米国で『明慧二十周年報告書 中国で起きている20年間にもおよぶ法輪功への迫害』が受賞
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 【明慧日本2021年5月20日】アメリカ独立出版社協会(IBPA)は5月14日の授賞式で、明慧出版センターが出版した書籍『明慧二十周年報告書 中国で起きている20年間にもおよぶ法輪功への迫害』(以下、『明慧二十周年報告書』)がベンジャミン・フランクリン賞を受賞したことを発表した。

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图1:由明慧出版中心出版的英文书籍《明慧报告:法轮功在中国大陆被迫害二十年》获得美国独立图书出版商协会(IBPA)颁发的“本杰明·富兰克林奖”

「ベンジャミン・フランクリン賞」

图2:《明慧报告:法轮功在中国大陆被迫害二十年》英文书籍封面与封底

『明慧二十周年報告書』の表紙と裏表紙

 独立出版社協会は米国最大の出版協会である。同協会が設立した「ベンジャミン・フランクリン賞」は優れた編集やデザインを表彰するもので、独立した出版社が獲得できる最も高い国家レベルの栄誉の一つとされている。英文書籍『明慧二十周年報告書』は、明慧出版社が初めて出版した本で、今回は「ベンジャミン・フランクリン賞」の中の「ビル・フィッシャー最優秀初出版物賞」の銀賞を受賞した。

 全世界で、中国共産党の邪悪な本質を最も分かっているのは法輪功団体である

 著名作家・張林氏は明慧書籍の受賞を祝った。この賞は重大な意義を持ち、中国と海外の法輪功学習者(以下、学習者)が真実を伝える努力を高く評価したもので、米国社会が法輪功迫害の真相を理解して、学習者を支持していることを物語っている。同時に、この賞は正義を追及しているすべての中国人に対する激励でもあり、中国共産党(以下、中共)の悪行を暴露し抗議することでもあると述べた。

 張氏は、「私は明慧ネットが行った仕事にとても感心している。明慧ネットは邪悪を暴露し真実を伝える重要なウェブサイトで、彼らはずっと偉大なことをしている。受賞したことで真相はきっとより広く伝わり、より多くの人々が中共の邪悪さを認識するだろう。全世界で、中共の邪悪な本質を最もよく分かっているのは法輪功団体である。彼らは真理を堅持し、善良を守る手本であり、世界から賞賛されるべきである」

 「国内と海外を問わず、私はすべての学習者をとても尊敬している。過去20年余りの間、中共の学習者に対する迫害は古今東西の邪悪手段の集大成ともいえる。学習者が巨大な苦難を受けていながら信仰を守り、真実を伝える精神は非常に貴重なものである。私は刑務所の中で多くの学習者に会い、彼らの屈しない精神力を目の当たりにした。私は彼らを助けたことがあり、彼らをとても尊敬し、彼らと忘れられない友情を結んだ。私は海外の学習者が真相を伝えるために払った努力も知っている。彼らの無私な勤勉さに私は敬服している」と張氏は言った。

 アメリカ最大の出版協会、最高の国家レベルの栄誉

 1983年に設立されたアメリカ独立出版社協会は、アメリカ最大の出版社協会である。同協会は、全国の独立した出版社を支援することを目的としており、そのビジョンは、どの独立した出版社にも出版業界の各分野に参入するためのルート、知識、方法を与えることだ。

 今回のIBPA第33回「ベンジャミン・フランクリン賞」 は、優れた書籍の編集、デザインを表彰するもので、独立した出版社が獲得できる最も高い国家レベルの栄誉の一つとされている。この賞はIBPAによって管理され、司書、書店オーナー、コメンテーター、デザイナー、マーケティングマネージャ、編集者を含む160人以上の専門家が審査員を担う。

 「ビル・フィッシャー最優秀初出版物賞」は、「ベンジャミン・フランクリン賞」シリーズの中で注目されている特別賞である。

 明慧出版センター代表「中国の学習者のために声を上げることを光栄に思う」

图3:明慧出版中心代表大卫·李(David Li)发表获奖感言

受賞の感想を述べるデビッド・リー代表

 明慧出版センターのデビッド・リー代表は受賞の感想を述べ、IBPAが授与してくれた栄誉に感謝した。「この重みのある賞を下さってありがとうございます。新しい出版社として、私たちは、信仰を貫くために残酷な迫害を受けてきた中国の平和な修煉者団体のために声を上げることを光栄に思います。情報を取得するための、中国にいる学習者の勇敢さには言葉で表現し難いものです。それに、明慧ネットのスタッフたちは昼夜を問わず一生懸命に仕事をしています」

