災厄を司る神との会話 五行異動・各災難が続々現れ(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年9月5日】2020年と2021年、私は何度か災厄を司る神(災難を担当する天の最高の神)を見ました。 

 2020年3月、神は、「今年、数十種類の災難があり、衆生は大きな災難に見舞われます…」と言いました。11月に私は2回も神を見ました。

 2021年5月中旬、私は再び災厄を司る神を見ました。神は「大きな木が根こそぎなくなり、泥や砂が消える」と言いました。その二日後、神は「いろいろな災難が同時に現れ…」と言いました。7月17日、また神を見て、神は「五行(万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる)が異動して変化し、災難が頻繁に起こっている」と言いました。

 毎回、災厄を司る神を見た後で、人類に必ず何か災難が発生します。去年、私は「五行の輪が逆時計回り」、今年は、「五行異動」という言葉を聞きました。では「五行の輪が逆時計回り」と「五行の動き」は他の空間でどのように現れるのでしょうか? それが地球上に対応するとすれば、どのような災難が現れるのでしょうか? 私は天目が見た光景と世間で発生した災難を関連付けてお話します。

 一、五行の輪が逆時計回り

 道家の陰陽五行の説によると、「金・木・水・火・土」という五行は宇宙の万事万物を構成しています。万事万物は五行と対応する属性があります。五行の輪が時計回りの場合、天下太平、気候が順調で、万物が順調です。もし、五行の一部が変化したら、その部分に対応する災難が発生します。

 2020年の夏、私は他の空間で「五行の輪」を見ました。五行の輪は深い緯度の空間に存在し、数え切れない空間を貫通して、三界の全体を貫きます。五行の車輪が力強く反転し、金の輪、木の輪、水の輪、火の輪、土の輪、すべての輪が逆時計回りで、内部の輪と外部の輪の噛み合わせも逆時計回りです。そして光輪が異常なほど激しいのです。

 五行の光輪を説明しましょう。金の輪、木の輪、水の輪、火の輪、土の輪のすべての輪には、自分自身を代表する色の光明があります。その輪は大気にできる光輪と似て、色が異なります。私の直感では五行の光輪がすべて異常で、激しく、不確定性で殺意があり、それが世の中で、未曽有な大災害が発生していることに対応しているのではないかと考えました。

 五行の輪が逆時計回りした光輪を見た後、私はとても不安に感じました。私は功能で歴史を探し、五行の輪が繁栄の時期にどのように機能したのかを見ようと考えました。私は歴史の「貞観の治(じょうがんのち)」(中国の唐の時代、618年 - 907年)の時期にフォーカスし、その時の五行の輪がどのように回転していたのかを知りたかったのです。功能は封鎖された映像を開き、その時の五行の輪が調和して回転しているのが見えました。輪の炎は柔らかく、輪に縁起の良い吉祥が見えました。輪の炎は、如意(にょい)、蟠桃(ぱんとう:仙界の桃)、霊芝(れいし)、麒麟(きりん)、鳳凰(ほうおう)などがありました。その時代の政治はうまくいっており、人の心が安定し、そして、役人や治安、行政体質に不正がなく、社会も人々も平安で、刑務所に受刑者がおらず、太平の世でした。

 逆に末世時期の五行の輪の逆時計回りを見れば、2020年、「庚子年、大災年」という言い方になりました。皆さんもご存知のように、2020年の災難は多くて、疫病、洪水、干ばつ、雹(ひょう)、蝗害(いなご)、ぺスト、台風など、あらゆる災難が発生しました。

 修煉者として、五行の輪の逆時計回りを見て不安な気持ちになりました。すべての存在が不道徳なので、災難がもたらされたことが分かりました。天変地異が起こるのは、神々が命令を受けて、地上に災難をもたらしたに違いありません。座禅の時、ときおり水龍が水を強く噴き出すのが見えますが、これは地上の洪水に対応しています。また時々火龍が現れ、火龍が雲に隠れて尻尾を振っているのは、地上の火災であり、シベリアの火災は火龍が尻尾を振ったことによるものです。火龍の後ろにいる皇帝(龍を管理する神)は天命に従って災難を実行します。

 2020年秋の台風によって行った災難も少なくありません。9月、台風は中国の南の沿海の地域に上陸してから、東北へ進路を変えました。そしてそれは「海神」と名前を付けられ、本当に天機が現れました。私は天目で見ると、台風の後ろに神の集団がおり、海神は一番前にいて隣に「掌冊使君」がいました。掌冊使君は善悪帳(人の善悪を記録する手帳)を持って、後ろに伝迅童子、報災童子、土地神などがついています。海神は台風を操って進んでいました。海神の縮れ曲ったあごひげは立ち上がり、大きな袖が風に舞い上がり、海龍たちが集まりました。農作物が倒れましたが、一部の農作物がまだ残っていました。台風には目があり、神は人の善悪によって、災難を行っています。

