スウェーデン法会開催、精進して人を救うことを促進
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 【明慧日本2021年8月2日】(スウェーデン=明慧記者)スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は7月25日、首都ストックホルムで法輪大法修煉体験交流会を開催した。2人の司会者は幕が開くと最初に、2016年の『ヨーロッパ法会への祝辞』を朗読した。14人の中国人と西洋人の学習者が、それぞれ大法の修煉の中でどのように法を学び、自分を修め、人を救うために真相を伝え、法を実証する過程での体験を交流した。

 荘厳で穏やかな雰囲気の中で、師父の慈悲なる救い済度に感謝し涙を流す学習者もいれば、今までしっかり行えなかったことを、恥ずかしく思い、後悔している学習者もおり、比べて学び比べて修す中で、啓発や鼓舞をされ精進する意欲が高まった。

'图1:二零二一年瑞典法轮大法修炼心得交流会现场'

2021年スウェーデン法会の会場

'图2~5:法轮功学员在二零二一年瑞典法会上发言'

法会で発表する学習者たち

 人を救うプロジェクトの中で自我を取り除く

 トビアスさんは、メディアの仕事に参加した当初、多くの方面で自我に対する執着が現れたため、同修とうまく協調できなかった。また、この私心は、快適さや楽しさを追求する安逸心を増長させ、無意識のうちに自分が心地良いと思う修煉方法を選んでいた。しかし、多く法を学ぶことを通して、彼は正念を持ってそれらの良くないものを取り除き、修煉において真の突破があった。

 「今では、私はプロジェクトの中でより多くの仕事を担うことができ、疲れを感じません。この仕事が快適であるかどうか、それに対して興味があるかどうかを考えなくなりました。自分が精進すると、仕事の効率も高いことに気づきました。短期間で多くの仕事をこなすことができ、同修やお客様との協力もうまくいくのです」

 「また、自分の願望や好みで仕事を行うと、絶え間なく妨害されます。逆に、自我を捨てて、人を救う緊迫感がある時、プロジェクトの中で自然と自分の長所を生かすことができるのです」

 しっかりと法を学び自らを修め、先史の誓約を果たす

 青年学習者・楠希さんは、1998年に開催されたスイス法会で直接李洪志師父の説法を聴いた後、修煉を始めた。当時まだ13歳だった彼女は、今では大企業のホワイトカラーとして活躍している。彼女は若い学習者として、安逸な生活の誘惑に負けず、修煉の道を切り開いた体験を共有した。

 「本当の私は、常人の中で成功したキャリアを求めているのではないと悟りました。私が今持っているものはすべて大法のためであり、すべては今日、より多くの人々を救うためです。自分がしっかりと修めることによって、先史の誓約を果たすことができます」と語り、多く法を学び、内に向けて探し、時間を無駄にせず三つのことを行うようになった。また、師父から与えられた語学力を活かして大法の書籍を翻訳し、あらゆる機会を利用して人々に迫害の実態を伝えた。「実際、若い人が真相を伝えると、人の興味を引きつけやすいのです。だからこそ、法を広め、迫害の実態を伝える活動に参加することは本当に重要なのです」と語った。

 もう一人の青年学習者は交流の中で、「自分に厳しく要求しなければ、常人社会の中で影響されやすくなります。常人社会は大きな染め物がめです。以前、私は法を学ぶことを怠っていたため、何かに遭遇するとすぐ他人の欠点を探してしまいました。他人の欠点を探すことはとても簡単です。逆に、自分の欠点を見つけるのは難しく、なぜなら、自分はほとんど間違いを起こさないと思っているからです。たとえ自分に間違いがあっても、相手が誤解してしまうのです」と語った。この点について、彼女はしっかり学法したことで、改善したという。

 「真善忍美術展」を通して人々を救う

 1995年にスウェーデンで行われた師父の講習会に参加した古い学習者・アンナさんは、他の同修と共に観光地であるマーストランド島のアートギャラリーで美術展を開催した体験を紹介した。まずは会場探しから始め、いろいろな場所を探しても、みんな駄目になったが、プロジェクトの同修たちは決して諦めず、内に向けて探し、学法を強化した。

 アンナさんは「私たち全員が目標に向かって一丸となったとき、師父は私たちにチャンスを与えて下さいました。まさか7月の観光シーズンに会場が見つかるとは思ってもいませんでした。明らかに師父の按排です」と語った。

 心を込めて真相を伝え、正念を持って人々を救う

 ストックホルムに在住する陳さんは、法を広めて迫害の実態を伝える活動に参加し、自我を突破した体験を交流した。彼女は、個人の修煉がベストの状態に達しなければ、精進する状態を保つことは難しく、迫害の実態を伝える時も、衆生を操る邪悪を解体する強大な正念を発することができないことに気づいた。そこで、彼女は法の勉強を強化し、人を救いたいという気持ちが強くなったという。 陳さんは「私が迫害の実態を説明し始めると、相手は無意識のうちに後ろに下がって距離を置いてしまうことが何回もありましたが、心を尽くしてうまく伝えることができれば、相手の善の一面に触れて、目に涙を浮かべて私を抱きしめたり、手を合わせて感謝の意を表したりする人もいました。その瞬間、救われた生命の大法に対する無限の感謝の気持ちを感じました」と語った。

 参加者からは「一つ一つの発表がシンプルで心に響くものであり、交流会を通じて、同修同士の理解とコミュニケーションが深まり、自分の修煉において同修との距離や不足を知ることができました」などの声があった。参加者は大きな責任を感じ、師恩に感謝し、緩まず精進することを決意した。最後に、2人の司会者は20年前に師父が発表された『北ヨーロッパ法会の全ての学習者へ』をもう一度読み上げた後、幸せな雰囲気の中で7時間の法会を圓満に終了させた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/26/428714.html)
 
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