文/史光枢(台湾)
【明慧日本2021年8月24日】台湾で中共ウイルスが蔓延し続ける中、多くの企業が病気の蔓延を阻止するために、政府の要求通りに従業員に交代で働くように求めています。私の職場も例外ではなく、自宅で仕事をするように言われています。
当初、私はこれが良いアイデアだと思っていました。というのも、私の妻は修煉者ではなく、小売業で働いているからです。彼女はさまざまな人と接触しますが、もし彼女が陽性者の1人と密接に接触していたことが判明したら、私も感染の可能性があると分類されてしまうのではないかと心配しました。そうなると、私の仕事やプロジェクトにも影響が出てきます。
政府の中共ウイルス対策に協力するため、外出を控え、外ではマスクをしています。
しかし、家に閉じこもる日が増え、中共ウイルスの感染が一向に収まらない中で、私たちの生活は恐怖に包まれています。ある同修は、同修ではない家族が感染を恐れて、心が不安定になっていると話していました。自分もウイルスに感染したのではないかと心配になったという話も聞きました。
師父は「しかし、今の『中共ウイルス』(武漢肺炎)のような疫病は目的と目標を定めています。中共ウイルスは邪党の党員、中共邪党の支持者を淘汰するためにやってきたのです」[1]と説かれました。
師父は「本当の大法弟子はエネルギーがあり、業力とウイルスを滅することができ、最後の時期に衆生を救い済度するための使者として、人を救い真相を伝えるとき理性的に行動するのです」[1]と説かれました。
私たちは政府に協力し、マスクをしたり、外出を控えたりして、日常社会に適合し、常人に理解されるようにしています。しかし、心の中では、師の教えにあるように、「本当の大法弟子はエネルギーがあり、業力とウイルスを滅することができ…」[1]、正念に満ちていなければなりません。 常人が恐れるのは、常人には未来が見えないのですが、修煉者は明らかに圓満成就への道を進んでおり、常人のように不安になることはないのです。
私はまだ100パーセント師と大法を信じていないことに気づきました。
師父は「真の煉功者としては、高い次元に立って物事を考えなければならず、常人の考え方で物事を考えてはいけません。病気だと思えば、本当に病気を招いてしまうかも知れません。なぜなら、病気だと思った時、あなたの心性は常人と同じ高さになったからです。煉功と本当の修煉の場合、特に先程述べた状態では、病気に至ることはありません。皆さんもご存じのように、本当に病気になった時でも、七分は精神的要素によるもので、三分が病気です」[2]と説かれました。
師父は「煉功者としてあなたがいつも病気のことが頭から離れなければ、それは、求めること、病気を求めることにほかならず、そうなると病気が本当に身体の中に侵入してきます。煉功者としては心性が高くなければなりません。いつも病気ではないかと怯える必要はありません。病気を恐れるのも執着心で、同じように修煉者に面倒なことをもたらします」[2]と説かれました。
エポックタイムスに、陽性者と接触したために自宅で孤立しなければならなくなった少女のレポートが掲載されていました。彼女は怯えてしまい、症状が出始めました。母親がポジティブな態度で理解を示し、彼女が合理的に状況を判断できるようにしたところ、彼女の症状は消えたそうです。師が『轉法輪』で説かれたように「七分は精神的要素によるもので、三分が病気です」[2]
もし私がウイルスに感染することを恐れているなら、私はウイルスを追い求めているのではないでしょうか? 師の教えは、師を助け、法を正す大法弟子として、人々を救うことだけを考え、コロナウイルスに執着すべきではないことを思い出させてくれました。
私の理解に間違いがあれば、どうかご指摘ください。師父、ありがとうございました。修煉者の皆さん、ありがとうございました。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『理性』
[2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し、「比して学び比して修す」のためのものです】