 「明慧ネットのために働くボランティアたちは偉大なチームを結成している。彼らなしではこの本は誕生しなかった。過去22年の毎日、彼らは中国の学習者と連絡を取り合い、迫害事例を記録して各人権組織と各国政府に報告してきました」

 「中共のネット封鎖と監視の下で、中国国内から情報を得るために、学習者たちは自身の安否を顧みない勇気は、言葉で表すことのできないものです。明慧ネットで働くボランティアたちも、このプロジェクトのために昼夜を問わず努力しています」と述べた。

 『明慧二十周年報告書』は 明慧ネットの一次情報を採用

图4:《明慧报告:法轮功在中国大陆被迫害二十年》书籍封面

明慧二十周年報告書の表紙

 『明慧二十周年報告書』は明慧出版センターが発行した450ページの英文書籍で、 26ページのカラー写真と図表を含む。

 同レポートは明慧ネットが中国と世界各地から集めた一次資料を使用し、過去20年間に中国本土の学習者が受けた迫害と、世界各国の学習者が迫害を止めるために行った活動、中共が他国の指導者やビジネス界への脅迫を通じて海外にまで迫害を伸ばした実況を記録した。迫害を引き起こし推進した元凶を暴露し、「610弁公室」などの機関が行った悪事も明らかに記述した。また同レポートは、中国問題の専門家や学者をミスリードした中共の嘘を暴露した。

 アメリカのベテラン書評家の推薦「独特、非凡、全面的な研究」

图5:美国中西部书评的评论员迈克尔·卡森(Michael J. Carson)二零二零年四月推荐《明慧二十年报告》

2020年4月に『明慧二十周年報告書』を推薦するカーソン氏

 「米国中西部書評」(MBR)は2020年4月に『明慧二十周年報告書』を推薦図書に挙げた。

 MBRのマイケル・カーソンコラムニストは、「同レポートの内容は豊富で整然として、独特、非凡、全面的な研究である。個人、各界、学院と大学図書館に収蔵し、研究閲覧リストに加えることを勧める」と語った。

 1976年に設立された「中西部書評」は、読書好きな人々の読み書き能力の向上、図書館や小さなニュース出版への利用を促すための書評月刊誌である。

 元オーストラリアシンクタンク会長 「学習者は勇敢に中共の犯罪証拠を保存した」

图6:澳洲国家公民理事会前主席彼得・威斯特摩(Peter Westmore)推荐《明慧二十年报告》

NCCの前会長ピーター・ウェストモア氏

 ピーター・ウェストモア氏は、オーストラリアの著名なシンクタンクである「オーストラリア国家市民理事会の前会長であり、『ニューズウィーク』誌の主要寄稿者でもある。

 ウェストモア氏は、「西側諸国の法輪功学習者たちのやり方に賛同する。彼らは中国の学習者を擁護して、テロ犯罪の証拠を勇敢に保存した。その証拠は、『明慧二十周年報告書』に収められている」と述べた。

 「この本は世界各地の図書館や議員事務所に置くべきだ」

图7:二零二零年八月八日出版的澳洲《新闻周刊》(News Weekly)刊登文章推荐《明慧二十年报告》。

2020年8月8日号の『ニューズウィーク』誌に、『明慧二十周年報告書』を推薦した文章が掲載

 ウェストモア氏は、『ニューズウィーク』誌2020年8月8日号に掲載された記事に、法輪功に対する迫害を「中共が発動した、中国人に対する戦争」と言って、『明慧二十周年報告書』を再び推奨している。記事の冒頭には、「世界中に権力を乱用する中共を懸念する人にとって、この本は必要不可欠な情報源である。この本は中国の学習者が受けた迫害について430ページ以上の、詳しい文献資料を提供している。オーストラリアの各図書館に置き、すべての議員事務所の参考書にすべきだ」と記されている。

  『明慧二十周年報告書』を読んでから、台湾エンジニアが法輪功を修煉

 台湾の某技術会社のエンジニア、李氏は『明慧二十周年報告書』の英文書籍を読んだ後、中共の行為に憤慨すると同時に、学習者に対して敬意を表し、法輪大法の修煉を開始することを決めた。

 李氏は、『明慧二十周年報告書』は素晴らしい歴史記録で説得力があり、この本に記録された迫害の事実を思い出すたびに涙が止まらなかったという。李氏は「学習者はすごい、殉教者のようです。これだけ多くの学習者が命を捨ててまで守ろうとするものはきっと大きな価値があると思います。彼らに感服して私も法輪大法を修煉したいと思いました」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/17/425800.html)
 
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