 台風は東北に進路を変えた時、東北地域の人々は、「台風は南の方から上陸したのに、なぜ東北へ来たのか?」と訝しがった。しかし、多くの人は分かっています。東北地域は、過去22年間の法輪功の迫害で、最も打撃を受けた地域なのです。多くの大法修煉者は迫害により、身体が不自由になったり、亡くなったり、家庭離散し、妻子と生き別れになったりしています。多くの善良な修煉者は中国共産党(以下、中共)によって臓器を強制収奪され、中共は莫大な利益を得ていました。

 2016年4月、黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者、高一喜さんは、45歳、体は健康で、警察官に強制的に連行されて、11日間が経って、高さんの家族は高さんが「急死した」と聞かされました。家族が署名を拒否したにもかかわらず、次の日に拘置所は高さんを解剖した。高さんの遺体から、大脳、小脳、心臓、左右の肺、肝臓、胆のう、脾臓、左右の腎臓がすべて摘出され、抜け殻だけが残りました。遺体を縫合して美容室に移し、化粧した時に大量の血が流れました。その血の量の多さにショックを受けた家族は、それは人がまだ生きていた時に解剖されたのではないかと疑いました。丹江市の610弁公室の責任者である、朱家濱が追跡調査の電話を受けた時、自ら「臓器を売った」、「金が速く儲けられる」などと話していました。また朱家濱は、高一喜さんを人間扱いしていないと言っていたそうです。

 現在の中国は、世界最大の臓器提供国になりました。人間の正義は中共によって踏み躙られています。しかし、天の正義が許さないのは明確であり、このような邪悪な政権は天罰を受けなければなりません。

 二、五行の異動、あらゆる災害が現れる

 7月17日、災厄を司る神は「五行の異動、あらゆる災害が現れる」と言いました。その後、私は五行の輪の動きは去年とは全然違って乱れ、非常に凶悪だと感じています。

 現在、五行の輪の光輪の動きは異常で、自分の位置を守っておらず、踏み越えて他の位置に飛ぶという現象があり、私は「宮を奪う炎」と称します。外部や内部で構成された光輪すべてが異常で、秩序を失い混乱しています。例えば、火輪の炎は一つの炎を伸ばして、水輪の光輪に差し込んでいます。

 五行の異動は人間に対応する災難が発生することです。天上と人間は対応の形で、昔には「天人感応」と言います。例えば、今年の5月中旬、災厄を司る神は「大きな木が根こそぎ倒れ、土や砂が全部なくなってしまった」、「いろいろな災難が同時に現れ…」と言って、5月下旬に、中国陝西省、雲南省、青海省に地震が発生、浙江省に地すべり、岩石崩落があって、黒竜江省に竜巻が現れました。これは、「大きな木が根こそぎ倒れ、土や砂が全部なくなってしまった」の警告と対応しています。6月に、中国の多くの地域で、雹(ひょう)、地震、土砂崩れ、洪水などが現れました。一部の所では雹は玉子ほどの大きさで、車の窓ガラスを壊しました。

 これらのことについて、詳しくは話したくないのです。なぜなら、すでに高い次元を構成した宇宙の四大(地水火風)はすでに風化しており、旧宇宙の法は解体している過程であり、創世主は今新しい天体を作り直しているのです。私が今見ているのは旧宇宙が解体する前の敗像でしかないのです。退廃し崩れた宇宙は解体に直面していますが、堕落した人類の安全を守ることが出来ますか? 最近の災難を見てみてください。災難が来る、そして早く来るという神の言葉通りです。

 三、冥界の死亡リスト、災難から逃れられない

 7月22日、私は座禅している時、天目で溺れた人の遺体が路上に散らばっているのを見ました。去年、発正念した時、路上に犠牲者が溢れていたのを思い出しました。今年、五行の輪の異動を見ると、いろいろな災難がそろそろ来ると思いました。

 同じ日、発正念の時に、天目で手帳なようのものが降りて来たのを見て、直感でこれは死亡リストだと分かりました。どちらの神がこのリストを持ってきたのだろうか? と思いました。私はこのリストを見ようと考えて見ていました。もちろん、人間の本のように見ることでなく、功能で見ていました。その手帳はとても分厚くて、死亡者の名前が記載されています。家族全員が死亡したのもありました。

