「ダーウィンのアーチ」崩壊 進化論の真否を疑われる
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 【明慧日本2021年5月30日】南米のエクアドル環境省は5月17日Facebookを通じて、ガラパゴス諸島にある、ダーウィンのアーチ(Darwin's Arch)」の名で知られていた岩が崩壊したことを発表した。公開された画像では、曲がっていたアーチ状の岩が崩れて海に落ち、2本の柱だけが残っている。

'图:二零二一年五月十七日,厄瓜多尔环境部公布:“达尔文拱门”崩塌。左图是坍塌前的拱门。右图显示,该拱门仅剩下两根柱子。'

左の写真は崩落前のアーチで、右は崩壊後の写真で、2本の柱だけが残った。

 ダーウィン島から1キロも離れていない所にあるこの島はダーウィンの進化論の発祥地である。進化論はずっと科学者に信ぴょう性を疑われてきた。アーチの崩壊は暗闇の中で摂理があるようだ。

 『科学』誌の最新号は5月7日付の記事で、人類の起源に関するダーウィンの進化論以来の解釈の大半は、化石の記録と矛盾するものだと指摘している。同記事の主要な執筆者であるアメリカ自然歴史博物館の人類学科学者セルジオ・アルメシア氏は、「人間の起源に関する論証は、コンセンサスを得ていないでたらめなものだ」と明らかにした。

 もう一人の執筆者であるアメリカ自然歴史博物館人類学部門のアシュリー・ハモンド助館長は、「現存と化石の類人猿や真猿類に関するあらゆる証拠を並べると、現存する少数の猿類を理論的根拠とする進化論は、厳密性に欠ける」と述べた。

 ダーウィンは当初、進化論を仮説として提起し、確証を提供できなかった。事実上、進化論を裏付ける考古学的証拠はずっと発見されることなく、二つの種の中間過渡状態の生物化石が発見されたことはなく、人類の文明史の中でいわゆる進化の中間状態にあるヒトや動物が現れたこともない。むしろ、科学者たちが発見した大量の考古学的証拠は、進化論を覆すのに十分だった。

 この一世紀来、世界各地で先史生物の化石、先史人類の文明遺跡が多く発見され、その範囲の広さ、年代の長さなどは進化論では説明できない。

 『禁断の考古学』(『Forbidden Archeology』)は500個の証拠を列挙して、数万年、数百万年、ないし数億年前の人類文明にすでに高度に発達した科学技術と芸術が存在していることを証明した。どの証拠も進化論を否定するには十分である。

 カリフォルニア大学のフィリップ・ジョンソン法学教授は著書『ダーウィンを審判』 (『Darwin On Trial』)に多くの事実をあげ、進化論は論理的に誤っていると述べている。

 イギリスの著名な古代文明研究家グラハム・ハンカーク氏は著書『神々の指紋』に、膨大なフィールドワークを経て発見したことを記述した。彼は中南米とエジプトの隅々まで足を踏み入れ、人類の文明史を斬新かつ大胆な視点で振り返った。世界中数々の古代文明にまつわる伝説と先史文化は彼に、人類がどこから来たのか、古代文明がなぜ滅亡したのかなどの謎を解くように導いているという。

 20世紀末、複数の著名な考古学者が『偉大な考古学に関する記録』シリーズを編纂・出版した。シリーズの『水晶頭骨の謎』、『神々の指紋』、『聖書を解読』、『廃墟の真実』、『神々の宮殿』などは世界中の考古の重大な発見を描写して、何億年も前に、現代の科学技術が及ばないスーパー文明が存在していたことを記述した。

 反論の余地がない証拠が多く公開されてから、進化論は荒唐無稽だと批判された。ニュージーランドの遺伝学者マイケル・デントン氏は、著書『危機に瀕する進化論』で「ダーウィンの進化論は20世紀最大の嘘だった」と記している。

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/22/426009.html)
 
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