修煉に戻る 大法は明るい人生を授けてくださった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年5月22日】私はかつて大法の子供弟子でした。1999年4月、私は母と一緒に法輪大法の修煉を始めました。中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害が始まった後、2000年12月、私は母と天安門広場へ行き、大法を守るために勇敢に大きな声で訴えました。それ以降、母は迫害され、迫害から逃れるために家を出て、各地を転々と放浪していました。私は次第に修煉から離れ、常人社会の大きい染め甕の中に迷い込んでしまいました。迷いの中で、あっという間に十数年が経ちました。

 一、再び佛光に照らされ  暗闇から出る

 2016年、私は当時の彼と結婚するために、南部での待遇の良い仕事を辞め、北に戻って仕事を探しました。 しかし、就職活動中、何度も壁にぶつかり、いくつもの仕事に応募しましたが採用されませんでした。

 失業中のストレスに耐えると同時に、彼との関係に問題が生じました。彼は私に対してとても冷淡で、慰めの一言もないだけでなく、さらに正式でまともな仕事を見つけられない私を嫌って、相手にしなくなりました。彼と一緒になるために、多くのことを犠牲にしたことを全く考えてくれませんでした。

 その間、全てがうまくいかず、私はとても落胆し、徐々にうつ病の傾向が現れてきました。私はついに彼と別れ、一日中家に閉じこもって眠ってばかりでした。やがてうつ病の症状はさらに深刻になり、飲み食いしなかったり、暴飲暴食したり、自分をコントロールできなくなりました。終日、恨み、罵り、頭の中は邪念でいっぱいになり、時には泣き出したり、狂ったように自分を殴ったり、つねったりしました。

 その後、私は両親とも全く連絡を取らなくなり、話すことも、外出もせず、完全に自分自身を閉じ込めてしまいました。どうすれば簡単に死ぬことができるか、毎日そればかりを考えていました。しかし、子どもの頃に大法を学んだことがあり、自殺は罪深いことだと知っていたので止めましたが、そうでなければ、ビルから飛び降りていたかもしれません。

 当時、私はまだ26歳でしたが、すでに白髪が多く、顔は土色で、目はトロンとして、元気もありませんでした。

 母は私の異常に気づき、何度も私と連絡をとり、私が何か良くないことをしていないかと尋ねました。私は大学院を卒業する前、ある大学に就職するため、かつての彼に勧められ、不本意に中国共産党への入党申請書を提出したことをやっと思い出しました。結局私は大学に就職することはできず、それ以降、不運な目に遭うようになりました。私はこの重大な誤りに気づき、さっそく大紀元のウェブサイトで脱党声明を発表しました。

 その後間もなく、私は順調に地元の教職に就くことができました。それと同時に、私は改めて大法を修煉しようと決意しました。久しぶりに大法の本を手にしたとき、目が潤んできました。声を出して本を読んでいる私は、とても穏やかで幸せでした。私の心を覆っていたもやもやが、一気に吹き飛んだかのようでした。

 鬱病で弱っていた体はすぐに回復しました。顔が赤くつやつやして、明るい笑顔が戻り、毎日、元気ではつらつとしています。家族や親友たちは皆私の変化に驚きました。これは法輪大法の威力であると、私にはよく分かっています。

 二、師父に見守られ  無事だった

 改めて大法の修煉を始めて半月も経たないころ、その夜、私は電動自転車で帰宅する途中でした。道路は広々としており、私は右側をスピードを出して走っていました。突然、1台の乗用車が後ろから猛スピードで広い車道から飛び出し、私を引っかけました。自転車は摩擦で耳障りな音をきしませながら、かなりの距離引きずられました。私は乗用車がスピードを落とした隙に路肩に寄り、両足を地面につけたまま止まることができました。

 乗用車の中から女性の甲高い叫び声が聞こえましたが、車は停まることなく、直ちに加速し、そのまま逃げてしまいました。

 私はボーとして、その場に立ちつくしていました。ブレーキに挟まれて傷ついた左手をさすっているうちに、やっと恐ろしくなり、身震いがしてきました。現場にいた人も驚いていました。これは命取りにきたもので、慈悲深い師父が守ってくださらなかったら、無事に済むことはできなかったでしょう。師父、ありがとうございました!

 三、嫉妬心を取り除き 心性が向上する

 私と一緒に採用され、年齢も同じで、同じ学年で同じ科目を担当している同僚がいて、非常に良い関係でした。

 しかし仕事の上で、私の学歴は相手より高く、また能力も優れていたため、私が担当するクラスの成績は学年中で常にトップで、私は多くの栄誉を授かりました。その同僚は次第に私に嫉妬するようになり、私の顔に物を投げつけて鬱憤を晴らしたこともありました。

 ある時、学校の行事で2人の司会者が必要でした。通常なら、学校は若い国語の教師に担当させていましたが、その時、該当者は私たち2人だけでした。彼女はそのうちの1人として務め、私に内緒で、勝手に英語の教師と組みました。彼女は私を自分より目立たせたくなかったのだと分かっており、私は気にしませんでした。

 それからしばらくして、ある教師が補習したと密告されました。私と親しくしていた同僚たちは彼女が密告者で、注意するようにと言ってくれました。彼女が孤立しているのをみて、私は他人の不幸を喜んでいるのではなく、逆に同情しました。彼女は負けず嫌いですが、本質はそれほど悪くなく、若くして故郷を離れ、1人でよく頑張っています。密告しても何の得にもならないのに、なぜそんなことをするのでしょう? もし、彼女でなかったとしたら、なんとかわいそうなことでしょう! 事実でないことを心から願っていました。そのため、私は彼女を疑わず、普段通りに彼女と仲良く接していました。

 その後、彼女は別の学年に異動し、学校の指導者に注目され、さらに抜擢され、昇進しました。それに対して、同僚たちは私の方がもっと能力があるのにと言いました。もし、私が修煉していなければ、嫉妬したり、怒りを感じたりしていたかもしれません。しかし、今の私は、これは私の嫉妬心を取り除くための関門で、私の心性を向上させるためだと分かっており、怒るどころか、逆にとても喜んでいました。

 絶えず修煉を続けていくうちに、私はまだ多くの執着心が取り除かれていないことに気づきました。怠惰や人から言われたくない、言葉が辛辣、メンツを重んじるなど、これらは、これからの修煉で正さなければなりません。絶えず学法し、師父の法理に従って絶えず自分を修めることによってのみ、絶えず向上することができ、真の修煉者になることができます。

 修煉の道に戻ってからの時間はそれほど長くないため、法理に対する理解が浅く、不適切なところがあれば、ご指摘をお願いします。

 師父の慈悲なる救い済度に深く感謝いたします!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/5/419190.html)
 
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