 半分ぐらい見た時、このリストに記載された人の数は4,5万人ぐらいだと感じ、ちょっと怖いと思いました。災厄を司る神がまた現れたので、私は「死者数は4,5万ぐらいですか?」と聞くと、災厄を司る神は「そうです」と答えました。私の頭の中に、このリストを作るのに三カ月の時間がかかったという情報が現れました。清明節から、冥界の各係員は忙しすぎて対処できず、ある書記員は疲れてずっと腕を振っていました。手帳の最後の数ページは追加され、数名の名前は取り消し線で削除され、備考の欄に、この人は大法弟子と出会って真相を理解し、邪党の組織から脱退したと記入されていました。消した所にまた他の名前が追加されました。

 また一人の神が現れ、「その死亡リストは移動したようだ、私は探しに行きます」と言いました。私は「死亡リストはなくなっていません、私は不意に見ました。これは偶然ではありません…」と言った。その神はリストを取って私に、「私たちはまた大きなリストを作ります。神界、冥界には暇がありません。あなたが見たのは一部だけです…」と言いました。

 四、「罪の都」、神は災難を按排している

 現在、河南省の水害が非常に深刻です。私は、次は河北省だという気がしました。河南省の災害は人々が避けられない災難で、同時に河北省の鏡となります。

 7月23日、朝、座禅している時、天目で北京の光景を見ました。神界では北京を回っていろいろ按排をしており、北京は災難から逃れられません。北京は神の立場から見ると、「罪の都」と呼ばれています。「罪の都」であれば、必ず罪には理由があります。私は神が挙げた天罪の理由を見ました。

 神が出した罪とは何でしょうか?

 1、大法を誹謗中傷し、修煉者を迫害する。

 2、生体臓器狩り

 3、修煉者に酷刑を実施する。

 4、人々を惑わし、悪事に協力させる。

 5、無神論と進化論を宣伝し、人々の生きる道を切断する。

 6、神の諭を封じ、人々の生きる道を断ち切る。

 7、魔欲を放任し、跡継ぎを切断し、魔域に向かわせる。

 邪悪な中共はすでに中共を信じる人々のために地獄へのチケットを購入しました。神は邪悪がしたい放題、悪事を働くことを許しません。天は中共を滅ぼすことをすでに決めており、神の意思です。邪党に従う人々は、危険に晒されています。

 歴史上、古代の楼蘭国(ろうらんこく:新疆[しんきょう]ウイグル自治区)の滅亡は、楼蘭の人々が正神への信仰に背を向け、外族の邪霊が名声と富を求めて楼蘭国に入り、引き起こされた結果でした。楼蘭は神の守りを失い、人が神の定めた基準に何度も背いた為、楼蘭は滅亡に向かい、黄砂に埋もれました。ポンペイは、神の断罪により、ベスビオ火山を起動させ、地下に埋没させ、滅ぼされました。これらはすべて歴史の教訓です。

 中共は、邪霊、宇宙の悪神、また低い次元の悪霊に支えられて、22年が過ぎました。これらの根底から腐敗した要素を大量に破壊すれば、邪な党の終焉も訪れることでしょう。

 今年、7月20日を節点として、対応するのは22年前の1999年の7月20日に始まった、法輪功修煉者への大規模弾圧からであり、これは因果関係のサイクルなのです。

 7月25日、私は座禅すると、天目で巨大な鉄砲水が噴出しているのを見ました。今年の後半に多くの大災難があります。それらのかわいそうな人々は、中国共産党に長い間、洗脳され、法輪功学習者を敵視し、彼らは中共の話を信じて、邪悪の立場に立っていました、名前がすでに地獄のリストに記載されています。

 五、災難の神が現れ、演じると災難が出現

 7月28日、私は再び災厄を司る神を見ました。その神の隣にもう一人の神がおり、左手に砂盤(黒い木質の盤、上に砂で作った地形)を持ち、右手に筆筒(筆を入れる筒)を持って、その筆筒の中に「五行点災筆」があります。私はこの神が災難を出現させるのだと思いました。砂盤の上で五行の災難を演じると、出現させることが出来るのです。

 地上では、水害、火災、地震、戦争などの災難が来る前に、冥界では死亡リストが作られ、その上に亡くなるべき人の名前が記載されています。今の状況を見れば、天上では災難の発生について、することをすでに行い、この災難をすでにしっかり按排しました。みんなは災難から逃げられません。

