一億人の人生を変えた1冊の貴重な本
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 【明慧日本2025年2月18日】世界中で1億人以上の人々に読まれている本があるでしょうか? その中には、その本を何百回、何千回も読んだ人も数え切れないほどいます。ある人はこの本の中に幸福の源を見つけ、ある人は人生のどん底を乗り越え、ある人は人生に意味を見出しました。その貴重な本は、『轉法輪』です。1995年1月4日に中国の北京公安大学の講堂で『轉法輪』の初出版の記念式典が行われました。過去30年間に40以上の言語に翻訳され、1億人余りの人々の人生を変えました。

 以下は、台湾北部地区の法輪功学習者からのコメントです。

 『轉法輪』は人生の幸福の源です

 定年退職した学術界の重役である洪朝富さんは、2000年に妻が法輪大法を修煉していたことがきっかけで、法輪大法を学び始めました。しかし、ハイテク理工学の博士号を持ち、「百聞は一見に如かず」という信念から、洪さんは最初、半信半疑でした。2005年、家系的な遺伝性痛風に見舞われ、歩行が困難になった時に、『轉法輪』の九講を丸一日で勉強しました。その後、痛む箇所で法輪が回転しているのをはっきりと感じ、それがあまりにも奇跡的で超常的であったため、大法の修煉の道に入りました。

'图1:一家五口也先后走入修炼,全家沐浴在佛恩浩荡中,幸福和乐。'

洪朝富さん一家5人はともに修煉の道に入り、佛恩を受け、幸福と喜びに包まれている

 『轉法輪』を読み続けることで、洪さんの心性は昇華され、人生のあらゆる困難に冷静で対処できるようになり、『轉法輪』は本当に貴重な本であり、大法師父の大慈悲は計り知れないと心から感じています。洪さんは『轉法輪』の奥深さを悟り、法をよく学ぶことによって、次元が上がりました。彼の心は筆舌に尽くしがたい幸福と喜びに満たされています。

 洪さんは子供の時から、なぜ自分が人間になったのか、人はなぜ、苦しみがあるのかなどをいつも不思議に思っていました。その不可解な疑問に対する答えを『轉法輪』で見つけました。人間になるのは、苦を嘗め、業力を消し、返本帰真することが目的だとわかり、修煉によって本来の自分の居場所に戻ることができることを学びました。

 修煉する前の洪さんはせっかちな性格でしたが、「真・善・忍」の法理に従って自分を要求し、相手の立場に立って物事を考えることができるようになり、職場での名や利をめぐる競争を冷静に受け止め、難しいことに遭っても解決することができるようになりました。たとえば、管理学院の院長に勤めていたとき、少子化がもたらす入学者数の減少というプレッシャーに直面しても、学部長たちに目標を無理強いすることはなかったのです。学法を通じて、洪さんは問題は表面的な形だけを見ていては解決せず、本質を見抜くことで解決することを学びました。それから、努力によって、入学率を上げることに成功しただけでなく、教師たちに昇進するよう動機づけ、積極的に研究活動に参加させました。

 洪さんは、「真に自らを修め、師の恩に恥じない修煉をしていきたいです」と語りました。

 『轉法輪』のおかげで人生の逆境から抜け出る

 退職した教師の黄瑞娥さんは、30歳のときに母親を突然亡くしました。この家族の悲劇は黄さんに人生の無常を深く認識させ、修煉への思いを強くさせました。修行と称して金儲けを企む集団に巻き込まれた黄さんは、借金した1千万元以上の台湾元を騙し取られたため、一家の生活は苦境に陥り、家も一時的に裁判所に差し押さえられました。どん底の生活に終わりはないと思った黄さんに、息子が10歳になったとき、好転の兆しが見えました。

 当時、息子は学校でスズメバチに刺され、とても危険な状態でした。黄さんは心配しながら息子を連れて色々なところに助けを求め、あるレストランにやってきました。驚いたことに、店主が食欲のない息子のために精進麺を作ってくれました。それを食べた息子の容態が奇跡的に回復しました。その後、オーナー夫妻は黄さんに法輪大法を修煉していることを話し、『轉法輪』という本とその他の関連書籍を貸してくれました。それから、黄さん一家3人は法輪大法の修煉の道に入りました。

 初めて『轉法輪』を読んだ時、黄さんはかつてない落ち着きと感動を感じ、やっと自分の本当の家を見つけたような気がしました。誤って邪教に入った経験は、黄さんに法輪大法の修煉をより大切にさせました。最も驚いたのは、法輪大法を学ぶ中で、長年処理できなかった借金問題が奇跡的に解決できたことです。黄さんは、法的紛争で売却不可能だった不動産を売却し、すべての借金を完済することに成功しました。「これほど大きな人生の転機を経験した後、私はもう『轉法輪』を手放すことができません」と黄さんは言いました。

 法輪大法を学んでから5年後、黄さんは同修の励ましで『轉法輪』を暗記することを決心し、234日間かけて初めて暗記しました。暗記を終えた日、黄さんは「小さな宇宙の生命や、体中の細胞まで歓声を上げているのを感じました」と話しました。2012年以来、黄さんはほぼ毎日法を暗記しています。法を暗記することで、問題にぶつかったとき、すぐに法が頭に浮かぶことが多くなり、より早く自己の問題を認識し、自分を調整することができるようになりました。

 より良い人間になり、より有意義な人生を送る

 許庭碩さんは34歳のインテリア・デザイナーで、『轉法輪』という本から大法を学ぶ機会を得ました。許さんの家族は台北医学院の近くでレストランを経営しており、当時、台北医学院のある学生がよくこのレストランに食事に来ていて、許さん一家と知り合いました。その後、その学生は許さんの姉に『轉法輪』という本を贈りました。こうして家族4人は大法修煉の道を歩み始めました。

