いました。「お子さんの代わりに『入党申込書』を書いてほしいのです。学校は彼を党員に育てる準備をしています」
男の子の母親は政府の公務員で党員です。息子の入党が将来のためになると思い、借りていた家に戻ると、息子のために「入党申込書」を書きました。願書を書き終えて立ち上がろうとすると、急に腰が痛くなって怖くて動けなくなったしまいました。「今までこんなことはなかったのに、なんで突然こんなことになったのだろうか」と思いました。
母親は怖がっていました。病院で検査を受けたところ、腰の椎間板ヘルニアが原因だと言われました。その後も理由もなく何度か再発してしまい、治療のために何度も病院に通うことになってしまいました。
母親の親戚に大法弟子がいました。親戚の人から「三退」の重要性を聞かされて、夢から覚めたかのように目が覚めた母親は、加入していた共産党の組織から直ぐに脱退すると、その大法弟子の親戚に「息子にも同じように、脱退の手続きをしてほしい」と頼みました。
男の子は吉林大学に入学が決まりました。息子が学校に行く前に、母親は息子が持っていたファイルから「予備党員」の資料を取り出すと、その場で完全に破棄しました。その後、母親の腰椎椎間板ヘルニアが消え、仕事も順調に進み、昇進し、家庭生活も円満になりました。
男の子は大学を卒業し、コロナウイルスが厳しかった2020年3月にインターネットを通じて満足のいく就職先を見つけ、現在、北京で仕事をしています。
二、遼寧省の女性「法輪功は正しいのです! 共産党は必ず滅びるのです!」
中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害は依然として厳しいのですが、真実を理解している人々は、もはや中共の卑劣さなどを恐れてはいないのです。近所の女性たちが話しをしていました。ある女性が「法輪功は正しいのです。共産党は必ず滅びるのです!」と話したのです。すると疑問に思った人が「どうして、そんなふうに言うのですか? 中共は絶対的な権力を持っていますよ!」と言いました。
その女性は「共産党に何を言っても無駄です。私は法輪功の資料を読んだのですが、コロナで死んだ人は、ほとんどが共産主義者で、生き返った人は『法輪大法は素晴らしい』を唱えた人だったそうです。今、法輪功は私たちに真実を伝えています。法輪功の真実を信じる者は救われ、共産主義者の言うことを聞く者は、中共と共に殉死者となるのです」と、そっと囁きました。
別の女性も「私の親戚にも法輪功を修煉している人がいます。私も、共産党が悪で有害なことはよく分かっています!」と言いました。
彼女たちの、それらの話を聞いていた私は「あなたたちはよく理解できていますね。これも人を救っていますよ。徳を積んでいますよ!」と教えてあげました。