成都市王敬琳さんが連行され 既に3か月間拘禁されている
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 【明慧日本2021年8月29日】成都市法輪功学習者の王敬琳さん、不当に懲役4年の判決を宣告され、5月下旬頃に成都女子刑務所に連行された。刑務所は半月後に家族に連絡したので、家族は面会を求めたが、刑務所は、45日間のトレーニングが必要だという理由で拒否した。

 2019年4月8日、王敬琳さんは家で警官に連行され、王さんの2軒の自宅を不当に家宅捜索され、法輪功創始者の写真や法輪功の書籍及び資料、パソコン、現金(約1000人民元、または金額不明なドル)等を差し押さえられた。王さんは成都市機投鎮で真相資料を配布している時に通報されたという。

 2019年8月30日、王さんの案件が検察庁から「追加調査」のために派出所に戻された。11月中旬に、成都市検察庁が王さんの案件を再び機投鎮派出所に戻した。

 数カ月間、武侯区610と派出所は、王さんの娘と婿に嫌がらせ、尋問、脅迫を行った。王さんの孫が9月に小学校1年生になり、送り迎えをする人がいないので、娘は仕事を辞めざるを得なかった。王さん一家は精神的に衝撃を受け、彼らの仕事や生活にも大きな支障をきたした。

 2020年8月26日、王さんは不当に開廷され、法廷では判決を宣告されなかった。10月23日に懲役4年の判決をくだされた。

 王さんは自分の不当な有罪判決を不服として控訴したが、原審維持の判決を言い渡され、5月下旬に成都女子刑務所に拘禁された。

 明慧ネットによると、2021年1月1日から6月30日まで、四川省各地区の法輪功学習者(以下学習者)は未だに中国共産党(中共)の様々な迫害を受けており、その中の5人の学習者は迫害による死亡が確認され、34人は不当に判決され、207人は連行され、581人は不当に家宅捜索等を含む嫌がらせを受けた。中共に金品を強要れた総額は23万7,430人民元。迫害を受けた学習者の中で最年長は93歳だった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/20/429785.html)
 
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