7階からの転落事故で生還
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年8月8日】以前、私は胃腸病、腎炎、婦人科疾患など多くの健康問題に悩まされていました。子供たちが小さい頃、私にはほとんど収入がなく、医者にかかる余裕もありませんでした。下半身からの出血が止まらず、1カ月間寝込んだこともありました。最終的には、姑から80元(約1000円)を借りて医者に診てもらうことにしました。

 私の人生が変わったのは2002年です。ある日、私は法輪功学習者(以下、学習者)と出会い、政府がコントロールするメディアがいかに法輪功を中傷しているか、学習者に対する迫害がいかに残酷であるかを教えてくれました。彼女はまた、法輪功を学ぶと病気が治り、健康になることを教えてくれました。彼女は私に『轉法輪』という書籍をくれました。

 帰り道、私は山を越えなければなりませんでした。私は元気満々で、体がこんなに楽になったことはありませんでした。松葉杖を投げ捨てたほどです。「何が起こったのか?」と驚きました。

 帰宅後、すぐに『轉法輪』を読み始めました。最初の講義を読み終える前に「これは素晴らしい本だ!」と思い、読むのをやめられませんでした。私の人生で探していたものをようやく見つけたのです。翌日、その書籍を貸してくれた学習者が来て「毎日読まなければならないので、持って行きます」と言いました。私は「これは素晴らしい本なので、一冊買いたいのです」と言いました。

 3日目には、同修が貴重な書籍を届けてくれて、私は今、師を持つ人間になりました。 この世で人間が生きている意味がやっとわかったので、この貴重な書籍を大切にしたいと思います。『轉法輪』を読んでいるうちに、徐々に下半身の出血が止まり、新たな命と希望を与えてくださったのは、慈愛に満ちた偉大な師です。2002年2月12日のこの日のことは忘れられず、それ以来、薬や注射は一切しませんでした。私の人生は、師によって変えられました。

 7階からの転落事故で生還

 翌年、元気になった私は夫に連れられて遠方で働くことになりました。10年以上、劣悪な環境の工事現場で働いて、団体寮に住んでいました。グループで法を学ぶ環境はありませんでした。しかし、私は師と法を信じていたので、どんなに忙しくても毎晩法を学びました。 限られた条件下でも、建設現場の人たちに法輪功迫害の実態を伝えることができました。独学のため、時間が経つにつれて、だんだんと自分を緩め、精進しなくなっていきました。

 2017年、私が建設現場で働いていたとき事故が起きました。その時、工事中のエレベーターは、電気も柵も設置していませんでした。ある夜、階段に向かって歩いていたときに、誤って階段に近いエレベーターに足を踏み入れてしまい、7階から転落してしまいました。

 私は建設中のビルの7階から落下した時、地下には鉄の棒や木の角材、レンガの山でした。鉄の棒が皮膚に突き刺さり、血が飛び散っているのが見えました。しかし、私の頭はとてもはっきりしていました。幸いにも携帯電話は壊れていなかったので、助けを求めた後、気を失う前に心の中で師父にお願いしました。「師父、私はまだ死ねません。私の使命はまだ終わっていません。もっと多くの人を救いたいのです」

 病院に運ばれると、医師からは「重傷だが、命に別条はない」と言われました。肋骨12本が折れていました。医者は「このような高さ(約22メートル)から落下した人は、死んでいるか障害が残っているはずだ」と言って、驚いていました。生存率は0.1%だったのですが、私は助かりました。「すべては法輪大法と師に守られていたからだ」と心から信じています。

 集中治療室(ICU)にいても、私は非常に明晰な心を持っていました。私は息子に『轉法輪』を読みたいから持ってくるように言いました。夜、7、8人の専門家が私の病室に来たとき、私が本を読んでいるのを見ました。こんなにひどい怪我をしているのに、本が読めることに驚いていました。また、7階から転落したことも信じられないようでした。

 私は彼らに「もし法輪大法の修煉をしていなかったら、私はすでに死んでいたかもしれないのです。中国共産党のプロパガンダに騙されないでください。法輪大法は素晴らしく、100カ国以上の人々が修煉しています」と言いました。私は彼らに法輪功迫害の実態を説明しました。 

 しかし、その時、何人かの友人や親戚が見舞いに来て、事故を乗り切ったことで将来に好運があるようにと褒めてくれました。それを聞いた私は嬉しくなって、常人の言葉を口にしていました。私は徐々に心が乱れ、不適切な考えが生じていました。

 17日目、医師は足の粉砕骨折のために手術が必要だと言いました。手術中に肺の血管が切れてしまい、ICUに戻されて2日2晩、人工呼吸器をつけていました。看護師さんによると、私がいた14番目のベッドはとても運が悪く、このベッドにいた患者さんは全員亡くなってしまったそうです。

 私がICUにいる間、耳元で「法輪大法を諦めろ、死ぬぞ」という声が聞こえました。私は、何があっても法輪大法の修煉を続けるという強い正念を持って、決意を固めました。そして、心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱え続けました。

 2日後、私は普通の病棟に移されました。私はこの試練を乗り越えました。

 私の息子も医師や看護師に法輪大法は素晴らしいものだと言いました。「そうでなければ、母は助からなかったでしょう」と。息子は、まだ法輪大法を修煉したことはありませんが、法輪大法を修煉し始めてから私の病気がすべてなくなったのを目の当たりにして、法輪大法は素晴らしいものだと心から信じています。 

 ガードレールに衝突した車は無傷で脱出 

 私の息子は、自分も法輪大法によって福報を得ていることを信じていると話してくれました。

 2016年のある日、息子の嫁が出産することになりました。息子と夫と私は遠くで仕事をしていたので、早朝の3時に車で帰ることにしました。12時間の運転の後、午後3時頃、息子が寝そうになり、高速道路のサイドレールに車を衝突させてしまいました。その衝突で私は目を覚ました。「何が起きたの?」と聞くと、息子は「何でもないよ」と答えました。

  私達が、ガソリンスタンドで休憩していると、車の前輪のタイヤがパンクしているのが見えました。車を修理してくれた人は「前輪のタイヤが壊れたら大変ですよ。高速道路でいつ事故が起きてもおかしくないからね」と言っていました。息子は、師が守ってくださったと信じていました。家に着くとすぐに息子が嫁を連れて師に頭を下げてお礼を言いました。 翌日、嫁は無事に元気な孫を産みました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/21/410687.html)
 
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