最近の修煉で気づいたこと
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月28日】ある朝、私が「貫通両極法」を煉功しているとき、師父が次のような号令をだされているのを聞いていました。

 「浄化本体 (Jinghua Benti)(本体を浄化し)
 法開頂底 (Fakai Dingdi)(法は頂きから底まで開き)
 心慈意猛 (Xinci Yimeng)(心に慈しみを持って意は強く)
 通天徹地 (Tongtian Chedi)(天と地を突き通す)」[1]

 突然、私はひらめいたのです。これまでの潜在意識では、衝灌することはこの空間、この肉体で行うことだと考えていました。 師父は、天の本当の意味を、いわゆる宇宙の空ではなく、ミクロのレベルの別の空間のことだと説かれたことがあります。この時、私はすぐに、「両極」「法開頂底 (Fakai Dingdi)(法は頂きから底まで開き)」[1]、「通天徹地 (Tongtian Chedi)(天と地を突き通す)」[1]は、私たちがいるこの空間の非常に高いところ、深いところ、遠いところではなく、さらにそれがメインでもないと気づきました。 本当の意味での「両極」「法開頂底 (Fakai Dingdi)(法は頂きから底まで開き)」[1]、「通天徹地 (Tongtian Chedi)(天と地を突き通す)」[1]は、マクロからミクロまで、空間の一層一層にまで、さらに高く、深く、遠くにあることを実感しました。 私たちの体の各層が同時に衝灌されており、ミクロからマクロへ、マクロからミクロへと衝灌されているのです。そして、私たちの本体は、師父の加持と師父が駆動される機制の下で、浄化され、進化し、昇華し続けています。この法理に気づいたとき、私は突然、体に大きな変化を感じました。

 ある日、妻(同修)が正念を発していたとき、ふと気づいたのですが、これまで正念を発するときは、必ず「わたし」を前面に出して、意識的にも無意識的にも「わたし」が正念を発し、「わたし」が邪悪を取り除いていると思っていたようです。正念を発しているのは「わたし」ですから、力も効果も限られています。本当に効果があるのは「法」です。 「法正乾坤,邪悪全滅。法正天地,現世現報。(法は乾坤を正し、邪悪は全滅する。法は天地を正し、現世で直ちに報いがある)」[2] 。「法」がすべての間違った状態を正し、「法」がすべての邪悪な腐敗を取り除いて下さっていたのです。このことに気づいたとき、妻は急激な静けさを感じ、かつてないほどの力強さを手に入れたそうです。

 以上は、私が最近経験したことを少し紹介したものですが、法に基づいていないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「二、動作図解」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/23/424117.html)
 
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