文/中国の大法弟子 净溪
【明慧日本2022年9月14日】疫病や様々な災難が後を絶たない今の世の中では、命を守ることがとても重要なこととなっています。師父は一人一人の命を大切にし、弟子の向上についていつも心配されています。私たちは、師父が巨大な苦しみに耐えて延ばしてくださった一日一日を大切にしなければなりません。そして、人々が救われるあらゆる機会を大切にしないといけません。
ある日、会社の1階でエレベーターを待っていると、総務部長が急いでエレベーターに向かっているのが見えました。私たちは互いに挨拶をして、みんなと一緒にエレベーターに乗り込みました。
エレベーターの中で総務部長が私にこう言いました。「〇〇さん、昨夜、夢の中で私は命が危機にさらされましたが、誰かが私に、『あなたが私を救ってくれる』と教えてくれました。そしてあなたは私に、『小さな札をあげます』と言ったのです。この夢って、不思議だと思いませんか?」。私は、彼女の話にびっくりすると同時に、日頃彼女に、真相を伝えなかった自分を恥ずかしく思いました。しかし、エレベーターの中に人がいっぱいだったので真相を伝えられず「本当ですか? それじゃ、今度お話しましょう」としか言えませんでした。
彼女は何度も「すごい!」と繰り返した
私は複雑な思いで事務所の席につきました。師父はこの方法で、私に人を救うように教えてくださったのです。普段、同僚とは長い時間付き合っているのですから「真相」は後からゆっくり話せばいいと思ったり、「話す機が熟していない」と思ったり、「もっと相手のことを知ってから話そう」として、いつも先延ばしにしていたのです。しかし、こんな私をみて師父はとても焦って心配されていたのです。
その日の午前、私は仕事の空き時間に総務部長が真相を聞くことを妨げている全ての邪悪の生命を根絶するように発正念し、師父に弟子を加持してくださるようにお願いしました。そして昼休みに、大法のお守りのカードを持って総務部長のところに行きました。 彼女に夢について聞いてみました。すると彼女は、「夢の中で、エレベーターに乗っていましたが、突然高いところから落ちてしまい、とても怖くて危険を感じました。その時、どこからか『早く○○さん(私)を見つけてください! 彼女はあなたを助けてくれることができます』という声がしました」と話しました。 その時、夢の中で私が彼女に、「小さな札」を渡したと言いました。総務部長は身振り手振りで、夢で見た光景を話しました。
彼女の話を聞いた私は、「この夢から、あなたはとても良い人であることがわかります。そのため、危険な時に誰かに救われるための救済策が告げられるのです」と話しました。その後、自分の話を詳しく話しました。 私はまず、「長い間あなたと一緒に仕事をしてきましたが、私の健康状態についてどう思いますか?」と尋ねました。 彼女は「あなたは、肌は白に赤みが差し、とてもいいと思います。あなたと同い年の私の叔母と比べると、叔母はもう白髪で、いつも情緒不安定です」と答えました。私は、「私がかつて末期がん患者であったことをご存知でしたか? 身長167㎝で、体重は40キロしかなく、病院からも治療を断られました」 彼女は、私が嘘をつけない人であることを知っているので、私の顔を不思議そうに見ていました。
私は続けて話しました。「今日、このような状態で皆さんの前に座っていられるのは、私が法輪大法を修煉しているからです!」
「法輪功…ですか?」
「はい、私は2カ月間入院して放射線治療を受けましたが。 腫瘍が大きすぎたため、手術はできませんでした。 その後、健康指標が化学療法の条件を満たさなかったため、病院から一時退院し、指標が条件を満たしたら再度化学療法を行うように言われました(腫瘍は摘出していません)。 退院してから、毎日学法と煉功を続けていたら、体がみるみる回復していきました。 家族は私の回復ぶりを見て、化学療法が体にとても有害であることを知っていたので、化学療法のために病院に行くのをやめることに同意しました。その後は、私は一度も病院に行かず、薬も飲まず、注射もせず、つまりもう何の治療も受けず、ただ法輪功の修煉を続けました。あれからもう10年も経ってます」
私の話を聞いて、彼女は何度も「すごい! すごい!」と繰り返しました。
