【明慧日本2021年6月16日】明慧ネット2021年6月10日の報道によると、遼寧省大連市の法輪功学習者・毛嘉萍さん(54)(以下、学習者)は、法輪功を学んで末期の胃がんが治癒した。しかし、毛さんは「真・善・忍」の信念を堅持し続けたとして、2021年6月2日に自宅で不当に連行された。連行を実施した部門と関係者の情報は、まだ分からない。
毛さんが行方不明になった後、日本で仕事をしている毛さんの娘・付偉彤さんと日本の学習者たちは6月12日、東京の中国大使館前で、中共当局が毛さんと他の連行された学習者を直ちに解放し、残酷な迫害を終わらせるよう要求した。
中国大使館前で、毛さんと連行された学習者の解放を呼びかける日本の学習者たち |
大使館前で、娘・付さんは事件の経緯を語った。「母は6月2日の午後、自宅から不当に連行されました。 その時、家には誰もいなかったので、具体的な状況や、何が起こったのか、誰も分かっていませんでした。 その後、状況を調べて分かったのですが、今回、中共の全国統一行動による連行であり、母だけではなく、今では大連市公安局が合計29人の学習者を不当に連行したことが分かりました」
いま、付さんの家の状況が非常に緊急であるという。彼女は「父も監視されているので、父からは何の情報も得られません。今日、大使館に来たのは、中共の邪悪な本質と学習者が連行されたことを暴露したいからであり、大使館だけでなく、日本の国会にも行く予定です。日本の国会議員にお会いして、母の遭遇を伝えたいと思います。中国人だけでなく、世界中の人々、そして自由、民主、法治国家の善良な人々に、法輪功が迫害されている事実を知っていただけるように願っています」と話した。
日本の現地の学習者も大使館に集まり、付さんと共に22年間におよぶ残酷な迫害の終結と不当に拘禁されている学習者の解放を求めた。