父と叔父さんの異なる運命
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  【明慧日本2024年3月24日】三退運動が始まってから、私は自分の周りの親戚や友人に真相伝えや三退してもらうことが大法弟子の使命だと理解しました。毎日、親戚の中でまだ三退していない人はいないかと考え、すぐ果物や福を書いたお守りを持って訪問しに行きます。師父の加持の下、効果は良く、親戚たちの殆どが三退して、お守りも受け取りました。

 最初、本名で三退をしたのは父でした。父は、当時まだ定年退職をしておらず、出かける時はいつも大法のお守りを付けた鍵を持っていました。迫害が深刻だった頃、義理の両親は私が彼らの仕事に影響することを恐れ、義理の両親や夫の姉妹、叔母の何人かは自ら私の家に来ては、父を私の自宅に連れてきて私にプレッシャーをかけてきたのを覚えています。当時、そのような雰囲気は普通の人が耐えられるものではありません。義姉も「もし修煉を諦めないのであれば、兄と離婚しなさい」と言いました。

 しかし、まさか父が「彼女が修煉したければ、修煉させろ」と、単刀直入に言うとは思いませんでした。思いがけないひと言で、それまで話し合っていた皆は、突然、言葉を失いました。ついに義母は「離婚させたくはありませんが、息子への影響が心配ですから」と言い出しました。私は即座に凛とした態度で「もし離婚するなら、私より良い人は見つけられないでしょう。私が法輪功を修煉することで家族全員が恩恵を受けています。法輪功の真相(迫害の真実)を知ることで、安全かつ健康で災難さえ乗り越えられるのです。真相を理解するかどうかは、実は命の行方を決める重要なことなのです」と言いました。これで、今回の家庭危機が解体されました。

 父は皆の前で私を助け、大法弟子を支持することで、自らの命を延長することができたのです。

 5、6年前父は定年退職し、妹の子供の面倒を見るため、長期間妹がいる町に住んでいました。痛風の為、長い間薬を服用し、喫煙やお酒も止められず、年齢とともに体も老化し入院し、胃の調子も悪かったのです。2022年9月上旬まで、家に帰って来てから病院で精密検査を受けた結果、末期の胃がんと診断され、すでに転移もしていました。私たちは、保存治療(手術以外の治療方法)を勧め、父に「真・善・忍を覚えていれば、体は徐々に良くなっていくよ」と念を押しました。父は大法が素晴らしいことを知っているし、衰弱した体は日増しに良くなっています。先月、父の耳元で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいを忘れずに唱えてください」と言いました。この時、父にはっきり聞こえたようで、すぐに「はい」と答えました。父は二度と胃痛を起こさなくなりました。

 父の2番目の弟は共産党の党員であり、当時彼も三退してもらいましたが、しかし、彼は共産党の悪い党性を直していないのです。素直な父をいじめたり、新居を建てて父の古い家の日差しを遮り、古い家はいつも薄暗いままでした。父は弟の行動に言葉を失っていました。私は「気にしないで下さい、我慢して、穏やかな気持ちを保ちましょう、自分がやったことが彼のためになれば良いのです」と言いました。父は私の言うことに耳を傾けました。

 その後、叔父さんが病気で入院した時、彼は「私は共産党員だ」と言い続けました。私は彼に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、と誠心誠意に唱えればきっと良くなります」と何度も説得をしました。しかし、彼は聞く耳を持たず、その結果、最後の入院後、吐血して数日で亡くなりました。 

 身体が大きくたくましい叔父さんは大法を信じず、邪党だけを信じ、発症からわずか3カ月後に他界しました。一方、優しくて寛容だった父は、今も元気です。人に真相を伝える時、まだ大法を信じない人のため、衆生を目覚めさせるため、私の周りで実際に起きた真実を話しています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/14/474037.html)
 
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