私は彼女に、「法輪大法は病気を治し、体力を回復させる奇跡的な効果があるだけでなく、道徳を取り戻し、あらゆる面で有益です」と話しました。 また法輪功は病気の治療や体力の回復に奇跡的な効果があるため、わずか数年で全国で数億人が実践していること、そして「天安門焼身事件」は民衆を騙すための嘘であり、冤罪事件であることも伝えました。また私は彼女の年齢と理解度に応じて、悪の中国共産党が国や国民に与えた悪事や、無神論がもたらした多くの社会問題についても話しました。その後、自分の身の安全を守るために、「三退」(中国共産党の三つの組織である、共産党、青年団、少先隊からの脱退)の話をしました。 彼女はとても受け入れやすく、それまで参加していた共産党、青年団、少先隊から脱退することに同意しました。 私は、「実は、あなたの夢に出てきた『小さな札』は、大法の師父が私に啓示してあなたに与える『お守り』なのです」と話しました。 そして「お守り」を取り出して彼女に渡しました。「危険が迫った時、心から『法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』と唱えれば、不幸を幸運に変えることができます」と伝えました。彼女は「お守り」を手に取ると、何度も何度も首をかしげながら眺めていました。
彼女の遠い親戚も、法輪功を修煉していましたが、1999年7月20日以降、彼らは迫害されるようになったと言いました。 家族は、その親戚から法輪功の資料をもらって読んだ後、どこかに保管していると言いました。また彼女の高校時代の先生の一人も法輪功を修煉しており、迫害を受けて退職に追い込まれたとも話しました。 彼女は、法輪功学習者たちは皆とても良い人たちだと言い、私に何度も「身の安全に注意してくださいね」と言いました。
その後私は彼女に、大法の資料やカレンダーをあげましたが、彼女はこれらのものをとても大切にしました。
信じると信じないとの差
ある日、総務部長は新型コロナにかかり、隔離されたと聞いた私は、すぐに彼女に電話して状況を聞きました。私は「心配せず、無理をせずに心をリラックスさせ、この前私が話したことを思い出せば、きっと大丈夫です」と伝えました。
すると彼女は「私は全部覚えています。全然心配していません 」と言いました。
隔離期間が終り検査を受けた彼女は、何の問題もなかったのですぐに職場に復帰しました。
また総務部長の姑はまだ50代ですが、以前から体調が悪く、病院で検査を受けたところ、子宮に腫瘍があると診断されました。この話を聞いた私は総務部長に、「绝处逢生」(「九死に一生」物語、法輪功学習者たちが書いた修煉体験談)などの資料を渡し、姑に持って行ってもらい、「法輪大法は素晴らしい。真、善、忍は素晴らしい」と暗唱するように伝えました。しかし数日後、総務部長は、姑自身も医者であり、中国共産党による法輪功に対する誤った宣伝のため、大法が病気をなくし体力をつけるという奇跡的な効果の話を信じてくれないと言いました。
その後、姑は手術のために病院に行き、 60万元(約1200万円)以上の費用がかかりましたが命を救うことはできませんでした。
総務部長は、「こんなに素晴らしい方法で、痛みもなく費用もかからないのに、どうして彼女は信じてくれなかったのでしょうか」と悔みました。
「私は人を地獄に突き落としません」
その後、総務部長は会社の共産党の党務の仕事を担当することになりました。私は、この仕事には冷静な判断が必要だと伝えました。 今、世界は悪党の正体を見破ったので、誰も悪党に加わろうとしません。 しかし、会社は毎年新しい党員の受け入れを完了させるという目標が与えられています。 私は総務部長に「絶対に人に入党を説得してはいけません! それは人を地獄に突き落とすことになります」と話しました。すると彼女は「私は知っています。人と自分に有害なことはしません!」と答えました。
修煉の道での弟子の一歩一歩の向上は、師の保護と加持なしには達成できません。 師父は私たちに真相を伝え、人々を救うように仰っていますが、本当に人々を救うのは師父です。 弟子たちはただ口と足を動かすだけで、師父は弟子たちに威徳を授けてくださっているのです。
師父への感謝は言葉では言い表せません。 ただ、師父の言葉に耳を傾け、自分の修煉に励み、より多くの人を救い、歴史的使命を果たして、師父の恩に応えるしかほかにないと思っています。
師父に感謝いたします!
もし法に則っていないところがありましたら、同修のみなさんの慈悲なるご指摘をよろしくお願いします。