文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年7月19日】最近のことですが、私が同修に法輪功に関する資料を届けに行ったところ、警官に監視され、不当に連行されました。その時、私は何も考えず、ただ旧勢力の迫害を否定するために正念を発し続けました。
連行される途中、私は周囲の人々に中国共産党による法輪功への迫害の実態を話し続けました。私は『共産党宣言』の中で、「ヨーロッパに幽霊が出るーー共産主義という幽霊である」という一節について話しました。担当の警官はその場で携帯電話を取り出し、インターネットで確認していました。
その後、なぜ三退しなければならないのか、三退の方法、三退後に多くの人が福報を得たことも話しました。そして、法輪大法を迫害したために悪い報いに遭った人の話や、私の身の回りの人や出来事について、多くの例を挙げて話しました。警官はとても真剣に聞いていました。
公安局に到着すると、「部屋の中にいるように」と言われ、1人の警官が見張っていました。その時、私は落ち着いており、恐怖を感じませんでした。私は心の中で師父にお願いしました。「師父、お助けください。旧勢力の按排は絶対に認めません。今日はもう帰らなければなりません。ここは私のいる所ではありません」
数時間後、警官がやって来ました。責任者から「今日は帰ってもいいよ。まさかこうなるとは思ってもみなかっただろう?」と言われました。また、担当していた警官から「あなたの目はなぜそんなに優しいのですか?」と聞かれました。そのとき、どう答えたらいいのか分かりませんでした。
家に帰ってから、何日もかけてやっと答えを見つけました。公安局に拘束されていたとき、人を救うことだけを考えていました。目は心の窓であり、警官は私の目を通して大法弟子の善良さをみたのかもしれません。 人を救うには、自分の心が純粋でなければなりません。雑念を廃し、利己心を取り除き、人を救おうとする心を一つにし、師と法を100%信じ、恨む心を持たないことです。
さらに数日後、「時間を都合して、公安局に行くように」との連絡がありました。私は翌日行きました。警官は「70歳未満の人は、身体検査を受けた後、15日間拘束する」と言いました。しかし、血圧を測ると、私の血圧はいつも高く、3回測りましたが、やはり高かったのです。2人の若者は苛立って、私をそのまま拘置所に送ったのです。
拘置所に到着後、私は「自分の全てを師父にお任せしています。師父の按排に従います」と思いました。私は心を放下しており、どこへ行っても人を救うことができます。 再度、血圧を測ってみると、やはり高い数値が出ました。その後、さらに2回測定しました。
最後に、責任者は「これはグレード3の高血圧だから、受け入れない」と言い、改めて「どうしてここに来たのか?」と尋ねました。それが「法輪功」だと聞いて、「私たちは責任負うことができないし、断固として受け入れない」と言いました。
そして、私は家に帰りました。