黒龍江省の官延鳳さん 懲役2年の不当判決と罰金5万円科される
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 【明慧日本2021年8月5日】(黒龍江省=明慧記者)黒龍江省虎林市の法輪功学習者(以下、学習者)・官延鳳さんは、2020年11月18日と12月21日の2回、鶏東県裁判所による不当な裁判を受けた。最近、官さんは懲役2年の実刑判決を宣告され、罰金5万元を巻き上げられたことが分かった。

 2020年7月12日、黒龍江省公安庁の関係者が、鶏西市公安局国内安全保衛部門(以下、国保)、虎林市公安局国保、紅旗派出所、曙光派出所の警官十数人を率いて、虎林市の学習者10人を連行した。うち、官さんは鶏西市公安局の国保に濡れ衣を着せられ、案件の公文書を鶏東県検察庁に渡された。

 2020年11月18日、鶏東県裁判所は厳重な警備体制がひかれたもとで、官さんに対するオンライン裁判を行った。鶏東県国保はワゴン車2台を出動させ、裁判所の入り口に10人ほどを配置したほか、密かに監視する人員まで配置した。 裁判所は一人だけ傍聴者を許可したが、官さんの娘が第二弁護人を務めることを申請したため、傍聴は許可されなかった。

 法廷で官さんは、公安局が自白を強要し、尋問された際に牛という国保隊長に殴られたと訴えた。裁判所は、「牛という人物は存在しない」と答えたが、取り調べの映像を流してみると、その中で牛姓の警官が二度にわたって暴力を振るい、官さんを強く殴っている様子が映っていた。官さんの弁護士は、本件の取調べ調書は、拷問による強制的な自白であり、信憑性がないと主張した。

 2020年12月21日、鶏東県裁判所は官さんに対する2回目の裁判を行い、1時後、裁判官は早々に裁判を終了させた。

 最近になって、官さんは懲役2年の実刑判決を宣告され、罰金5万元を巻き上げられたことが分かった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/1/428965.html)
 
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