 許さんの修煉は子供の頃に始まりました。中学2年生の時、母親に『轉法輪』を読むなら、欲しいおもちゃを買ってあげるという方法で本を読むことを勧められました。許さんは承諾しましたが、読んでいるうちに本の内容に惹かれ、おもちゃを欲しがらなくなり、自然に修煉の道に入りました。

 しかし、本当に修煉の決心をさせたのは、許さんが中学3年生の時、卒業を間近に控えた同級生たちが、昔の恨みから復讐し合ったことでした。被害者になった同級生が泣いている姿を目の当たりにした時、許さんは心の中で「人と人との憎しみは、なぜこんなに長く記憶に残るのだろう?」と悲しく思いました。人心の複雑さを感じながら、許さんは心の中で、「私は修煉したい」という強い念がありました。それ以来、『轉法輪』という本を、学生のときから読み、就業しても読んできました。許さんは法を師とし、心性の向上を重んじ、「良い人の中の良い人 」になるよう努めてきました。

 インテリア・デザイナーとして、許さんは設計段階から完成まで、半年以上、あるいはそれ以上、クライアントと付き合うことも多いのです。大法を修めることで、許さんは責任感があり、誠実で、他人を思いやることができ、クライアントの信頼を得ることができました。クライアントの多くは許さんの友人となり、法輪大法の真実を知って理解し、神韻を観に行ったこともありました。許さんは「法輪大法を修煉しているおかげで、自分自身入力より高い基準で要求し、穏やかな態度で人生の難関に立ち向かい、多くの人を助け、自分の人生をより有意義なものにすることができます」と語りました。

 『轉法輪』を読むと慈悲の気持ちが生じ、和やかになる

 朱天送さんは大学3年生で、3年前に母親の影響で法輪大法に出会いました。

 朱さんは、『轉法輪』という本を読むのが好きで、この若さで多くのことがわかるようになりました。 朱さんは、「私は貴重な本を得られたと深く感じています。何度も何度も読み返すうちに、心の中の悪いものや七情六欲がだんだんと鎮まり、慈悲の気持ちが生じ、和やかになります!」と言いました。

 今年、旧正月に母親を実家まで車で送って行った時、朱さんは母親の忠告を聞かずに、間違えて高速道路から一般道路に乗り換えたため、急いでいた母親に思わず大声で怒鳴られました。以前だったら、怒鳴り返したのでしたが、法輪大法を学び、修煉した後、『轉法輪』という本から、慈悲と平和の心を保つことで、衝突に対する緩衝材を持つことができると学びました。朱さんは落ち着いて運転に集中し、母親に口答えをしなかったのです。道中はスムーズに走り、かつての大晦日の渋滞もありませんでした。

 朱さんは、小学校6年生の時、同級生が携帯電話やタブレット、ラジコンおもちゃを持っているのを見て、本当に欲しくて、羨ましかったのですが、後で自分がそれらを手にいれると、もっと良いものを欲しがりました。当時はそれが悪いことだとは思わなかったのですが、今はそのような考え方は非常に悪いことだと知り、貪欲さを手放す必要があるとわかりました。朱さんは『轉法輪』から「本当に自分のものなら、自分のものになるが、自分のものでないものは強制的にもらっても自分のものにはならないから、執着する必要はない!」と学びました。

 朱さんは、古い修煉者の多くが『轉法輪』を何百回も読んだという話を聞いて、「これは本当だ、千回でも百回でも読む価値がある、遅く法を得た自分は追いつかないといけない、もっと精進しなければならない」と思いました。

 法輪大法を学ぶことは人生で一番幸福

 法輪大法の修煉歴20年以上の古い修煉者である梁華英さんは、神佛の微笑みに憧れ、「人間界の悩みや苦しみから解放されることは、なんと素晴らしいことだろう!」と思いながら育ったのです。あるとき、偶然に法輪大法に出会い、修煉とは何かを学びました。

 修煉に入った後、『轉法輪』を読むことは、華英さんにとって毎日欠かせない心の糧となりました。人生の目的、世の中の恨みや苦しみをどう見るか、トラブルにどう向き合うか、善人になるにはどうすればいいかなどの道理を理解するようになりました。

 華英さんは、「法輪大法は他の法門と違い、山や寺に入る必要がなく、出家する必要もありません。出会う人、出会った物事はすべて偶然ではなく、心性を向上させる要素が含まれています。大法を修煉することによって、心の容量が広がり、夫に対する不満がなくなり、文句を言わず、良いところだけを見るようになりました。同時に、子供や嫁に対する執着を捨て、人にはそれぞれの運命があるという道理を理解しました。何事も自然の成り行きに任せ、干渉しすぎたり、心配したりしなくなったので、家庭の雰囲気が穏やかになり、子供たちに親孝行され尊敬を受けるようになりました」と語りました。

 華英さんは、「情は修煉における最大の執着で、深く掘り下げると、実は利己的だと悟りました。もし、鋼鉄を溶かすような慈悲の心を持っていれば、物事にあたった時に他人を優先させ、無私無我の境地に達することができれば、やがてすべてがとても美しくなると思います」と話しました。

 華英さんはまた、「法輪大法を修煉できることは人生の最大の幸運です。健康な体を得られ、心性が向上し、本当に幸運です! 法輪大法を広めて下さった師父に感謝しています! より多くの人がこの貴重な本『轉法輪』を読み、法輪大法の素晴らしさを感じることを願っています」と言いました。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/11/490593.html
 
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