 災難を表す神は砂盤を置き、筆を取って災難を演じ始め、周りに多くの神が集まり、この出現を見守っていました。

 災難を表す神は水害筆で砂盤のある所に点をつけると、水が溢れ、まわり一面を氾濫させ、水の中で多くの被害者が亡くなり、逃げ出すと水の鬼神が現れます。

 神はまた火災筆で砂盤のある所に点をつけると、大きな炎が噴出し、火の舌が荒れ狂い、人々が焼かれ、土地を焦がします。

 神はまた木災筆で、砂盤のある所に点をつけ、森が風で破壊され、水浸しになり、火で焼かれ、虫に食べられ、寒さで凍り、様々な災難が現れます。

 神はまた金災筆で、砂盤のある所に点をつけ、そこに金色の兵士の剣が立ち、突然、兵士の下に人が現れ、頭や体の肉を切り、血の色で兵士が染まり、兵士や隊長も惨めに死にます。

 神はまた土災筆で、砂盤のある所に点をつけると、いろいろ災難が現れ、地震、土砂崩れ、地すべり、火山噴火などが出現します。

 五行異常は、世間に対応しています。世の中の人々について、人間自身は一つの小宇宙で、損益があり、大宇宙の五行と対応する関係です。人間の体は、一つの小宇宙の像であり、天体における大宇宙のミクロの象に反映しています。

 五行異常、現在中国に対応している、5行の変化とは、おおよそ以下のようなものです。

 水異常、洪水が来る、人が耐え難い苦しみを受け、水の中の高圧線で死ぬときもある。

 木異常、台風、竜巻で木が根こそぎ倒れたり、洪水で畑や、農地が水没することになる。

 土異常、泥砂が走り、ビルが斜めになって、部屋が倒れ、地震、土砂崩れ、砂塵、堤防崩れ、ダム崩れ、洪水によっての被害者。

 火異常、炸裂が発生、火災が発生(例:最近河南省の工場の爆発事件)。

 金異常、水で町や地下鉄が水没し、車、バスが水に浮かび、金属の車が人を窒息させ、死体が数え切れない。歴史上で、金異常はほぼ戦争と対応しているが、今では電車や車が人を窒息させ、死亡させ、人々は災難から逃れられない。

 董仲舒(とうちゅうじょ)は『春秋繁露・必仁且知』の中で、「災は天の譴す、異は天の威なり」と書いてあります。天災は天罰で、異相は天の怒りです。『漢書・董仲舒伝』には、「国が天道を失う場合、天から災難を降して国君に警告する。もし直さなければ、もっと深刻な災難を降す。それでも直さなければ、この王朝を終わらせる」と書いてあります。ですから、古人は、政治が行った間違いは災難の根本的な原因だと認識していました。悪政治を行うと、天から災難が降りて警告し、地震や土砂崩れ、また洪水などは神の怒りです。

 今の中国には、災難が至る所にあります。中国共産党政府は人を救うことを考えず、自分の安定を維持するため、単純に真相を隠しています。

 五行变、灾异生、民殒命、祸患行。

 訳:五行変、異災を起こし、命を失い、災害が至る所にあります。

 封耳目、绝天听、孤意行、邪政崩。

 訳:情報を封鎖し、天の警告を聞かず、独断専行し、邪党の政府が滅びる。

 六、早く真実を知れば、命が救われる

 去年、私は『災厄を司る神との会話:災難と大法弟子の責任』という文章を書きました。その中に「この天の意志を世の人々に伝える人が必要です。世の人々に、『人間にはまだもっと大きな災難が待ち構えていること、すべての存在が世界の終わりに直面していること』を伝える誰かが必要なのです。あなたたちは神の使者なので、ずっと人々に神の意志を伝え、人々が救われることを望んでいます。しかし、今人類を殺す末世の劫輪(大災難を行なう輪)がすでに発動し、天象がすでに現れ、人類の運命は災難から逃れられません」と書いてあります。

 上の話によって、神はまだ警告を発しておられます。

 大きな災難がそろそろ来ます。五行が異変になって、人が安心して生活することができなくなり、どうやって災難を乗り越えられるのでしょうか?

 災難には「定数(決まった時間、決まった場所、決まった宿命)」がありますが、「変数」もあります。それは、人が大法や修煉者への態度次第なのです。

 7月22日に見た死亡リストの最後の数ページは、抹消された人々の名前が書かれています。その理由として、「この人は大法弟子と出会って、真相を理解し、邪党の組織から脱退した」と記録されています。これは災難の中の「変数」です。これは人が生き残るか淘汰されるかの節点で、その人の一念によって決められます。

 世の人々が中共の邪悪本質をしっかり認識でき、その組織から脱退し、自分の道徳を向上させ、自分の欲望を抑え、天と神を敬い、心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念ずれば、危険から遠く離れ、平安に災難を乗り越えることができるのです。

 大法弟子は、人類が早く真実を見つけ、正しい選択を行い、新しい人生に向かって進まれるよう心から望んでいます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/10/429385.html)
 
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